臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
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約2年ぶりです♪ 周産期センターから

2021.04.29
カテゴリー: 周産期センター

大変長らくお待たせしました。最終更新から気がつけば2年以上過ぎてしまいましたが、チームさんば、健在です。

 

新型コロナウイルス感染症の流行のせいで、人生で一番大切な誕生の瞬間に、現在は夫立ち会いができません。里帰りしてきてくださった妊婦さんには自宅待機を2週間お願いしています。当初、都会からのコロナ流入が無いように,,,と思っての対応でしたが、県内もとより水戸市でも患者さんが出てしまっているので日々感染予防に努めながら妊産婦さんが心細くならないよう、助産師と力を合わせて盛り立てています。

 

さて、チームさんばですが今年度になってスタッフが代わりました。現在、男性医師3名、女性医師7名で働いております。(女子率が高くなりました。)産婦人科専門医が7名、後期研修医3名なので後期研修医は手術に分娩に経験値高めるために症例の取り合い、、、かと思いきや、すでに概ね研修の終わっている後期研修医なので当院での特色である周産期医療の研修に励んでいただいております。当院での夜間、休日の緊急CSも経験していただき、即戦力としてチームを支えてくれております。

 

 

新しい風が入ってきたところですが、寂しいことに長らく外来を担当してくださっていた非常勤のM先生が異動となってしまいました。婦人科外来を担当していただいていたので90代前後のご婦人が外来で落胆されておりました。先生に会うのを楽しみにしていたのに、と。高齢であると、良性疾患であれば経過観察も終了して良いのでは?と考えてしまいがちですが、こういう方々は病院で医師と会話をすることが生きがいで、半年ごとの受診であっても受診という一大イベントを目標に生活しているところがあります。異動の多い若い医師には想定しにくい状況ですが外来で長期に関わると年に数回出会うだけであってもその方の人生にかかわっていることを痛感させられます。今回M先生の異動で、ご婦人方のM先生ロスを埋められるようチームで頑張っていくことが大切だと思いました。

 

産科メインで、どちらかというと若い患者様と対応することの多い病院ではありますが、婦人科良性疾患で様々な年代のご婦人と対峙します。それぞれの年代に沿った対応を心がけ、女性であればどんな相談にも乗れる産婦人科医になれるよう、その育成機関として成熟していかなければならないなあと感じた新年度の始まりでした。

 

頑張ってブログ継続させていきますので今後ともよろしくお願いします。

 

(チームさんば)

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そろそろ1か月です

2021.04.27
カテゴリー: 初期研修

J1のあなたが病棟にデビューして、そろそろ1か月がたちます。恐らく、あっという間だったと思います。学生時代と大きく環境が変わって、目の前のことを覚えるのが精いっぱいで、ろくに昼食もとれなかったかもしれません。1か月近くたつと、ようやく昼食を食べるタイミングとか、それこそトイレに行くタイミングが分かってきたのではないでしょうか?

 

編集長の研修医時代を思い返すと、最初の1か月間は、たしかコンサルテーションの書き方がまずくて、チーフレジデントに怒られたことがぼんやり残っていますが、それ以外はまったくと言っていいほど記憶がありません・・・。

 

研修医の労働環境は非常にストレスフルであることは、過去の調査や研究でも明らかになっていますが、そんなストレスフルな状況の時だからこそ、体調管理をしていきましょう。以下の3つのポイントは、月並みですが実際にやれていないことが多いことばかりですよ。

 

・朝食をしっかり食べる

 当直明けでも、何か食べないと力も出ないし、頭も回りません。タイミングによっては昼食が摂れるとは限りません。しっかり食べましょう。

 

・睡眠時間をしっかりとる

 医学部を卒業したあなたにとって、睡眠時間を削って勉強することはそれほど苦痛ではないかもしれません。人より多く勉強するにはそれくらいのことは大丈夫と思っていたでしょう。でも、いくら若いあなたでも睡眠不足だと間違いなくパフォーマンスが落ちます。ミスにつながり、患者さんや看護師さんに迷惑がかかる事態になります。当直の時はやむを得ませんが、それ以外の日は睡眠時間をしっかり確保しましょう。

 

・体を動かす

 まだまだペースがつかめないということは、常に緊張して張り詰めたままということです。ほんの15分でも20分でもいいので、体を動かす時間を週に何度か確保しましょう。運動することで仕事の緊張がほぐれます。時間の使い方もうまくなります。

 

あなたのような真面目な研修医は、あれもこれもやらないと!と思いがちですが、それと同じくらい体調管理に気を配る必要があります。まだ始まったばかりです。焦らずにいきましょう。

(編集長)

緊張しながらのER当直

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今年度も始まりました!・・・感染症 松永先生のZoomレクチャー

2021.04.24
カテゴリー: 初期研修

4月22日に本年度1回目の松永先生のZoomレクチャーを開催しました。新型コロナの影響で、昨年度同様にZoom開催となりました。

 

松永先生の感染症レクチャーのことはこのブログでは何度も紹介していますが、今年で13年目となる、当院のコアなレクチャーの一つです。

 

松永先生は帝京大学医学部付属病院の感染制御部の准教授です。東大医学部を卒業後に在沖縄米国海軍病院インターン、東大医学部附属病院内科研修医、そして茨城県立中央病院内科研修医を経て、2002年から米国コロンビア大学関連病院St.Luke’s-Roosevelt Hospital Center内科レジデント、2005年からUCLA関連フェローシッププログラム感染症科臨床フェローを修了されています。帰国後は東京医科大学病院感染制御部を経て、2010年から現職を務めています。当院には平成21年から感染症カンファや院内講演会などでお越しいただいており、現在は年5回の研修医向けの感染症レクチャーをお願いしています。

 

年度初めのテーマは、例年通り「感染症診療の基本」ですが、さらに「新型コロナウイルス感染症」についても話していただきました。

 

感染症診療の基本は非常に重要な内容なので、このブログのオープン当初からネタとして何度も紹介してきましたが、今後も復習もかねて紹介していきます。

 

新型コロナについては、現在の流行状況や予防策、症状、治療など全体をレビューしていただき、研修医たちの断片的だった知識がすっきり整理されたようです。

 

今回のZoomには外部の医学生や当院で実習中の医学生も参加してくれました。感想を聞くと、初期研修の雰囲気を少し味わえたようです。

 

さて、松永先生の新型コロナの話の中から一つ紹介しましょう。松永先生が一番有効な感染対策として強調していたのは、例年なら「手指衛生」ですが、新型コロナに関していえば、「体調不良のときは休む」。この点を何度も強調していました。

 

医療関係者に限らず、日本の文化(?)で解熱剤を服用しながら出勤する人がいますが、新型コロナに関しては完全にNGです。これは新型コロナウイルスが発症の2日前から感染力を有しており、新型コロナであれば何らかの症状がある時には、既にばらまいていることになるからです。

 

休むと迷惑がかかると思いがちですが、もし体調不良を隠してまで出勤してコロナを拡大させてしまっては何十倍、何百倍も迷惑をかけることになるので、あたなはやらないで下さいね。

 

松永先生のレクチャーは、次回は6月に予定しています。ご都合のつく方は、ぜひご参加ください!

(編集長)

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病棟での問診のコツ  その2

2021.04.22
カテゴリー: 初期研修

病棟で問診する際のコツの続きです。

 

3.場所に配慮する

個室に入院している場合は問題ないかもしれませんが、大部屋の場合は周囲の患者さんに全部話を聞かれてしまいます。病気のことは誰でも聞かれたくないものですから、動ける患者さんの場合は、病棟内のICするスペースなどに場所を変えて話を聞くと良いでしょう。

 

また、場所を代えるということは患者さんが「ちゃんと先生と話が出来た」と認識してくれるきっかけになります。特に女性の研修医は看護師さんと勘違いされていて、十分話をしたはずなのに、「まだ先生が来てくれていません」なんて言われることが残念ながら時々あります。こんな時は場所を代えて、改めて自己紹介して話をすると上手くいきます。

 

4.雰囲気や態度で共感的理解を示す

入院してくる患者さんは、いろいろ不安を抱えています。不安に思っていることを全部話せて、しっかりと話を聞いてもらった(=共感的理解)という安心感はとても大事です。

 

ここで重要なのは、共感的理解というのは、言葉よりも、むしろ言葉以外の態度が大きく影響する、ということです。具体的に言えば、患者さんから話を聞くときは、患者さんと視線を合わせて、少し前かがみの姿勢で話を聞く、ベッドサイドなら、サッとしゃがんで患者さんと目線の高さを合わせて話をする、などです。

 

こういった態度が自然にできると患者さんにも家族にも、そして看護師さんなどのスタッフにも好印象を持ってもらえます。ぜひやってみて下さい。

(編集長)

毎週開催される研修医講義の一コマ

 

今回は循環器内科 長谷川先生のレクチャー

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病棟での問診のコツ  その1

2021.04.20
カテゴリー: 初期研修

病棟デビューして、あっという間に2週間が過ぎましたね。

 

担当患者さんも割り当てられたけど、全然把握できない・・・、というあなた。心配いりません。最初からできる人はほとんどいません。大きく環境が変わったばかりですので、あせらずにやっていきましょう。

 

さて、病棟では担当患者さんのところに行って話を聞きます。病歴、既往歴、生活歴などを改めて聞き出すことは基本です。さらに高齢者の場合は、ADLはもちろん、家族の状況や介護保険の有無、現在利用している介護サービスを把握しましょう。

 

本来は家族からも話を聞きたいところですが、この1年は、コロナの影響で病棟に家族が立ち入ることが制限されており、家族からの情報収集はかなり困難な状況です。でも、機会があれば家族からもいろいろ聞き出しましょう。

 

とは言っても、患者さんと何となく話しにくい、うまく聞き出せないなんてことがありますよね。家族だとなおさらかもしれません。患者さんや家族から話を聞きだすには、どんなことに注意したら良いでしょう?ここでは病棟での問診のコツを紹介します。

 

1.挨拶と自己紹介

病棟に入院してきた患者さんのところへ行ったら、まずは挨拶です。「こんにちは。入院中に□□先生と一緒に担当します研修医の○○です。」

 

この時に患者さんの名前を確認を忘れないように。編集長も話していたら、じつは全然別の患者さんだった、という経験があります。特に慣れていない時ほど注意しましょう。

 

また、もし家族がいれば家族にも挨拶すると同時に、患者さんとの関係を聞いておきます。「失礼ですが、ご関係は?」と言えばOK

 

これも編集長の経験談ですが、明らかに奥さんと思われる女性が入院に付き添ってきたので、「奥さまですね。今回の入院では・・・」などと話し始めたら、、奥さんは亡くなっていて、年の近い妹さんが一緒に来ていたなんてこともあります。

 

家族のことは後で聞こうと思っても、何となく聞きにくくなるので、最初の時点で聞き出しておくのがポイントです。家族がいない時は、患者さんに誰に電話など連絡をとるのが良いのか確認しておきましょう

 

2.患者さんの状態を尋ねる

病棟には、基本的に具合の悪い患者さんが入院してきます。そこで、いろいろ問診する前に「今のお加減はいかがですか?」「少し話を伺ってもいいですか?」と一言尋ねてください。

 

もちろん検査入院などでは体調も悪くない場合もありますが、外来受診から入院までの間に状態の変化がないかを、最初に聞きましょう。その後で「今日はどうしましたか?」など、患者さんが自由に話せるような質問から始めて、最初の数分間だけでも、こちらから言葉を挟まずに聞くことに徹しましょう。

 

続きは次回に 

(編集長)

カンファ中(ちょっと密ですが・・・・)

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今年は動画付き! 研修医の声・インタビューが追加されています

2021.04.17
カテゴリー: 初期研修

当院のリクルートサイト内で、最も閲覧されているページが「研修医の声、インタビュー」です。

 

当院の研修医全員に登場してもらっていますが、先月から新J2のメンバーがアップされています。しかも、今回から1分程度の動画付きです!これからも他の研修医たちを順次アップしていきますので、是非ご覧ください!!

 

 

 

ぜひご視聴ください♪

 

それから、先月も今月も病院見学にも多くの方にお越しいただいています。有難うございます!

 

このブログでも繰り返し主張していますが、病院見学では実際に働いている研修医から直接話を聞くことが大事で、自分の研修がどんなイメージなのかつかみやすくなります。そして気になっている病院なら、複数回は見学に行くべきだと思います。

 

是非あなたにもお越しいただきたいと思っていますが、新型コロナの患者も再び増えてきており、人数制限や突然の中止もあり得ることは、どうかご理解いただくようお願い致します。

 

病院見学の代わりに新年度第1弾として、来週4月19日から4月28日までZoomでの個別病院説明会を開催します。(サイトのバナーなど日付が古いままでスミマセン)

 

昨年度多くの方に利用いただいた実績のあるWeb版・個別病院説明会では、研修医があなたの質問に直接お答えします。個別なので、他人を気にすることなく突っ込んだ質問もOKです。研修が始まったばかりのJ1から話を聞いてみるのもイイかもしれません♪

 

申し込みは、下記の見学実習申し込みフォームを利用して希望日などを入力し、「その他ご希望」の欄に【個別病院説明会希望】と記入して送信してください。

 

申し込みフォームはこちら

(編集長)

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水戸済生会の院外講師・2

2021.04.15
カテゴリー: 初期研修

前回に引き続き、当院の院外講師を紹介します。

 

Peter Barnett先生(老年医学)

 アメリカ在住の先生ですが、老年医学や家庭医学がご専門です。水戸近隣の4つの研修病院(水戸済生会、水戸協同病院、水戸医療センター、ひたちなか総合病院)が毎年共同で招聘し、それぞれの病院でレクチャーを行っていただいています。

 昨年度は新型コロナのため来日できませんでしたが、今年度はお越しいただけるとイイですね。ちなみに日本がとても好きな先生ですが、食べ物では餃子が大好物です。水戸に滞在している間も、一人でラーメン屋に入ってラーメンと餃子を食べてます!

 

井上純人先生(呼吸器内科)

 今年度から新たにお願いした呼吸器内科の先生です。山形大学の呼吸器内科のトップで、大学では何度もベストティーチャー賞をもらっており、学生も研修医も知らない人はいません。

 実は編集長の同級生なので、Zoomでのレクチャーをお願いしたところ快諾してくれました。5月下旬に1回目を予定しています。(編集長の方が楽しみです♪)

 

佐島和晃先生(神経内科)

 当院の弱点の一つである神経内科領域をレベルアップするために今年度から新たにお願いした若手の先生です。神経内科はもちろん、総合内科的な立ち位置で教えてくれます。Zoomではなく、定期的にリアルでベッドサイドで指導いただきます。

 

山中克郎先生(総合内科)

 総合内科で多くの著書のある先生で、ご存知の方も多いと思います。現在は福島県立医大会津医療センターの総合内科の教授としてご活躍です。

 昨年度は4月にお越しいただく予定でしたが、新型コロナの影響でキャンセルになりました。今年度はお越しいただきたいと考えていますが、このブログリリース時点では未定で、これからご相談です。

(編集長)

餃子が大好きなPeter Barnett先生

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水戸済生会の院外講師・1

2021.04.13
カテゴリー: 初期研修

水戸済生会総合病院は3次救急があり、脳外科も心臓血管外科も、そして産科の3次救急ともいえる総合周産期母子医療センターもあるので、多彩な症例をたくさん経験できます。

 

しかし、大学病院とは異なり市中病院ですので、すべての診療科がそろっている訳ではありません。また、忙しい臨床の中で初期研修医や専攻医の指導をしていますが、必ずしも充分な時間が取れているわけでもありません。

 

そこで、当院の手薄なところをカバーするために、院外講師を招聘して初期研修医に勉強する機会を確保しています。今回はそんな院外講師の先生らを紹介します。

 

徳田安春先生(総合内科)

 総合内科で有名な徳田先生は、NHKのドクターGに出演していたり、多くの著書や講師としてご存知の方も多いと思います。徳田先生がお隣の水戸協同病院に赴任された2009年からのお付き合いです。新型コロナの影響で昨年から開催できずにいますが、徳田先生とは水戸協同病院との共同企画で水戸医学生セミナーを立ち上げて、10年以上続いていました。

 現在は群星沖縄臨床研修センターのセンター長として、沖縄を中心に全国で活躍されています。今でも茨城県の企画で年に2回は当院にもお越しいただいています。

 

松永直久先生(感染症)

 感染症のレクチャーを始めて今年で13年目になります。現在は帝京大学医学部付属病院の感染制御部で准教授としてご活躍中です。非常にわかりやすく、臨床に即した話はとても好評で、どの診療科に進んだとしても絶対に役立つことばかりです。松永先生のレクチャーがきっかけで感染症科を選択した先輩もいます。昨年はコロナのためZoomばかりになってしまいましたが、「感染症診療の基本」は何度も聞く価値があると思います。

 

舩越拓先生(救急集中治療)

 東京ベイ・浦安市川医療センターの救急集中治療科の部長とし、数多くの著書がある先生です。実は救急集中治療だけでなく、IVRもやっており、編集長とはIVRの兄弟子と弟弟子という関係でいろいろお願いしています。今年度も4回程度のZoomレクチャーをお願いしています。あなたのERでの悩みを解消してくれる先生です。

舩越先生の最新刊です。勉強になります!

(編集長)

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糖尿病患者を診る時のポイント

2021.04.10
カテゴリー: カンファレンス 内科

糖尿病は全く無症状の期間が非常に長いので、症状が出現した時はすでに手遅れ・・・・、という怖い病気です。網膜症などの合併症だけでなく、心血管イベントも多いし、感染症も重症化しやすい。いろいろとマネジメントも大変なことが多いですね。

 

どの診療科に行っても糖尿病の患者さんに関わらないことはありません。もちろん、あなたの担当患者さんの中にも糖尿病の人がいるはずです。でも、糖尿病は耐糖能異常と呼ばれるような状態から、網膜症や腎症などの糖尿病性合併症を来した状態まで非常に幅広い病態を含んでいます。当然ながら対応すべきことが変わってきます。

 

では、糖尿病の対応をどうすべきか判断する時、糖尿病を持っている患者さんを問診する時、または指導医の前でプレゼンする時は、どんなポイントを押さえればよいでしょう?

ちょっと考えてみてください。

編集長は普段から以下の4点を把握するようにしています。

 

①罹病期間 

10年以上か10年未満か ざっくりした把握でOKです。患者さん自身が合併症のことを把握していなくとも、10年以上の罹病期間があれば、なにか合併症があってもおかしくないと捉えておきましょう。

 

②現在の治療内容 

インスリン? SU剤? など、当然把握しておくことが必須ですし、低血糖などの合併症への対応も変わってきます。インスリンを行っている患者であれば、Ⅰ型かⅡ型かを確認しましょう。つい忘れがちですが非常に重要です。いつからインスリンを開始されたことが分かるだけでも参考になります。

 

③最近のコントロール 

HbA1cを確認しましょう。最近は患者さんもクリニックで教えてもらっていたり、糖尿病手帳に書いてあったりします。コントロールが悪いのも心配ですが、コントロールが良すぎるのも心配です。治療内容と照らし合わせましょう。

 

④合併症の有無 

腎症は何期?網膜症は?神経障害は?コントロールされていない網膜症がある時に急に厳格な血糖コントロールをすると、網膜症が悪化すると言われています。3大合併症以外にも、脳梗塞や虚血性心臓病などの心血管イベントも把握しましょう

 

この4点を押さえておけば別の疾患で入院することになっても、糖尿病への対応を絶対に外せない患者さんなのか、慌てなくてよい患者さんなのかをおおよそ掴むことができます。

 

もちろん、これらのポイントを押さえておけば、プレゼンする時でも、指導医に突っ込まれた時でも、慌てなくて済みますよ。

(編集長)

先輩からの指導中@病棟

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どこで評価されているのか?

2021.04.08
カテゴリー: 初期研修

病棟での研修が始まりまったばかりですが、J1に様子を聞くと「少し慣れてきました!」と言ってくれます。でもその次に、「でも、なかなか上手くできません」とも言います。

 

患者さんの把握もイマイチで指導医には突っ込まれるし、プレゼンもたどたどしい。指示を出してみたものの、看護師さんからいちいち確認の電話が来る・・・。やはりストレスフルですよね。あなたは向上心があるので、どうしても焦りがちですが、慌てず行きましょう。

 

とは言っても、自分がどう評価されているのかは正直なところ気になります。そこで今日は参考になるエピソードを紹介します。

 

だいぶ前になりますが、当院の先輩研修医の話です。彼女は消化器内科を目指していましたが、消化器外科をローテーション中に外科の先生たちから、外科に来ないかと熱烈なラブコールを受けていました。

 

何故かというと、腹腔鏡下手術でのカメラワークが絶品というのが理由です。

 

編集長も自分でも経験がありますが、腹腔鏡のカメラ持ちはとにかく眠くなります(笑)。特に当直明けのカメラ持ちは最悪で、よく怒られていました。

 

でも、彼女は違いました。

 

術者が見たい視野を的確に把握して、スムーズな手術の進行に大きな役割を果たしていたのです。

 

特に手技を行う外科系では、指導医の手元をよく見ている研修医は評価が高くなります。実際にやってみたところで、決してうまくいくわけではありません。でも、器具の持ち方やカメラワークなどで、術者の手元を見ていたか、自分がやる時のイメージを持ちながら見ていたか、指導医からするとスグに分かります。

 

「教えてくれない」とか、「なかなかやらせてもらえない」と、つい思いがちですが、数少ないチャンスをものにして、たくさん手技をやりたいのなら指導医の手順をよく見ておきましょう。

 

自分がやる時のイメージを持ちながら、何度も頭の中でシュミレーションして臨みましょう。

 

そんな努力を指導医はちゃんと見ていますよ。

(編集長)

 

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