臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

定員オーバーの13名!    第17回水戸医学生セミナー報告

2018.02.27
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

2月24日と25日に第17回水戸医学生セミナー

を開催しました。

 

今回もリピーターはもちろんのこと、久留米

大学や島根大学、富山大学、杏林大学から

初めて参加していただくなど、定員を超える

13名が参加してくれました。

 

また、前回同様に筑波記念病院の初期

研修医4名も参戦してくれました。

(なんだか参加者が全国に広がってくれて

編集長は嬉しい限りでした)

 

いつものように1日目は午前中にBLS、ALS、

JATEC、MCLSの講習と実技を行いました。

今回の講師役はJ2の弓田先生と藤沼先生。

もうすぐ3年目になるので、講師役も落ち

着いたものでした。

 

講習風景

 

午後は当院のヘリポートでドクターヘリを

見学してから水戸協同病院に移動するはず

だったのですが、あいにくドクターヘリは

出動していて見学できませんでした

(ぜひ次回も参加してくださいね)。

 

水戸協同病院では、実際に入院している

患者さんにご協力いただき、ベッドサイドで

Physical examination roundを行いました。

 

ベッドサイドに続いてフィードバックを

受けた後は、協同病院の橋本先生による

水戸協流ケースカンファでした。

橋本先生は卒後4年目ですが、じつは

第10回の医学生セミナーに参加して

くれています。そんな橋本先生の実に

教育的なケースカンファで濃密な1日を

終えました(もちろん、その後は参加者と

研修医とでドリンク付きの夜の作戦会議

でした♡)。

 

橋本先生のケースカンファ

 

2日目のメディカルラリーは、かなり難易度

の高いシナリオでした。以前にも紹介

しましたが、春の医学生セミナーでは卒業

作品(?)としてシナリオをJ2が作って

います。彼らの経験症例に基づいた

シナリオなので、それだけタフな経験を

してきたのか、単なる意地悪なのか・・・。

 

セミナーの内容はまたブログで紹介して

いきますので、お楽しみに。

(編集長)

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春の合同病院説明会のご案内

春休みに病院説明会が開催されます。

当院も参加しますので、ぜひブースに

お越しください!

 

茨城県臨床研修病院合同説明会

日時:平成30年3月11日(日) 午後1時~午後5時

場所:イーアスつくば 2Fイーアスホール

詳細はこちら

http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/jinzai/ishikakuho/isei/ishikakuho/mstudent/godosetsumeikai.html

 

レジナビフェアスプリング2018東京

日時:平成30年3月18日(日)午前10時~午後5時

場所:東京ビックサイト 西1ホール

詳細はこちら

https://www.residentnavi.com/rnfair/ts180318

 

 

◆春休みを利用して、当院へ病院見学に

 来ませんか?

 

当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?

どんな生活を送っているのか?

あなたの目で確かめてみてください。

病院見学に興味のある方、

参加してみたい方こちらからご連絡ください。

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html

 

◆感想やコメントはFacebookページから

 お願いします!

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グラム染色のネクタイピン? 松永先生の感染症カンファ報告

2018.02.24

このブログでもたびたび紹介している

帝京大学感染制御部の松永先生に

お越しいただき、今年度最終となる

カンファが2月22日に開催されました。

 

今回のテーマは「人工物・デバイス感染」

 

臨床でも、人工物やデバイスを植え込む

状況は多くあります。CVカテーテルや

PICカテーテル、尿道カテーテルは

日常のことです。さらに人工関節や

ペースメーカー、人工弁、人工血管、

ステントやステントグラフト、脳室―腹腔

シャント、腹膜透析カテーテルなどなど

 

人工物やデバイス関連感染症でも

感染症診療の流れは変わりません。

 

「どこに? 何が?」という診断の2つの軸

「物理的、化学的」という治療の2つの軸

 

ただ、人工物やデバイス関連感染症には

押さえるべきポイントがあります。それは

  • 疑うことが大事
  • 抜くのが基本
  • 静注抗菌薬での治療

先生はこの点を何度も強調していました。

 

さて、あなたに役立つ内容の紹介は

次回以降にすることにして

今回はカンファ後の様子を紹介します。

 

今年度最後のカンファだったので、

松永先生が今まで読んだ本から

J2それぞれの進路に合わせた本を

チョイスしてプレゼントしてくれました。

 

 

一方、J2からはお世話になったお礼に

ネクタイピンを贈りました。レインボーを

イメージしたドットがあるデザイン。

 

 

なかなか素敵なネクタイピンで、羨まし

かったのですが、これを選んだ理由が、

「ドットがグラム染色に見えたので、

松永先生にぴったり!」 ??

なるほど、と妙に納得しました(笑)。

 

初期研修を終えてそれぞれの専門に

進んだとしても、感染症と縁を切ることは

できません。

 

松永先生のカンファで繰り返された

「どこで? 何が?」を忘れることなく、

それぞれの領域で診療に当たって

ほしいと思います。

 

新年度も松永先生の感染症カンファが

開催されます。感染症に興味のある

あなたはぜひ参加してみて下さい!

(編集長)

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春の合同病院説明会のご案内

春休みに病院説明会が開催されます。

当院も参加しますので、ぜひブースに

お越しください!

 

茨城県臨床研修病院合同説明会

日時:平成30年3月11日(日) 午後1時~午後5時

場所:イーアスつくば 2Fイーアスホール

詳細はこちら

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レジナビフェアスプリング2018東京

日時:平成30年3月18日(日)午前10時~午後5時

場所:東京ビックサイト 西1ホール

詳細はこちら

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◆春休みを利用して、当院へ病院見学に

 来ませんか?

 

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どんな生活を送っているのか?

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【御礼】 306回達成!

2018.02.22
カテゴリー: 初期研修

ブログ読者のみなさま

 

日頃からこのブログをご覧いただき

有難うございます。

 

2016年5月からこのブログを始めて、

今回で306回目の記事になりました。

 

ホントは300回目でこの記事を書こうと

思っていたのですが、いつの間にか

過ぎていました(笑)。数えなおしたら、

今回で306回目でした。

 

すでに何度か書いていますが、ブログを

始めた当初は1日のページビュー(PV)は

40程度で、編集長とごく身内しか見て

いない状況でした。

 

しかし現在は月に10000~13000PV程度、

1日でも平均300~400PVもあって、

少しずつですが確実に読者が増えている

のを実感しています。本当に有難いこと

です。改めて御礼申し上げます。

 

最近では周産期センターの記事が人気

ですね。忙しい中で記事を書いてもらって

いるので、月に1回程度の掲載です。

でも、読者が多いと編集長も頼みやすい

です(笑)。

 

他にこんな記事があったらいい!

というのがあれば、ぜひご連絡ください。

 

このブログは当院での臨床研修を紹介する

目的に、医学生や初期研修医を対象にして

います。

 

これからもあなたに役立つように、そして

当院の研修をもっと知ってもらえるように、

続けていきたいと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

                               (編集長)

 

慌ただしいER

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◆松永先生の感染症カンファ

 

今年度最後となる松永先生の

感染症カンファを開催します。

院外からの参加も歓迎します!

 

本日!

平成30年2月22日(木)13時~

参加を希望される方はこちらにご連絡ください!

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

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済生会学会 in 福岡

2018.02.20
カテゴリー: 初期研修

済生会は全国に病院や福祉施設が

ありますが、研修病院だけでも37病院

あります。そんな済生会では年に1回、

済生会学会というものが開催されます。

済生会の総裁である秋篠宮殿下も

御臨席されるのですが、今年は福岡で

開催されました。

 

この済生会学会にあわせ、初期研修医

1年目を対象とした合同セミナーが毎年

開催されています。済生会グループ全体で

200名を超える初期研修医が参加する

合同セミナーですが、今年は「医師の

偏在とワークライフバランスを考える」

というテーマで開催され、当院の1年目

研修医3名も参加しました。

 

基調講演は2つありました。

 

「医師偏在はこうすれば解決する!」

北海道美幌町立国民健康保険病院 

呼吸器内科部長 安井 浩樹先生

 

「ワークライフバランスって重要?」

京都大学大学院医学研究科

医学教育推進センター長 

小西 靖彦先生

 

安井先生は三重大学や名古屋大学で

医学教育に携わっていましたが、

ご自身が1年前から北海道の美幌町に

移って臨床を始めた経緯を説明しながら、

僻地などでの診療を医師がためらう

理由を整理してくれました。

 

印象に残ったのは

「やりたい医療とやれる医療、そして

求められている医療をバランスよく

行っていくことではないか」

と話していたこと。編集長は臨床の現場で、

この問題と毎日戦っている気がしています。

 

小西先生からは、現在大学で教鞭をとって

いるものの、以前は外科医として病院に

泊まり込むのが当たり前の生活をしていた、

むしろそれを誇りに思っていたと告白した

うえで、最近の働き方改革などに絡めて

問題点を整理してくれました。

 

それぞれの基調講演の後に、テーブルごとに

ディスカッションをしました。なにか結論を

まとめるといったものではないので、

自由にディスカッションをして各病院の

特色など情報交換をしつつ、各テーマに

関する各自の考えをまとめていました。

 

ディスカッション後の発表

 

こういった話は日常ではなかなかできない

ものですが、貴重な時間になったと思います。

(編集長)

J1の3人で記念写真

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◆松永先生の感染症カンファ

 

今年度最後となる松永先生の

感染症カンファを開催します。

院外からの参加も歓迎します!

 

平成30年2月22日(木)13時より

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【決定】山中克郎先生のレクチャーを開催します!

2018.02.17
カテゴリー: 初期研修

山中克郎先生をご存知でしょうか?

 

総合診療医として、NHKのドクターGや

多くの著書があるので、あなたもどこかで

見たことがあるかもしれません。

 

山中先生は藤田保健衛生大学の

救急総合内科教授として活躍されて

いましたが、現在は諏訪中央病院の

総合内科でお仕事をされています。

 

じつは、当院小児科の工藤豊一郎先生と

先輩後輩の仲というご縁で、当院に

お越しいただけることになりました。

 

編集長も直接お会いしたことはなく、

若手医師セミナーの講義を聞いたり、

ネットの記事を読んだりする程度ですが

すごく分かりやすい話をされて、

臨床に軸足のある先生だと思います。

 

そんな山中先生にお越しいただき、

直接ご指導いただけるのは研修医にとって

とても貴重な機会です。

 

詳細なスケジュールは未定ですが、

ベッドサイドやERでの指導や

研修医を対象にした講演を予定しています。

 

日時:平成30年4月13日 午後

場所:水戸済生会総合病院

内容:ベッドサイドでのレクチャー

    研修医向けの講演などを検討中です

 
外部からの参加も歓迎しますので
ご希望の方はご連絡下さい。

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(編集長)

 

山中先生の最新刊

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春の合同病院説明会のご案内

春休みに病院説明会が開催されます。

当院も参加しますので、ぜひブースに

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茨城県臨床研修病院合同説明会

日時:平成30年3月11日(日) 午後1時~午後5時

場所:イーアスつくば 2Fイーアスホール

詳細はこちら

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レジナビフェアスプリング2018東京

日時:平成30年3月18日(日)午前10時~午後5時

場所:東京ビックサイト 西1ホール

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紹介状の書き方 その7

2018.02.15
カテゴリー: 初期研修

さて、前回までで紹介状の書き方について

5つのパターンに分けて紹介してきました。

繰り返しになりますが、紹介状を書くとき

には誰に対して書いているのかを明確に

する必要があります。相手がどんな情報を

知りたいかを考えながら紹介状を書くように

しましょう。

 

最後に大事なことを一つ付け加えます。

 

紹介状は患者さんが切れ目のない医療を

受けるために必要なものだと思いますが、

同時にあなたの評価を決める大事な書類

でもあります。

 

何故だか、ちょっと考えてみて下さい。

 

あなたがクリニックの先生と直接会うことは

なかなかありません。電話で話すことも

ほとんどありません。

 

となると、クリニックの先生が自分の

患者さんをどんな先生が担当してくれた

のかを判断するのは、患者さんからの

評判と、あなたの書いた紹介状だけという

ことになります。

 

入院中の経過についてはあなたが誰よりも

把握しているはずです。要点をおさえた、

分かりやすい、相手に配慮した紹介状は

間違いなくあなたの評価を高めてくれます。

是非とも、評価される紹介状を書けるように

頑張ってください。 

           (編集長)

追記

初めのうちは難しいかもしれませんが、

時間をかけずにサッサと書けるように

しましょう。紹介状1通で半日かかって

しまった・・・、なんてことのないように。

 

朝のカンファ風景

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◆松永先生の感染症カンファ

 

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紹介状の書き方 その6

2018.02.13
カテゴリー: 初期研修

今回はかかりつけ医とは別の医療機関から

紹介された経過をかかりつけ医に報告する

場合について考えてみましょう。

 

研修病院で研修していると、かかりつけ医

からの紹介ばかりでなく、いろいろな形で

患者さんがやって来ることに気づきます。

 

救急車で搬送されて来ることもあるし、

かかりつけとは違うクリニックを受診して

そこから紹介となる場合もあります。

 

かかりつけ医があるのに、別のクリニックを

受診する具体的な理由には

・何度か症状を訴えたけど、あまり取り

 合ってもらえなかった

・(患者さんが勝手に)専門外のようだと

 思った

・たまたま休診日だった

・知人に別のクリニックの評判を聞いて

 行ってみた

 

などなど、じつに色々な理由で他の医療

機関を受診しています。 日本は皆保険で

医療機関へはフリーアクセスですから、

患者さんが何かしら不安を抱えて、

かかりつけ医以外を受診することは良く

あります。これがいいのか悪いのかを

ここで議論するつもりはありません。

 

が、同時にかかりつけ医に内緒で他院を

受診したことに後ろめたさを感じている

患者さんも多くいて、「内緒にしておいて」

と言われることも実際にあります。

 

我々としては、患者さんが何で別の医療機関

を受診したのか?という点は把握しておく

必要があるでしょう。

 

かかりつけ医と言っても、我々医療関係者

がイメージするものと、患者さんやその家族

がイメージするものではだいぶ違っている

のですが、その患者さんだけでなく、家族の

ことも含めて年単位で経過を把握している

医療関係者(=かかりつけ医)はとても大事

ですし、病院の医師には到底知り得ない

ような情報を持っていて、それが診療の

決め手になることがあります。

 

なので編集長は面倒だとか、書く義務は

ない、なんて言わないで、かかりつけ医に

入院の経過報告をするべきだと思います。

 

報告する時は、前述のようになぜ他の

医療機関を受診したのかの理由を簡単に

添えて、患者さんや家族とかかりつけ医の

関係に配慮した文面にするのが良いと

思います。

           (編集長)

 

医学生セミナーの準備中

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春の合同病院説明会のご案内

春休みに病院説明会が開催されます。

当院も参加しますので、ぜひブースに

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紹介状の書き方 その5

2018.02.10
カテゴリー: 初期研修

今回は紹介してくれたクリニックや病院に

報告し、フォローをお願いする時の紹介状

について考えてみましょう。

 

個々のケースで記載する内容や重要

ポイントは異なりますが、忘れて欲しくない

のは、あなたが書いた紹介状は、その

クリニックの先生だけが読むものではない、

ということです。

 

その患者さんが他の理由で別の病院を

受診する時に、あなたが書いた紹介状の

コピーが一緒に別の病院に行くかもしれ

ません。そこを意識して、今後の診療に

関わる先生たちにも分かるように書くと

良いですね。もちろん、いきなり略語は

使わないこと。使うなら初めて書いた

ところにカッコ書きで略語を示します。

 

記載すべき内容としては、入院サマリー

のような詳細な経過は通常必要ありま

せんが、診断の根拠となった検査所見や

手術などの術式は重要です。

 

悪性腫瘍であれば治療選択の根拠と

なる病理所見と進行度分類(ステージング)

を記載すれば共通認識が出来るので

細かいことは書かなくてもよいかもしれません。

 

肺炎や心不全であれば、人工呼吸器管理を

要したなど経過の中の重要ポイントを記載

します。クリニックの先生が患者さんと

話した時に、事情が分って話を合わせ

られるように入院中のイベントを記載する

と良いと思います。

 

今後のフォローに関しては、あなたの

診療科では当たり前と思っていることでも、

クリニックの先生や専門が異なると全く

分からないものです。なので、少々くどい

くらいに、どんな点に注意してもらいたい

のかを明示した方が安全です。

 

たとえばある薬剤を追加したので、3か月

ごとに採血で肝機能をフォローして欲しい

とか、抗血小板薬は出血のトラブルが

なければ6ヶ月は継続してもらい、その後

は減量可能だが完全に中断はしないで

ほしいとか。もし、出血のトラブルが

あれば、勝手に中止しないで受診して

もらうなど。

 

薬剤を追加した理由も簡単に触れておくと

こちらの意図を理解して、患者さんに

上手く説明してくれることも多くあります。

 

一番悲しいのは、やめてほしくない薬剤

が中止されてしまうことです。そうならない

ように、きちんと伝えるようにしましょう。

 

また、かかりつけのクリニックと自分の

病院の両方でフォローしていく場合も

ありますが、どちらで内服処方するのかを

はっきり記載しておかないと、両方から

処方されていたり、処方されていなかったり

する事態が起こり得ます。

 

繰り返しますが、あなたにとっては当たり前

のことでも、クリニックの先生にとっては

全く分からないことだらけです。そこを

意識して記載してみて下さい。

           (編集長)

 

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◆当院へ病院見学に来ませんか?

 

・どこで研修したらいいのかイメージが

 分からない。

とりあえずどうしよう?

 

あなたはこんな悩みを持っていませんか?

そんな悩みには、実際に病院見学に行って、

研修医から直接に話を聞くのがベストです。

 

見学に行くと、想像以上に雰囲気が違う

ことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ病院見学にお越しください。

 

あなたの目でリアルな研修生活を

のぞいてみて下さい。

 

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合格祈願

2018.02.08
カテゴリー: 初期研修

今年の医師国家試験も目前となりました。

 

受験生のあなたは、最後の追い込みで

慌ただしいかもしれません。

 

今まで何度も試験をくぐり抜けてきた

あなたは十分知っているはずですが、

試験は何が起こるか分かりません。

 

なので、最後まで気を抜かないこと、

最後まであきらめないことが大事です。

 

昨年の国試では、残念な結果になった

人も多くいました。現役のあなたも、

そして2回目のあなたも、必ず合格を

手にしてください。

 

そして、春から臨床の現場で一緒に

人のために役立つ仕事をしましょう!

 

当院のスタッフ一同、あなたの合格を

心よりお祈り申し上げます。

   (編集長)

 

第16回水戸医学生セミナーより

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・どこで研修したらいいのかイメージが

 分からない。

とりあえずどうしよう?

 

あなたはこんな悩みを持っていませんか?

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研修医から直接に話を聞くのがベストです。

 

見学に行くと、想像以上に雰囲気が違う

ことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ病院見学にお越しください。

 

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病院見学のススメ

2018.02.06
カテゴリー: 初期研修

M3の記事にこんなことが書いてありました。

https://www.m3.com/news/iryoishin/569346

 

研修病院を決めるために病院見学をしたい

けれど、時間がなかなか取れない。もっと

早くから情報収集しておきべきだった、と

いうような内容です。

 

確かに、当院に実習に来ている医学生に

尋ねても、「実習が忙しくて、病院見学を

する時間がない」 とのこと。少なくとも

平日は無理のようです。また、春休みや

夏休みも各大学や学年で大きく異なるので

スケジュールを立てにくいようですね。

 

しかし記事の中にあるように、マッチング

面接の時期に卒試をぶつけるとか、大学側の

あの手この手で残ってもらおうという作戦は

分からないでもないですが、ちょっと

やり過ぎな気がしました。

 

研修病院の情報を得る方法には

いろいろありますが、あなたは何を

利用していますか?

 

レジナビなどの就活イベントは、多くの

病院が出展しているので、ある程度

雰囲気が分かっていいと思います。

 

例えば、地方の医学部にいるあなたが、

首都圏の病院で働きたいとか、何となく

沖縄の病院にあこがれているけど、特に

知り合いもいない。

 

就活イベントはこんな時に自分のなじみの

ない地域の情報を手に入れるのにいい機会

となります。

 

あとは病院HPやWeb情報、特にクチコミも

参考になります。先輩医師や実際に病院

見学をした医学生たちの印象を当然参考

にすべきでしょう。

 

でも、就活イベントやクチコミだけで

決めてはいけません。

 

絶対に病院見学に行くべきです。

 

実際に病院に足を踏み入れると、それぞれの

病院によって想像以上に雰囲気が違うことに

気づくはずです。

 

ポイントは、指導医クラスは基本的に

イイことしか言わないので、話半分で

聞いておけばOK。

 

むしろ研修医たちの元気の良さや、

看護師さんや技師さんたちの雰囲気などに

注目するといいと思います。そして研修医に

直接話を聞くこと、知りたいことを質問して

みましょう。

 

研修医もあなたと同じ悩みを抱えていたわけ

ですから、一番参考になる答えが返ってくる

はずです。

 

もう一つオススメしているのは、気になって

いる病院には1回だけでなく2回でも3回でも

病院見学に行ってください。

 

どうしても初めてのところでは緊張するし、

余裕がないので周りを見ているようで見えて

いません。ところが、2回目となると心に

余裕が出来て、同じ病院見学でも見える

風景が変わってきます。

 

さらに初回の見学で見た研修医が、2回目の

見学で、ものすごく頼りになる研修医に

見えるはずです。それはあなたが2年間の

研修を終えた時の姿に重ねることが

出来るはずです。

 

自分の研修先(=就職先)の情報を収集

して、マッチング直前に慌てることのない

ようにしてください。

(編集長)

研修医と一緒にER当直中

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆当院へ病院見学に来ませんか?

 

・どこで研修したらいいのかイメージが

 分からない。

とりあえずどうしよう?

 

あなたはこんな悩みを持っていませんか?

そんな悩みには、実際に病院見学に行って、

研修医から直接に話を聞くのがベストです。

 

見学に行くと、想像以上に雰囲気が違う

ことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ病院見学にお越しください。

 

あなたの目でリアルな研修生活を

のぞいてみて下さい。

 

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