初期臨床研修医 佐藤 義泰 先生

出身地と出身大学を教えてください。

出身地は東京都で、出身大学は筑波大学です。

 

 

現在目指している診療科について教えてください。

大学入学時から小児科を志望しておりましたが、学生実習や国家試験の勉強をするうちに脳神経外科を志望するようになりました。顕微鏡手術に興味があるので、脳動脈瘤に対するクリッピング術などを行いたいです。また顕微鏡手術を行う形成外科や眼科にも興味があります。

 

研修先に水戸済生会総合病院を選んだ理由は?

大学時代の先輩が勤めていて話をよく聞かせていただいていました。そのため自然と見学に行きたいと思うようになり、見学した際の研修医の働いている姿を拝見し、自分もここで研修し成長したいと思いました。また研修医が多くの手技を経験させていただけると聞いていたので、そこも魅力のひとつでした。

研修生活についての感想を教えてください。

水戸済生会での研修生活は、とてもバランスの良い研修生活だと思います。研修医講義や外病院の先生をお招きしてのカンファレンスをはじめ、日々の診療科での研修中に先生方から教わることがたくさんあり、教育していただく機会はたくさんあります。また日によりますが概ね勤務時間が長すぎるということはないため、自分で教科書などを読む時間も確保できます。また月5回程度の夜間や休日の救急外来での業務は、研修医にとって知識をアウトプットする最大の場だと思います。講義やカンファレンスで知識をインプットし、救急外来や病棟で知識をアウトプットする、このバランスが非常によく、日々成長を実感できる研修だと思います。

 

指導医の先生や研修医同士など、院内の雰囲気はどうでしょうか。感想を教えてください。

指導医の先生方は非常に優しく、教育的な方が多い印象です。研修中の科以外の先生にも質問しやすい雰囲気があります。コメディカルの方も優しい方が多く、いつも助けて頂いています。研修医同士は非常に仲が良く、研修医室で過ごす時間は、院内での貴重な癒しの時間だと思っています。しかし仲が良いだけではなく、お互いに日々病棟や当直で経験したことを共有し、自分だったらどうしたか、次同じ場面に遭遇したらどうするべきかなど議論し、実力を高めあっています。研修医室で話したことが業務に役立つことは多く、この仲間たちと研修することが自分にとって大きな刺激となっています。

 

 

現在の1日の流れを教えてください。

現在は泌尿器科での研修をしています。朝8:30から上級医とともに病棟の患者さんのカンファレンスを行い、その後回診をします。回診後は病棟で必要な処方やオーダーを行い、手術日であれば手術に参加します。午後は生検や透視下での処置を行います。一日の処置や手術が終わったあと、16:45分頃から夕回診をします。夕回診後は当直業務などがなければ、帰宅できます。

休日はどのように過ごしていますか?

休日は目覚ましをかけずに寝ています。起きてからは、ドライブが好きなため県内を車でうろうろしています。このご時世なのであまり遠出はできませんが、落ち着いたら県外にも行ければと思っています。

 

 

 

将来もっとも従事したい診療科を選択した理由はなんですか?

学生時代に実習した脳神経外科で、慢性硬膜下血腫の手術を主体的にやらせていただいたことがきっかけでした。そこから脳神経外科に興味を持ち、もともと手先を使った細かい作業が好きだったため、自分も顕微鏡手術をしてみたいと思うようになりました。

 

今後のキャリアプランや目標を教えてください

私が検討している診療科はマイナー外科のため、大学病院の医局に属し専門の道に進むことになります。最終的には、研究というよりは市中病院で臨床に携わっていきたいと考えています。

これから当院で研修を考えている方々へのメッセージをお願いします。

当院での研修は非常にバランスが良いです。知識を得る場面や経験させていただける手技が多く、研修医として大きく成長する環境が整っています。ぜひ当院に1度足を運び、雰囲気を感じてみてください。きっと気に入っていただけると思います。