消化器外科・連携施設専門プログラム

消化器外科
専攻医を目指す方へ

外科専門研修について

当院は日本専門医機構の筑波大学おおび新潟大学外科コースの連携施設として外科の専門研修を行っています。
現在スタッフ4名、専攻医2名、初期研修医1―3名の体制で診療に当たっています。

手術件数

2020年度(消化器疾患のみ)の手術内訳になります。 ※( )内は腹腔鏡下手術

  • 胃切除 33(12)
  • 胃全摘 6(0)
  • 結腸切除 55(39)
  • 直腸切除 29(20)
  • 肝切除 4(0)
  • 膵頭十二指腸切除術 4(0)
  • 胆嚢摘出術 73(69)
  • 総胆管切石術 3(1)
  • 虫垂切除術 35(26)
  • 鼡径・大腿ヘルニア 68(8)
  • 腹壁瘢痕ヘルニア 3(2)

検査

外科が担当している検査はありません。
個人の希望で上部・下部内視鏡検査の研修は可能です。

経験できる疾患

全領域の消化器癌、消化器良性疾患(消化管穿孔、胆石胆嚢炎、虫垂炎など)、ヘルニア疾患。

経験できる手技

末梢・中心静脈確保、中心静脈埋め込みポート挿入術、動脈ライン確保、気管切開、胸水穿刺およびドレナージ、腹水穿刺およびドレナージ。

経験できる手術

開腹および腹腔鏡下胃切除術、胃全摘術、開腹および腹腔鏡下結腸・直腸切除術、胆嚢摘出術、総胆管切開切石術、虫垂切除術、ヘルニア根治術(腹腔鏡下も含めて)、穿孔や絞扼性腸閉塞などの緊急手術、その他技量に応じて膵頭十二指腸切除術、肝切除術。

指導責任者丸山常彦から
研修医へのメッセージ

後期研修医に手術執刀件数を十分に与えることが重要と考え、原則として後期研修医が執刀しています。腹腔鏡下手術も胆嚢、虫垂切除術を経て、大腸および胃切除術も後期研修医が執刀できるように指導しています。技術修得度に合わせて、膵頭十二指腸切除術、肝切除術の執刀も可能です。また、筑波大学消化器外科では女性が働きやすい環境を目指しており、女性が経験するさまざまなライフステージにも個人の希望に添った形で柔軟に対応しています。当科も女性外科医が活躍できるように積極的にサポートしています。

学会認定施設

日本外科学会外科専門医制度修練施設

日本消化器外科学会専門医修練施設

日本がん治療認定医機構認定研修施設

その他以下の学会の認定施設

日本消化器病学会

日本消化器内視鏡学会

日本肝臓学会

日本大腸肛門病学会

日本消化管学会

日本腹部救急医学会

日本臨床栄養代謝学会

日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会