臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

茨城県から感謝状をいただきました。

2019.03.30
カテゴリー: 初期研修

当院では茨城県の地域枠生や修学生が

多く研修しています。そんな修学生の中で、

現在当院で活躍中の3名の先生が

無事に義務期間を終えました。

 

先日、県の担当者がわざわざ当院まで来て、

この3名に対して、茨城県からの感謝状を

手渡してくれました。

3名は整形外科の須藤先生と星先生、

そして消化器内科の金野先生です。

 

須藤先生と星先生は当院で初期研修を

終えて、そのまま当院の整形外科で

後期研修を行いました。

 

須藤先生は外傷診療をもっと極める

ためにこの春で異動しますが、

異動先でもますます頑張ってほしいと

思います。

 

金野先生は水戸赤十字病院で初期研修を、

その後、当院の消化器内科で後期研修を

行いました。

 

3人とも今では各科の中心的なメンバー

として活躍をしてくれています。

そして、当院での初期研修医達を

いろいろな形で支えてくれています。

この春仲間に入った後輩たちも、

この3人のように活躍できるよう

頑張ってください!

(編集長)

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病院見学に来ませんか?

 

・どこで研修したらいいのかイメージが

 分からない。

とりあえずどうしよう?

 

あなたはこんな悩みを持っていませんか?

そんな悩みには、実際に病院見学に行って、

研修医から直接に話を聞くのがベストです。

 

見学に行くと、想像以上に雰囲気が違う

ことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ病院見学にお越しください。

 

あなたの目でリアルな研修生活を

のぞいてみて下さい。

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

  

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オリエンテーション開始

2019.03.28
カテゴリー: 初期研修

国試の合格発表から1週間しか

たっていませんが、当院では

昨日から3日間の予定で、

新J1のオリエンテーションが

始まりました。

院長の挨拶から始まり、各部署

からの説明が続きます。午後からは

OJT(On the Job training)も準備

されています。

 

OJTでは、新J2から電子カルテの

使い方や、ERや病棟での指示や

点滴の出し方などを教わるものです。

 

他にも、困った時には病棟の誰に

聞けばいいのかといった重要な

情報も教わります。

 

研修が始まって、まず戸惑うのが、

看護師さんに「指示が出ていません」

とか、「ちゃんと指示書いておいて

下さい」と言われることです。

 

最初は看護師さんから話しかけ

られただけでも、かなりビビり

ます(笑)。なので、少しでも早く

慣れて欲しいですね。

(編集長)

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病院見学に来ませんか?

 

・どこで研修したらいいのかイメージが

 分からない。

とりあえずどうしよう?

 

あなたはこんな悩みを持っていませんか?

そんな悩みには、実際に病院見学に行って、

研修医から直接に話を聞くのがベストです。

 

見学に行くと、想像以上に雰囲気が違う

ことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ病院見学にお越しください。

 

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修了証授与式が行われました

2019.03.26
カテゴリー: 初期研修

昨日、当院のJ2に対する

修了証授与式が行われました。

J2の3名一人一人に修了証が

手渡されました。

初期研修を終える3名の進路は、

筑波大学の麻酔科や、おとなりの

県立こども病院、そして慶応義塾

大学の産婦人科と、それぞれの

進む道はバラバラです。

 

締め切り前日まで悩んでいたり、 

二つの診療科で迷っていた時に、

担当した症例が決め手になったり、

3人とも進路を決めるのに、迷いに

迷っていました。

編集長から見れば、当院での初期

研修で、あれだけの場数を踏んだ

3人ですから、これから遭遇する

どんな状況にも対応できるはずです。

自信をもって、自分で決めた道を

進んで欲しいと思います。

 

同時に、初期研修とは違って、

一人前の医師として周りから見られ

ますので、緊張感をもって頑張って

ほしいと思います。

 

3人のこれからの健闘を心から

祈っています。 

(編集長)

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病院見学に来ませんか?

 

・どこで研修したらいいのかイメージが

 分からない。

とりあえずどうしよう?

 

あなたはこんな悩みを持っていませんか?

そんな悩みには、実際に病院見学に行って、

研修医から直接に話を聞くのがベストです。

 

見学に行くと、想像以上に雰囲気が違う

ことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ病院見学にお越しください。

 

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内科と産婦人科を学んで

2019.03.23
カテゴリー: 周産期センター

久しぶりに周産期センターからです。

今回は水戸協同病院で初期研修を

終えた足立先生が書いてくれました。

 

足立先生は初期研修中に、当院に

産婦人科ローテーションで来て

くれました。初期研修を終えて、

内科認定医を取得してから、

筑波大学の産婦人科に入局

しました。そして、昨年から当院で

お仕事をしてくれています。

 

この春で異動するにあたり、わざわざ

このブログのために記事を書いて

くれました。

 

水戸医学生セミナーなどで、水戸協同

病院とは接点が多いのですが、

両病院のことを知っている足立先生の

記事はすごく貴重ですよ。

ぜひ読んでみて下さい!

(編集長)

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昨年の7月に赴任し、丸1年もたたずに

今年3月いっぱいで異動することになり

ました。9か月という短い期間ではあり

ましたが、いろいろな出会いと経験を

させていただきました。

 

研修医の時にも、この病院の産婦人科で

2か月研修させていただきました。

その2か月でさえ、ドラマでみるような

できごとが目の前で繰り広げられていて、

産婦人科ってすごいところ・・・!!

(いろんな意味で)と感じたのを覚えて

います。

 

産婦人科をモデルにした最近の某ドラマは

よくできていて、あんなに毎日帰れない

ことはないですけど、ドラマティックな

ことが起きる日もあります。数年して、

そんな世界に戻ってまいりました。

 

<内科と産婦人科を学んで、思うところ>

医療の現場では、産婦人科、特に産科は

少し特殊、という印象を持っている方も

多いのではないでしょうか。

 

苦手意識、使えない薬、やらない方がいい

検査・・・たしかに妊婦さんは見た目は

ひとりでも、ふたり分の命があるので、

患者さん自身も、家族も、そして我々

医療者もピリピリするところがあるのかも

しれません。

 

ただ、お母さんあっての赤ちゃんであり、

もちろん不必要な検査や薬は避けたい

ところですが胎児への影響を考えて制限

しすぎてしまうと、結局母体にも胎児にも

悪影響になってしまうこともあります。

 

胎児への安全性が確立されていなくたって

(確立されているものなんてほとんどない

ので)、必要な治療はやらなきゃいけない。

例えば、以前に紹介されている虫垂炎の

手術や、腸閉塞に対するイレウス管や

絶食・高カロリー輸液、癌合併妊娠での

抗がん剤や手術。

 

大がかりなものでなくとも、糖尿病合併に

対するインスリンや、高血圧合併に対する

降圧薬、ありふれたようにみえても

コントロールがつかなければ母体の命に

関わるので、妊娠の継続自体が困難に

なることも。

 

妊娠自体は病気ではないですが、患者と

しての妊婦の診療は、ひとりの患者の

診断・治療のプロセスの中から、状態に

応じてちょっとだけ取捨選択するだけ、、

そんなに難しく考えることはないはずです。

 

診療科が細分化されている現在は

ハイリスク妊娠の管理はいろいろな

診療科にご協力をいただいて成り立って

いますが、合併症妊娠の管理ができる

産婦人科医になりたいし、そんな内科医

・産婦人科医が増えてほしいなと思います。

 

お産は命がけということがどれほどの

妊婦さんに認識していただけているかは

わかりませんが、特にハイリスク妊娠で

つらい管理期間、それを乗り越えての

出産に立ち会うのは、何が起こるか

わからない緊張感、お母さんと赤ちゃんが

初対面している感動、無事に分娩を終える

達成感、、、気持ちが忙しいです。

 

けど、この気持ちが一気に味わえるのも

産婦人科だけだと思います。

 

どうですか、産婦人科、ちょっと覗いて

みたくないですか?

 

なんだかただ私の熱い思いをつづっている

だけになってますが、この病院の

周産期センターでは、各診療科や

こども病院のサポートのもと、通常管理は

もちろんハイリスク管理までたっぷり経験

できるところです。

 

苦手意識がある方も、将来産婦人科を

考えている方も、選択肢があるうちに

一度経験するといいんじゃないでしょうか。

 

水戸済生会総合病院のみなさま、

9か月間、ありがとうございました!!

この春で異動される産婦人科の先生方

 

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病院見学に来ませんか?

 

・どこで研修したらいいのかイメージが

 分からない。

とりあえずどうしよう?

 

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研修医から直接に話を聞くのがベストです。

 

見学に行くと、想像以上に雰囲気が違う

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全員合格!国家試験の合格発表がありました

2019.03.21
カテゴリー: 初期研修

3月18日に医師国家試験の合格

発表があり、4月からは、なんと

10名の研修医が仲間入りしてくれる

ことが決まりました。

おめでとうございます!

 

1学年で10名と言うのは、当院の

歴史上で最多人数になります。

迎える我々も、準備に大忙しですが、

良いスタートを切れるようにサポート

していきます!

 

今回の国試に合格したあなたは、

これからは医学生ではなく医師として

患者さんの前に立つことになります。

自分がなすべきことは何か、自分に

与えられた役割は何なのかを、

臨床に出る前の今のうちに、もう

一度考えて欲しいと思います。 

(編集長

当院のドクターカーとドクターヘリ

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茨城県の合同病院説明会が開催されました

2019.03.19
カテゴリー: 初期研修

3月17日に茨城県臨床研修病院

合同説明会がつくば市のイーアス

つくばで開催されました。

 

これは県内の臨床研修病院が集まる

説明会で、医学生約70名が参加して

くれました。

 

昨年までは各病院のプレゼンテーション

があったのですが、今回からは無くなり

各病院のブースで個別に説明や

質問を受け付けました。

 

 

茨城県の修学生や地域枠生の参加も

多いため、以前に当院にお越し

いただいた方もたくさんいましたが、

春休みの帰省を利用して県外の

大学から初めて参加してくれた方も

いました。

 

当院の3名の研修医は、病院紹介は

もちろんのこと、自分が面接を受けた

時の情報などまで話していました。

 

ちなみに面接情報は、当院での研修を

考えてくれているあなたにとって、

気になることだと思いますので、

ここで補足説明しておきます。

 

・当院では面接と小論文で選考します。

・面接は複数の試験官で20~30分ほど。

・病院見学の回数が多いほど有利か?

 という質問を良くいただきますが、

 当院の場合、選考基準に見学回数は

 入っていません。

 

病院説明会でも、これ以上の情報は

お知らせしておりませんので

ご承知おきください。

なお、5月下旬までに募集要項を

病院HPに掲載する予定です。

(編集長)

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◆当院へ病院見学に来ませんか?

 

・どこで研修したらいいのかイメージが

 分からない。

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見学に行くと、想像以上に雰囲気が違う

ことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ病院見学にお越しください。

 

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MCLSのキモ(2)・・・第19回水戸医学生セミナーより

2019.03.16
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

第19回水戸医学生セミナーから、

MCLSを紹介しています。

 

MCLS(Mass Casualty Life Support)

は、大規模災害や多重事故など、

多数傷病者への対応標準化トレー

ニングコースのことで、そのキモは

「すしあんじょうほうよう場所取りTTT」

です。

 

「す」「スイッチをいれる。」でした。

今回はその続きです。

 

実技練習中

 

し:「指揮」

現場での指揮官が決まっていないと、

それぞれの判断が食い違い、現場は

さらに混乱します。意思決定を行う人を

決めておくことが必要です

 

あん:「安全」

当然ながら安全確保は重要です。

3S(Self自分、Scene現場、Surviver

生存者)の安全を確認しながら行動

しましょう。

 

じょう:「情報」

災害時は情報が混乱します。

情報の整理は「いざききかんり」

まとめると効率的です。

   い:いつ、どんな?

   ざ:座標(どこで起きた?)

   き:危険な状況、危険物

   き:緊急機関、応援要請

   かん:患者数、重症者数

   り:利用経路

 

ほう:「報告」

得られた情報を現場のリーダー、

指揮隊、本部に報告し、チームで

共有します

 

よう:「要請」

現場のリソースは限られています。

災害現場の状況や患者数、傷病の

程度を見て必要な応援要請をします。

 

講義中の稲葉先生

 

次回に続きます。

(編集長)

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春のイベントのご案内

春休みに病院説明会が開催されます。

当院も参加しますので、ぜひブースに

お越しください!

 

いよいよ明日です!

茨城県臨床研修病院合同説明会

日時:平成31年3月17日(日) 午後1時~午後5時

場所:イーアスつくば 2Fイーアスホール

詳細はこちら

https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/jinzai/ishikakuho/isei/ishikakuho/mstudent/goudousetumeikai20190317.html

 

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MCLSのキモ・・・第19回水戸医学生セミナーより

2019.03.14
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

先日開催された第19回水戸医学生

セミナーからです。

 

水戸医学生セミナーでは、2日目に

メディカルラリーを行います。ラリーでは

大きく、内因性疾患をベースにACLSを

行うシナリオと、外傷患者にJATEC

などの対応を行うシナリオの、2つが

あります。

 

さらに、東日本大震災を経験してから、

MCLSについても取り扱うように

なりました。

 

MCLS(Mass Casualty Life Support)とは、

大規模災害や多重事故など、多数傷病者

への対応標準化トレーニングコースの

ことです。

 

多数傷病者がいる場合は、通常の臨床と

異なるので、日常臨床からスイッチを

切り替える必要があります。

 

そのMCLSのキモは、

「すしあんじょうほうよう場所取りTTT」

 

あなたには、何のことだか分からない

かもしれませんが、1日目の講習では、

この言葉が何度も何度も出てきました。

 

その意味ですが・・・、

す:スイッチ

し:指揮

あん:安全

じょう:情報

ほう:報告

よう:要請

場所取り:活動場所の設定

T:Triageトリアージ

T:Treatment治療

T:Transport搬送

 

まず、「スイッチ」ですが、

「これは災害だ!多数傷病者事案だ!」

と認識して、自分とチームと本部に

スイッチを入れる必要があります。

 

スイッチを入れることで、通常の病院での

診療ではない、少ないリソースしかない、

災害モードで活動することが周知されます。

 

 

次回も、続きを紹介していきます。

(編集長)

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春のイベントのご案内

春休みに病院説明会が開催されます。

当院も参加しますので、ぜひブースに

お越しください!

 

茨城県臨床研修病院合同説明会

日時:平成31年3月17日(日) 午後1時~午後5時

場所:イーアスつくば 2Fイーアスホール

詳細はこちら

https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/jinzai/ishikakuho/isei/ishikakuho/mstudent/goudousetumeikai20190317.html

 

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【御礼・記録更新!】ブース訪問有難うございました! レジナビフェア東京

2019.03.12
カテゴリー: 初期研修

3月10日にレジナビフェアが東京

ビックサイトで開催されました。

 

ご存知の通り、全国の研修病院が

参加し、医学生が毎回2000名ほど

参加するという大規模な就活フェア

です。

 

当院も茨城県合同ブースで参加しま

したが、今回は51名の方にブースを

訪問していただきました。

この数は当院のブース訪問者の

最高記録を更新しました。どうも

有り難うございました!

 

また、これだけの訪問者を当院の

研修医3名で対応してくれました。

大変お疲れ様でした!

春のレジナビは3年生や4年生が、

どんな病院があるのか?希望の

診療科だと、どこが強いのか?

といった、情報収集のために来て

いる人が多い印象でした。

 

当院の研修医たちも、率直に研修病院

選びや研修生活のこと、専門医制度の

ことなど話してしまいました。

 

今回の情報をもとに、あなたも

これからの病院見学の計画を立てる

のだと思います。今回のブースでの

お話が、少しでもあなたの将来の

ことを考えるうえで、役に立って

もらえれば嬉しいですね。

(編集長)

茨城と言えばガルパンです

 

こんな萌えキャラも・・・

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春のイベントのご案内

春休みに病院説明会が開催されます。

当院も参加しますので、ぜひブースに

お越しください!

 

次の日曜日です!

茨城県臨床研修病院合同説明会

日時:平成31年3月17日(日) 

    午後1時~午後5時

場所:イーアスつくば 

    2Fイーアスホール

詳細はこちら

https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/jinzai/ishikakuho/isei/ishikakuho/mstudent/goudousetumeikai20190317.html

 

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もうすぐ3月11日

2019.03.09
カテゴリー: 救命救急センター

もうすぐ3月11日です。

私たちにとっては忘れることの

できない日です。

 

8年前のあの日、あなたはまだ高校生か

医学部に入りたての頃だったはず。

あの時、病院で何が起こっていたのか、

どんな苦労があったのかは知らないかも

しれません。

 

私たちも日常に忙しさで、あの時の記憶が

何となく薄れてきていますが、せめて

この日だけでも思い返しておこうと思います。

 

昨年も、この白ひげ救急医の記事を

載せました。編集長はすごくイイ記事だと

思いますし、あの時のことを鮮明に

思い出させてくれます。なので、今年も

あなたに読んでもらいたいと思います。 

(編集長)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
白ひげ救急医です.

皆さんは「あの日」何をしていましたか?

僕はその頃,まだ法律的には医学部6年生.

卒業は間違いないけど,国家試験の結果は

出ておらず宙ぶらりんの状態.
 

大学のある弘前から,妻と一緒に水戸に

移動して来たのはあの日の前日.

 

半日かけて車で東北道を南下し, 

水戸市内のホテルに一泊.

そしてあの日.
 
朝から空っぽの新居に,引っ越し業者の

手によって,意外に多い量の段ボール箱を

搬入してもらい,僕と妻は少し遅い昼食を

とりに外出.

 

まだ見慣れない水戸の町並みの中,

全国どこでも同じデザインのコンビニの

駐車場に車を入れた瞬間・・・

2011年3月11日午後2時46分

当然,新居にはまだライフラインが

通っておらず,怯える妻を連れて,

自然と水戸済生会病院に足が向かって

いました.
 

学生時代から何度も病院見学をしていた

ので,僕の顔を覚えてくれている先生方から

声をかけていただきました.

 

妻に安全な場所を提供していただき,

僕はお借りしたスクラブに袖を通し,

できる範囲のお手伝いをさせていただき

ました.

 

と は言え,法律的にはただの医学生.

混乱する院内で事務的な作業,搬送の

お手伝い,医療資器材の運搬など.

はっきり言ってこの時の事はあまり覚えて

いません.

 

 

何もできませんでした.おそらく,医師の

資格を持っていたとしても,ほとんど

役に立たなかったと思います.

 

“何もできなかった” “何も覚えていない”

ということを強烈に覚えています.
 
これが僕の医師人生の,そして救命医

としての始まりでした.

その後,それぞれの早さで時間が流れ,

救命医として勤務する中で,3月11日に

なると毎年「あの日」のことを思い出します.

何の因果かわかりませんが,3月11日に

当直を担当する事が多く,今年もまた

当直に入ります.

 

あの時何もできなかった自分と

今日の自分を最大限客観視しながら,

節目の日の当直を迎えます.

災害はいつ起こるかわかりません.

その時医師として何ができるか.

今のうちに考えてみませんか?

(白ひげ救急医)

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春のイベントのご案内

春休みに病院説明会が開催されます。

当院も参加しますので、ぜひブースに

お越しください!

 

 

レジナビフェアスプリング2019東京

日時:平成31年3月10日(日)午前10時~午後5時

場所:東京ビックサイト 東7・8ホール

詳細はこちら

https://www.residentnavi.com/rnfair/ts190310

 

茨城県臨床研修病院合同説明会

日時:平成31年3月17日(日) 午後1時~午後5時

場所:イーアスつくば 2Fイーアスホール

詳細はこちら

https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/jinzai/ishikakuho/isei/ishikakuho/mstudent/goudousetumeikai20190317.html

 

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