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水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
水戸済生会の院外講師(3)
水戸済生会の院外講師の先生を紹介してきましたが、今回で最後になります。
山中克郎先生(総合内科)
総合内科で多くの著書のある先生で、ご存知の方も多いと思います。福島県立医大会津医療センターの総合内科の教授としてご活躍していましたが、現在は長野県の諏訪中央病院に戻られています。当院とは2018年からのお付き合いで、コロナになってからは年2回ほどのZoomでのレクチャーをお願いしていましたが、昨年度からふたたび水戸にお越しいただくようになりました。
優しい語り口で鑑別診断を進めていくのは見事ですし、クイズ形式のレクチャーは記憶に残りやすいので好評です。今年度も10月と2月にお越しいただく予定です。
山中克郎先生
佐島和晃先生(神経内科)
脳神経内科に常勤医が赴任する前から、神経内科領域をレベルアップするために月1回のペースでお越しいただいている先生で、現在は国立精神・神経医療研究センターに所属されています。神経内科はもちろん、総合内科的な立ち位置で教えてくれます。朝から一緒に総合内科の回診して、昼過ぎからパーキンソンや認知症など神経内科領域のレクチャーをしていただいています。
佐島先生
田口詩路麻先生(皮膚科)
お隣の水戸協同病院の皮膚科部長ですが、年に3回ほど当院にお越しいただいています。ケアネットなど色々なところに出演している有名な先生ですが、研修医がベッドサイドで遭遇する悩みを解決してくれる分かりやすいレクチャーと、手の込んだスライドで時間があっという間に過ぎてしまいます。研修医の出席率も非常に高いのが何よりの証拠です。
田口先生
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆レジナビフェア2025東京でお会いしましょう!
明日6月29日(日)に開催されるレジナビ東京に出展します。
当日は初期研修プログラムと内科専門研修プログラムについて、
当院の研修医と専攻医があなたの質問に直接お答えします!
研修医がどん毎日を送っているのか? あなたの目で確かめてみてください!
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水戸済生会の院外講師(2)
前回に引き続き、水戸済生会の院外講師の先生を紹介します。
舩越拓先生(救急集中治療)
東京ベイ・浦安市川医療センターの救命救急センターでセンター長をしている先生です。数多くの著書があり、救急集中治療や医療コミュニケーション、医学教育など持ちネタが非常に豊富な先生です。それに加えて東京ベイではIVRもやっており、編集長とはIVRの兄弟子と弟弟子という関係からいろいろお願いしています。
すごく分かりやすい内容で、あなたのERでの悩みを解消してくれること間違いありません。ものすごくお忙しいのですが、不定期ながら年3,4回のZoomレクチャーをお願いしています。ただ、忙しすぎて、次回は8月の予定のはずですが、まだ決まっていません・・・・。
(もし、あなたもレクチャーに参加したいなら、問い合わせフォームからご連絡ください)
舩越先生のレクチャーの一コマ
井上純人先生(呼吸器内科)
2021年からレクチャーをお願いしている呼吸器内科の先生です。実は編集長の大学の同級生なので、Zoomでのレクチャーをお願いしたところ快諾してくれたのがきっかけです。
山形大学の呼吸器内科のトップで、大学では何度もベストティーチャー賞をもらって殿堂入りを果たしており、山形大学医学部で井上先生のことを知らない医学生や研修医はいません。
胸部レントゲンの読み方とかCOPDや喘息、吸入薬の指導など、どの診療科に進むとしても役立つ内容を分かりやすくレクチャーしてくれます。昨年度は水戸にお越しいただき、リアルで吸入指導を伝授してもらいました。今年度の日程はまだ調整していませんが、もしあなたがレクチャーを覗いてみたいなら問い合わせフォームからご連絡ください♪
井上先生のリアルレクチャー
(編集長)
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水戸済生会の院外講師(1)
水戸済生会総合病院は3次救急を担っているため脳外科や心臓血管外科、そしていくつもの診療科が関わる多発外傷など幅広い症例が搬送されてきます。また、産科の3次救急ともいえる総合周産期母子医療センターもあるので、多彩な症例をたくさん経験できます。
しかし、大学病院とは異なる地方の市中病院ですので、すべての診療科がそろっている訳ではありません。また、忙しい臨床の中で初期研修医や専攻医の指導をしていますが、必ずしも充分な時間が取れているわけでもありません。指導医によって症例の偏りがでることもあります。
そこで、当院の手薄なところをカバーするために、院外講師を招聘して初期研修医に勉強する機会を確保しています。今回はそんな院外講師の先生らを紹介します。
徳田安春先生(総合内科)
総合内科で有名な徳田先生は、NHKのドクターGに出演していたり、多くの著書や講師としてご存知の方も多いと思います。徳田先生がお隣の水戸協同病院に赴任された2009年からのお付き合いです。新型コロナの影響で中断していましたが、今年から再開した水戸医学生セミナーも徳田先生と一緒に企画したのもです。
現在は群星沖縄臨床研修センターのセンター長として、沖縄を中心に全国で活躍されています。今でも茨城県の企画で年に2回は当院にもお越しいただいています。
徳田先生のカンファから
(2025年5月)
松永直久先生(感染症)
感染症のレクチャーを始めて今年で17年目になります。現在は帝京大学医学部付属病院の感染制御部で病院教授としてご活躍中です。非常にわかりやすく、臨床に即した話はとても好評で、どの診療科に進んだとしても絶対に役立つことばかりで、臨床での経験が長くなるほどありがたみの分かるレクチャーだと思います。実際のところ毎年J2からは「いろいろ経験したり、悩んだので、先生のレクチャーが昨年よりもよく理解できました」といったコメントがあります。
松永先生の「感染症診療の基本」を学んでから、水戸済生会の総合内科で学んだことを実践するので、あなたも基本をしっかり身につけることができるはずです。
松永先生の定番講義
(編集長)
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PSA(前立腺特異抗原)が高値でした!
70歳台の男性が発熱を主訴に入院しました。エコーで前立腺肥大と多量の残尿を認め、尿所見と合わせて尿路感染症と診断しました。尿道カテーテルを挿入して抗菌薬の点滴を開始し、さらにあなたは前立腺がんの合併があるかもしれないと思って、採血の際にPSA(前立腺特異抗原)も追加しました。順調に解熱が得られたのですが、数日後に戻ってきたPSAの結果を見ると、ナント38ng/mlと今まであなたが見た中で一番の高値でした。
慌てて泌尿器科の先生のところに「PSAが高値でした!」と相談に行ったのですが、「どうせ○○〇だから、あてにならないよ」と言われて終了でした。いったに何があったのでしょうか?
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PSAは前立腺がんの際に上昇する腫瘍マーカーですが、ご存じの通り前立腺肥大でも上昇します。でも、実はこれ以外に下記のような状況でもPSAが上昇することが知られています。
・前立腺炎:急性・慢性を問わず、炎症があるとPSAが高くなることがあります。
・尿路感染症:感染が前立腺に波及すると、これも一時的な上昇要因になります。
このほかにも
・尿道カテーテルの挿入や膀胱鏡検査
・自転車やバイクの長時間運転
・射精や前立腺マッサージ
・放射線治療後に一時的にPSAが上昇するバウンス現象(再発と区別が難しくなる)
つまり、PSA値の変動は必ずしも「がんの進行」ではなく、一時的な刺激や良性の変化によることも多いため、1回の数値だけで判断せず、経過観察や追加検査が重要になります。
冒頭の症例は、尿路感染症や尿道カテーテル挿入といったことが影響してPSAが高値になったと考えられます。尿路感染症がしっかり落ち着いてから、もう一度測定してみるのが大事になります。
(編集長)
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◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?
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病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、
下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
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心停止時の鑑別は?・・・6H6T
募集していた「第24回水戸医学生セミナー」ですが、おかけ様で定員に達しましたので、お申し込みを締め切らせていただきました。ご応募いただき有難うございました。この2日間が有意義な時間になるよう準備を進めてまいりますので、セミナーまで少々お待ちください!
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さて、今回は医学生セミナーでも扱う内容の復習です。
ある夜にあなたがERをやっていたところ、救急要請が飛び込んできました。
「50歳台の男性のCPA(心肺停止)症例です。自宅で胸痛を訴えたあとに突然意識を失いました。」
10分かからないうちに救急車は病院に到着しました。救急隊員が車内で点滴ルートを確保してくれて、胸骨圧迫を続けいていますが、まだ自己心拍は再開していません。あなたもERの看護師さんらとともに、手際よく胸骨圧迫を代ったり、薬剤投与を行います。
でも、この時にあなたには、もう一つやらなければいけないことがあります。
それは何でしょう?
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それはCPAの原因を探ることです。なぜCPAに至ったのか、その原因がわからなければ同じことを繰り返してしまい、せっかくROSC(自己心拍再開)しても、その心拍をつなぎ留めておくことができなくなってしまいます。
蘇生と同時に、蘇生する先の「なぜ」を探る必要があります。その鑑別が「6H6T」です(5H5Tと言われることもあります)。
6H6Tとは、
Hypovolemia(循環血液量減少)
Hypoxia(低酸素)
Hydrogen ion(アシドーシス)
Hypo/Hyperkalemia(カリウム異常)
Hypoglycemia(低血糖)
Hypothermia(低体温)
Tamponade(心タンポナーデ)
Toxins(毒)
Tension pneumothorax(緊張性気胸)
Thrombosis coronary(冠動脈疾患)
Thrombosis pulmonary(肺動脈血栓)
Trauma(外傷)
この鑑別を常に頭の中に入れ、心肺蘇生法を行いながら、採血、レントゲン、エコーを隙間を縫いつつ行っていきます。蘇生の先を見据えて行動することで、救命~社会復帰を手繰り寄せることができるのです。
なお、冒頭の症例はROSC後に冠動脈造影を行い、左冠動脈主幹部の閉塞を認めて急性心筋梗塞と診断されました。PCIとECMO+Impella管理で改善し、無事退院して社会復帰できました。
(編集長)
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【本日から申し込み開始】令和8年度採用初期研修医の採用について
5月下旬に来春採用の募集要項を採用サイトにアップしましたが、本日より応募フォームからの受付を開始します。
昨年同様に面接とエッセイで選考を行いますが、面接は直接面接とWeb面接を併用して行います。直接面接は2回開催しますが、それぞれ8名までとし、直接面接が定員に達した場合はWeb面接になりますのでご了承ください。
また、Web面接では日程調整が必要となりますので、できるだけ早めにお申し込みください。もちろん、いずれの方法を選択しても選考基準に違いはありません。
水戸済生会ではWebのみで申し込みが完結するので、印刷や郵送が不要です。ただし、申し込みの際にエッセイを提出いただきますので、準備をお願いします。
エッセイにした意図としては小論文のような形式にあまりとらわれずに、ご自分の経験や考えなどをまとめてください。また、昨年と比べて締め切りを若干前倒ししていますのでご注意ください。
あなたの応募をお待ちしています!
(編集長)
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【開催報告】第38回茨城県央レジデントセミナー
6月12日に38回目となる県央レジデントセミナーを当院で開催しました。
このセミナーは水戸地区の4つの研修病院(水戸済生会総合病院、水戸協同病院、ひたちなか総合
病院、水戸医療センター)の研修医が集まって、研修医同士の勉強や交流を目的に年に2回のペースで
開催しているものです。今回は水戸済生会総合病院を会場にハイブリッド開催としましたが、4つの病院から、なんと総勢56名の方が会場に足を運んでくれました。
鑑別疾患を必死に考え中
前半の「鑑別診断道場」のパートでは、水戸医療センターとひたちなか総合病院からの症例提示があり、後半のレジデントセミナーのパートでは、水戸済生会総合病院のリウマチ膠原病内科の村田先生から「研修医が知っておきたいリウマチ関連薬」というタイトルで講演していただきました。
講演中の村田先生
ちなみに、水戸医療センターの症例からは肝障害を見た時の鑑別の進め方を、ひたちなか総合病院の症例からは浮腫の鑑別の進め方と忘れてはならないTipsを教えてもらいました。村田先生からは、リウマチの症例に即しながら、休薬するのか?継続が良いのか?といった内容を分かりやすく教えてもらい、今までスルーしていたリウマチ薬の扱いをみなおすことができそうです。
研修医目線で、普段の診療のレベルアップを目指す県央レジデントセミナーは今後も続きます。次回は今年12月にひたちなか総合病院を会場に開催予定ですので、興味のある方はご連絡ください♪
(編集長)
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【御礼】レジナビにご参加有難うございました!
先週になりますが”レジナビFairオンライン2025 西日本Week”に水戸済生会も参加しました。
昨年もこの西日本Weekに参加したのですが、昨年のなんと約2倍となる49名の医学生にご覧いただきました。どうも有難うございました!
いつも通り前半は編集長が病院説明、後半はJ2の太田先生とJ1の小沼先生が加わっての質疑応答でした。二人とも参加者からの質問に率直に回答していて、ご覧になった方には当院の雰囲気がよく伝わったのではないかと思います。すでにレジナビのサイトに動画がアップされていますので、ぜひご覧ください!
さらに、6月29日に東京ビックサイトで開催予定のレジナビに今年も出展します。初期研修プログラムに加えて専門研修プログラムの情報もご提供できます。あなたの突っ込んだ質問にもお答えしますので、ぜひ水戸済生会のブースにお越しください♪
話題は変わりますが、第24回水戸医学生セミナーの募集を開始しています。募集開始からまだ日が浅いのですが、多くの方にお申込みいただいています。残り少なくなってきましたので、参加を検討中のあなたは、すぐにお申し込みください!
(編集長)
今回はこの二人♪
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【本日より受付開始】第24回水戸医学生セミナー
お待たせしました!
先週からご案内していた第24回水戸医学生セミナーの募集を本日から開始します。
水戸医学生セミナーとは水戸済生会総合病院とお隣の水戸協同病院との共催で、2010年から新型コロナ流行前の2020年までの10年間に計20回を開催した医学生向けのイベントです。全国から医学生がのべ160名以上参加してくれ、セミナーに参加した医学生が当院や水戸協同病院の初期研修医となってくれた人も多くいました。
この水戸医学生セミナーを今年3月に水戸済生会の単独開催で復活したのですが、我々の心配をよそに、応募開始から1週間もたたずに定員に達してしまいました。
セミナー終了後のアンケートでは、参加者から
・学校の授業だけでは得られなかった生きた知識を知ることができました。講義+趣味レーションのサイクルは学んだことを刻み込みやすく、翌日のメディカルラリーでも生かすことができました。
・実際の救急現場を想定した雰囲気を感じられたとともに、アウトプットを重ねないとなかなか主導して動けないという経験ができたこと自体がとても良かったです。
・次回も挑戦します!
など嬉しいコメントをいただき、復活の手ごたえを感じて、今回は下記の日程で水戸済生会と水戸協同の共催で行うことにしました。
今回の水戸医学生セミナーでは「内科と救急のエッセンスを体験しよう」をテーマに水戸済生会ではJATECなどの外傷対応を含めたメディカルラリーを、水戸協同では鑑別診断とベッドサイドでのフィジカルアセスメントを扱います。
大学では扱わない内容ですので、ぜひ挑戦してみてください!あなたの参加をお待ちしています!
【開催概要】
日時: 2025年7月12日(土)~13日(日) 1泊2日
*2日目は14時頃に終了予定です。
場所:水戸済生会総合病院、水戸協同病院 (宿泊は当方で準備します)
対象:全国の 医学部 4、5、6年生 計12名
費用:参加費、宿泊費は無料ですが、病院までの交通費はご負担ください。
主催:水戸済生会総合病院、水戸協同病院
お申込みは、下記の申し込みフォームに必要事項を入力のうえ送信してください。
定員になり次第締め切りとさせていただきますので、今すぐお申込みください!
<申込時の注意点>
・上記フォームに必要事項をご記入いただき、内容をご確認のうえ、「送信する」ボタンを押してください。送信いただくと、入力したメールアドレスに自動返信メールが届きます。追って、担当者よりご連絡差し上げます。
・上記フォームよりお申込みいただくと、専用のマイページが作成されます。今後のご連絡ややり取りはマイページにて行います。以前にフォームを送信済みの方はマイページからご連絡ください。
・自動返信メールにはログインに必要なIDとパスワードが記載されておりますので、必ずマイページへログインが出来るかご確認をお願いします。
(編集長)
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頭が真っ白になりました・・・
「冷静に考えればそんなに難しいことじゃないのに、あの場でいろいろ言われると頭が真っ白になる・・・・。できなかったことは悔しいけど学生のうちに「知っているのとできるのは違う」ってことに気が付けたのは大きな収穫でした。」
これは以前に開催した水戸医学生セミナーでのメディカルラリーを終えた直後の参加者の言葉です。ラリー中に、この医学生が何をしていいのか分からず立ち尽くしていたので、終了後にスタッフが「どうでした?」と尋ねたらこの言葉が返ってきたそうです。
水戸医学生セミナーでのメディカルラリーは、医学生と研修医の4,5名が1チームとなって、約20分間のステージ中にスタッフが演じる患者のトリアージ、診断、処置を行い、その点数を競うものです。スタッフは臨調感あふれる演技で、参加者を戸惑わせます。冒頭の医学生は、外傷患者を評価して、それに続けて現場での処置をしようとしていたのですが、別の傷病者役のスタッフから「はやく何とかしてくれ!」と大声で言われてしまったことで頭が真っ白になったのです。
あなたが知識としては知っている、理解していることでも、実際にやってみると出来ないことは多くあります。「そんなに難しいことじゃないのに・・・、」と、「できない自分」と今のうちに対峙しておくことは、これからの臨床の現場に出ていくあなたにとって間違いなく貴重な経験になります。
そんなメディカルラリーを体験できる水戸医学生セミナーを7月に開催します。現在申し込みの準備中で、もう少しでご案内できます。来週のこのブログのチェックをお願いします!
(編集長)
第23回水戸医学生セミナーでの一コマ
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