臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
【お知らせ】令和4年度採用初期研修医の採用について
当院では、毎年5月中に初期研修医の採用面接日程を公表していますが、来春採用者の募集要項を当院サイトにアップしました。
新型コロナウイルス対応として、昨年から始めた直接面接と、Zoomを用いたWeb面接の併用を今年も継続します。
直接面接は2回開催しますが、それぞれ10名までとしており、直接面接が定員に達した場合はWeb面接になりますので、ご了承ください。またWeb面接では日程調整が必要ですので、できるだけ早めにお申し込みください。もちろん、いずれの方法を選択しても、選考基準に違いはありませんのでご安心ください。
そして今年は、応募書類の郵送を廃止して、Webでの申し込みを導入します!
面接に際して色々な書類を準備する手間は意外とかかるものです。しかも応募先によって、提出書類が異なっているので、間違っては大変です。当院ではそのような手間を減らして、効率化を図りたいと考えて導入を決めました。現在準備を進めており、6月末に応募開始予定です。
あなたのお申し込みをお待ちしています!
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆Web版・個別病院説明会を開催します!
直接研修医からホントのところを聞いてみませんか?
6月1日~6月30日まで開催します!
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、こちらからご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆レジナビFairでの病院紹介動画が見れます!
2月17日に開催されたレジナビFairでの紹介動画(11分)を、こちらからご覧いただけます。ぜひご覧ください!
◆水戸済生会の内科専門研修説明動画はこちら
「レジナビFair 専門研修(内科)プログラム」で紹介された説明動画がご覧いただけます。
【小児科から②】 こども病院のレジデントレクチャー
こんにちは。小児科の貴達です。
前回の小児科からのブログでも書きましたが、水戸済生会総合病院の隣には茨城県立こども病院があり、密に連携をとりながら診療にあたっています。茨城県立こども病院ではレジデントレクチャーを毎週のように開催していますが、水戸済生会総合病院の初期研修医も自由に参加できるようになっています。
今回は茨城県立こども病院新生児科の星野先生から論文の書き方についてレクチャーがありました。今回はシリーズ第1段の内容で、まずは論文を書く上での心構えなどのレクチャーでした。論文を書くには実臨床をこなしているだけではなく、その他の時間を積極的に使用する必要があること、最初の一編が一番大変なため、まずは一編頑張って書いてみること、論文を書き終えて提出しても拒否されることがあるが、それでもメゲずに書き続けようということなどがレクチャーされました。今後のシリーズでより具体的な論文の書き方についてレクチャー予定です。
私自身も現在英語論文執筆中です。小児科専門医を取る上で論文を書くことは必須項目となっているため、茨城県立こども病院の後期研修医達は全員論文に取り組んでいます。初期研修医でも論文を書きたいという希望があれば一緒に作成していきたいと思っています。
今回は水戸済生会総合病院から初期研修医が3名参加してくれました。今後とも初期研修医が参加したいと思えるような内容を継続していきたいと思います。
(貴達)
お邪魔した初期研修医だけでなく、
水戸済生会の先輩もたくさんいます!
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
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5月10日~5月28日まで開催しています!
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【御礼】eレジフェア ご参加有難うございました!
5月23日(日)にeレジフェアが開催され、当院も参加しました。5月15日のマイナビに続いて、今年度2回目のWeb説明会参加となりました。
マイナビは自社の動画サイトを利用して参加者は顔出しなしでしたが、eレジはZoomを利用して医学生は顔出しでの参加でした。マイナビはチャットでの質問が多かったのですが、eレジは顔出しが影響したのか、質問は少なめでしたね。
あくまで編集長の個人的意見ですが、あなたが質問したいことは、他の参加者も知りたいことです。顔出しの有無に関わらず、ぜひ質問してください。
説明する側としても、特にWebでは一方向の話よりも、双方向にできた方がすごく話やすくなります。あなたも想像してみてください。同じPCの画面でも、原稿の棒読みの説明会よりも会話が弾んだ説明会の方が聞いていて楽しいと思いますし、ホントのところを聞き出すチャンスが増えますよね。時期的にWeb説明会が多く開催されますが、当院に限らず各病院の説明会では積極的に質問してみてください!
Web説明会が終わってから、他の病院の説明会を聞いてから、あらためて聞いてみたいことが出てくるはずです。そんな時は、ぜひ当院のWeb版・個別病院説明会にご参加ください。
Web版・個別病院説明会では、研修医たちが直接対応します。ちょっと聞きにくい質問も大丈夫ですので、遠慮なくどうぞ♪
(編集長)
eレジ中の一コマ
今回は午後に担当してもらいました。
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
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直接研修医からホントのところを聞いてみませんか?
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今回は循環器内科の専門研修についての紹介です。
もしあなたが、循環器内科に関心があって
・PCIをできるようになりたい
・PCIだけでなく、アブレーションもやってみたい
・PCIはもちろん、TAVIもMitraclipもやってみたい
・PADやAortabなど、カテーテル治療は何でもやってみたい
と考えているなら、この先を読む価値があります。さらに、できれば医局に入らずに循環器専門医資格を取りたいと思っているなら、なおさらこの先を読んでください。
ご存じの通り循環器領域はデバイスの進歩が目覚ましく、治療戦略が次々にアップデートされています。それだけやりがいのある領域ですが、水戸済生会の循環器内科は「地域完結」を一つのキーワードに循環器領域の大部分の診療をカバーしています。
水戸済生会は、PCIではもともと県内で有数の施設でしたが、さらにカテーテルアブレーションやICD、CRTにも早くから取り組んでおり、今ではアブレーションも県内有数の症例数となっています。また近年循環器内科医が関わることの多いPADに対するEVTは県内トップです。さらに心外との連携が密で、大動脈瘤や大動脈解離へのステントグラフトや大動脈弁狭窄症に対するTAVIも順調に症例数を伸ばしています。そして現在はMitraclipの導入に向けて準備中です。
新しいデバイスは症例数の多い施設から導入されることが多いので、あなたが専門研修施設を選ぶ時は当然考慮すべきポイントです。さらに最近では、新しいデバイスの術者になるための要件として、ほとんどの場合で循環器専門医資格が必要になっています。循環器専門医を取得したうえで、他の循環器領域の資格であるCVIT専門医や不整脈専門医などを取得するシステムになっています。つまり、循環器専門医を持っていないと、いくら経験や技術はあっても、その次の資格が取得できないようになっているのです。
あなたが循環器内科を考えているなら、最初にすべきことは内科専門医を最速で取得し、最短で循環器専門医資格を得ることです。
そして、そんな時に当院は有利です。
上述の通り当院は症例数も多く、異動することなく1つの施設で専門医取得のための症例が全部経験できるのです。そして専門医資格を取得後も、PCIを始めとした各種の施設認定を受けているため、循環器領域の各種の資格取得もスムーズです。しかも、大学の医局とは関係なく専門医資格を取得できるのが当院の強みです。
当院の内科専門医プログラムから循環器領域をじっくりと腰を据えて、技術の取得と経験症例数の確保に専念できる環境ですので、あなたも当院での内科専門医プログラムから循環専門医取得を目指してください。
(編集長)
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◆【初期研修医向け】eレジフェアONLINE Week2021に出展します!
6月14日(月)から開催される初期研修医向けeレジフェア 専門・後期研修病院合同説明会に当院も出展します。水戸済生会の内科専門研修プログラムについて、現在研修中の専攻医らがあなたの質問にお答えします!是非ご参加ください!!
◆10分で分かります!
1月に開催された「レジナビFairオンライン2021 ~専門研修(内科)プログラム~」 での説明動画を、水戸済生会YouTubeチャンネルでご覧いただけます!
水戸済生会の内科専門研修の特徴が10分で分かります。特に、消化器内科・循環器内科・腎臓内科を志望しているあなたは、ぜひご覧ください!
感染症【投与期間】・・・一般的な目安と個々の患者状態
4月に開催された松永先生の感染症レクチャーから基本の復習です。前回までに【診断】の2つの軸、【治療】の2つの軸、【抗菌薬】、【経過観察】の2つの軸を紹介してきましたが、今回が最後のポイントとなる抗菌薬の投与期間の決定についてです。
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例えば、あなたが蜂窩織炎の患者さんを担当したとします。血液培養で黄色ブドウ球菌(MSSA)が検出されました。第1世代セフェムのセファゾリン(CEZ)の投与で順調に改善しています。患者さんも元気になってきて「いつ退院できますか?」とか「点滴はいつまでやるの?」と聞いてきました。こんな時、あなたは何と答えますか?
結論から言うと、投与期間の判断は「各疾患の一般的な目安+個々の患者の状態」で決めることになります。
血液培養でMSSAが検出されていれば、抗菌薬の10~14日間投与を考えます。でも、人工血管などのデバイスがある患者さんだったら、かなり悩んでしまいます。血液培養の陰性化も確認しなくてはなりません。ということで、「決まり」ではなく、「目安」をもとに、培養結果や感染局所の指標を見ながら判断することになります。
「抗菌剤投与の目安」には以下のようなものがあります。近年は投与期間を短くして大丈夫というような研究結果も出てきていますので、おおよその日数を頭に入れておき、その都度ガイドラインなどで確認するのが良いでしょう。
【髄膜炎】
髄膜炎菌、インフルエンザ菌 ・・・・7日間
肺炎球菌 ・・・・・・・・・・・・・14日間
リステリア菌 ・・・・・・・・・・・21日間
【肺炎】
肺炎球菌 ・・・・・・・・・・・・・解熱後3~5日(最短5日)
レジオネラ・非定型 ・・・・・・・・5~7日
腸内細菌科、緑膿菌 ・・・・・・・・14日以上も考慮
【心内膜炎】
緑色連鎖球菌 ・・・・・・・・・・・14日(GM使用下)
腸球菌 ・・・・・・・・・・・・・・28日~42日
黄色ブドウ球菌 ・・・・・・・・・・28日~42日
【腎盂腎炎】
一般的に・・・・・・・・・・・・・・14日
CPFX、LVFX使用 ・・・それぞれ7日、5日
【菌血症】
感染源除去可能 ・・・・・・・・・・10~14日
(編集長)
RRS・院内急変対応中!
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆5月23日(日)eレジフェア オンラインに出展します!
編集長と研修医らがあなたの質問にお答えします!ぜひご参加ください!!
1回目:10:00~10:45 病院紹介・質疑応答
2回目:11:00~11:45 病院紹介・質疑応答
3回目:12:00~12:45 病院紹介・質疑応答
4回目:13:00~13:45 病院紹介・質疑応答
5回目:14:30~15:15 病院紹介・質疑応答
*病院紹介は各回とも同一内容です。
◆Web版・個別病院説明会を開催します!
直接研修医からホントのところを聞いてみませんか?
5月10日~5月28日まで開催します!
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◆レジナビFairでの病院紹介動画が見れます!
2月17日に開催されたレジナビFairでの紹介動画(11分)を、こちらからご覧いただけます。ぜひご覧ください!
◆水戸済生会の内科専門研修説明動画はこちら
「レジナビFair 専門研修(内科)プログラム」で紹介された説明動画がご覧いただけます。
感染症【経過観察】の2つの軸・・・全身と局所のパラメータ
4月に開催された松永先生の感染症レクチャーから、基本の復習です。前回までに、【診断】の2つの軸、【治療】の2つの軸、そして【抗菌薬】について紹介してきました。今回は治療を開始した後の【経過観察】の2つの軸を紹介します。
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例えば、肺炎の患者さんに抗菌薬を開始したけど、一向に熱が下がらない、WBCやCRPが下がらない。抗菌剤を代えた方がいいか?なんて不安になることはしばしば経験しますよね。あなたはそんな時はどうしますか?
こんな時はまず、抗菌剤を変更する前に感染症治療が上手くいっているかの判断をする必要があります。ところで、あなたは何を根拠に治療が上手くいっているかを判断していますか?
たいていの人は、「発熱」が続いている、「WBC」や「CRP」が下がらない、と答えてくれます。確かに、分かりやすく有用な指標ですが、その特徴と限界を把握しておく必要があります。
松永先生は「2つのパラメータ」をよく理解する必要性を強調しています。それは、「身体全体の総体を表すパラメータ(全身のパラメータ」と「感染局所の病態を表すパラメータ(局所のパラメータ)」です。
「全身のパラメータ」とは、体温、WBCやCRP、プロカルシトニンなどの炎症マーカー、そして敗血症性ショックの治療に用いられるノルアドレナリンの用量、インスリンの用量、乳酸値などを指します。
「局所のパラメータ」とは、感染局所の症状、徴候、グラム染色などの検査所見を指します。
例えば、肺炎の患者さんなら、呼吸回数や酸素飽和度(吸入酸素量)喀痰量などが感染局所の指標になります。全身のパラメータが改善していなくとも、局所のパラメータが改善していれば、治療は上手く行っていると考えることができます。この肺炎の場合なら、CRPが上昇していても、呼吸回数や酸素飽和度(吸入酸素量)が改善傾向なら抗菌薬を変更する必要はありません。「検査値を治しているんじゃない!患者を治しているんだ!」というのが、松永先生のメッセージです。
具体的な感染局所のパラメータには・・・、
【肺炎】
症状(咳、痰、呼吸困難感)、
徴候(呼吸数、呼吸器の設定、痰の量・質)
検査(血液ガス、喀痰のグラム染色)
【尿路感染】
症状(排尿困難、頻尿など)
徴候(腹部の圧痛、背部の叩打痛)
検査(尿中白血球数、尿グラム染色)
【蜂窩織炎】
症状(疼痛)、
徴候(発赤、腫脹、熱感、浸出液の量・質)
検査(浸出液のグラム染色)
【心内膜炎】
血液培養が検出されるまでの日数
血液培養の陰性化
感染症治療では発熱やCRPだけでなく、感染局所のパラメータに注目して、それを追いかけることが重要です。そして、これらのパラメータは診断する時点、治療を開始する時点で、経過を見る指標を決めていくことが大事です。発熱とCRPに惑わされないで頑張ってみてください。
(編集長)
PICC挿入
手際よくやっています♪
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◆5月23日(日)eレジフェア オンラインに出展します!
編集長と研修医らがあなたの質問にお答えします!ぜひご参加ください!!
1回目:10:00~10:45 病院紹介・質疑応答
2回目:11:00~11:45 病院紹介・質疑応答
3回目:12:00~12:45 病院紹介・質疑応答
4回目:13:00~13:45 病院紹介・質疑応答
5回目:14:30~15:15 病院紹介・質疑応答
*病院紹介は各回とも同一内容です。
◆Web版・個別病院説明会を開催します!
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【御礼】マイナビレジデントにご参加いただき有難うございました!
5月15日にマイナビレジデントFestivalが開催され、当院も参加しました。
昨年から研修病院探しは一気にWebにシフトしましたが、いろいろな会社がWeb説明会イベントを開催しており、それぞれ特徴を出そうと頑張っています(でも、ちょっと多すぎてどれがどれだか分かりにくい・・・)。
昨年に比べて、我々の方も参加していただいた医学生の方も、少し慣れてきた感じです。今回は参加学生から、チャットで多くの質問をいただいたり、病院説明の後のZoomでの座談会にも参加いただいた方もいて、双方向のやり取りができたのでプレゼンする我々の方もやりやすかったですね。改めてご参加いただき、どうも有難うございました。
とは言っても、限られた時間でしたので、まだまだ知りたいことや疑問点が出てくると思います。そんな時は、ぜひ当院のWeb版・個別病院説明会にご参加ください。
Web版・個別病院説明会では、研修医たちが直接対応します。ちょっと聞きにくい質問も大丈夫ですので、遠慮なくどうぞ♪
(編集長)
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今回は消化器内科の専門研修について紹介します。
専攻医は2名が当院の内科専門研修プログラムで消化器内科を志望しており、残る1名が千葉大学の内科専門研修プログラムからのローテーションで来てくれています。
どの病院でも、消化器内科はとても忙しい診療科ですが、水戸済生会の消化器内科は以下のような特徴があります。
① 高いQOL
チーム制を実効性のある形で導入しているので、仕事の時はみっちり仕事。休みの日は、完全オフ。仕事と趣味を両立できます。それを実現するために、上下の隔たりなく仲間として全員で力を合わせて診療しています。
② 幅広い治療手技
内視鏡治療は当然のこと、当院ではエコー下穿刺治療、血管内治療もすべて自科で行います。食道静脈瘤に対するBRTOや憩室出血や腹腔内出血も血管内治療グループと共に治療にあたりますので、消化器内科がカバーすべきほぼすべての治療手技+αを習得できます。
③ 高難度治療
EUS下穿刺治療、胆道鏡(SpyGlass)を積極的に行っており、さらに小腸内視鏡も導入されました。これからの内視鏡医に求められる新しい治療技術も身に着けられます。また、外科との合同手術(LECS)も導入し、協力して治療を行っています。
④ IBD(炎症性腸疾患)診療
IBD診療も積極的に行っております。典型的初発症例の寛解導入は当然ながら、ステロイド抵抗例などの難治例、外科治療を考慮すべき重症例まで対応しています。IBDの基本治療薬である5-ASA製剤の使い分けはもちろん、栄養療法、血球除去療法、免疫抑制剤、生物学的製剤など、ありとあらゆる医療リソースを用いたIBDの幅広い治療戦略を学ぶことができます。
(編集長)
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◆10分で分かります!
1月に開催された「レジナビFairオンライン2021 ~専門研修(内科)プログラム~」 での説明動画を、水戸済生会YouTubeチャンネルでご覧いただけます!
水戸済生会の内科専門研修の特徴が10分で分かります。特に、消化器内科・循環器内科・腎臓内科を志望しているあなたは、ぜひご覧ください!
内科地方会でWeb発表しました♪
ちょうど1週間前に開催された内科地方会でJ2の楠先生が発表しました。
以前にこのブログでも紹介したリチウム中毒の症例ですが、ポイントはリチウム中毒症状はいろいろあるのですが、パーキンソニズムを呈することは少ないというところです。
内科地方会も完全Web開催となり発表の仕方も変わりました。あらかじめセリフを録音したパワーポイントを提出するので、準備を早くしないといけない一方でやり直しがきくので気分的には楽かもしれません。
楠先生はスライドも見やすく、落ち着いた話し方で良い発表でした。座長からの質問にも落ち着いて回答できていて、さすがでした。
地方会での症例発表は、多くの病院で初期研修医のデビュー戦になることが多いと思います。発表は数をこなすほど上手くなるので、あなたもぜひ挑戦してください。
(編集長)
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◆【本日です!】マイナビ合同Webセミナー全国版に出展します!
本日5月15日(土)午後に開催されるマイナビ合同Webセミナーに出展します。
編集長と研修医らがあなたの質問にお答えします!ぜひご参加ください!!
1回目:13:00~13:40 病院紹介
13:45~14:15 Zoomでの個別質疑応答
2回目:14:30~15:10 病院紹介
15:15~15:45 Zoomでの個別質疑応答
3回目:16:00~16:40 病院紹介
16:40~ Zoomでの個別質疑応答
*病院紹介は3回とも同一内容です。
◆Web版・個別病院説明会を開催します!
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当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
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2月17日に開催されたレジナビFairでの紹介動画(11分)を、こちらからご覧いただけます。ぜひご覧ください!
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感染症【抗菌薬】の考え方・・・三角形を考えながら2度選ぶ
4月に開催された松永先生の感染症レクチャーから、基本の復習です。今回は抗菌薬の考え方についてです。
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抗菌薬を選択する時のキーワードは、「三角形を考える」そして、「抗菌薬は2度選ぶ」です。
「三角形を考える」とは図のように感染部位、微生物、抗菌薬の関係を考えるということです。
大腸菌による膀胱炎を例にしてみましょう。
「感染部位」は膀胱、「微生物」は大腸菌。「抗菌剤」は、あなたなら何を選択しますか?
尿路感染症と言えば、よく処方されているのがキノロンですが、これって正しいのでしょうか?
実はキノロン耐性の大腸菌が多く、施設によっては約40%がキノロン耐性の大腸菌だったりします。これでは第一選択として不適当(だって40%の症例で効かないってことです)。つまり、抗菌薬を選択するときに感受性を意識することは重要です。
さらに感受性だけでなく、もう一つ、病変部への移行性も考慮します。
良く例に出されるのが、髄膜炎の際の髄液移行性です。感染部位は髄膜(中枢神経系)、微生物は肺炎球菌とします。抗菌剤は、いくら肺炎球菌をカバーしているといっても、第2世代セフェムは髄液移行性が悪いので使いません。移行性の良いセフトリアキソン(CTRX)などの第3世代セフェムを選択します。
抗菌薬を選択する時に三角形を考えるとは、感染部位に抗菌剤が到達するために投与経路(静注、経口)や用量はどうしたら良いのか?その他に、ドレナージなど物理的治療は必要ないか?人工物を除去する必要はないか?といった、感染部位、微生物、抗菌薬の関係性を常に意識しましょうということです。
とは言っても、臨床では原因微生物が判明しないうちに抗菌剤の投与を決めなくてはいけませんよね。そこで、経験的(empirical)に感染部位からよくある原因微生物を考えて抗菌薬を選択します。
その後に原因微生物が判明したら、それにあわせて標的治療(definitive therapy)に切り替えます。これがde-escalation(デ・エスカレーション)と呼ばれるもので、すなわち「抗菌剤は2度選ぶ」ということです。
この2度目の抗菌薬の選択は、十分な抗菌力があること、なるべくカバーする範囲が狭いもの、を基準に選択します。経験的治療で上手くいっている治療を、あえて抗菌薬を変える訳ですからなんとなく抵抗がありますが、「de-escalationは未来の患者さんため」と、松永先生は強調しています。AMR対策が国を挙げて進められている今こそ、肝に銘じるべき言葉ですね。
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
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を目指します
◆5月15日(土)マイナビ合同Webセミナー全国版に出展します!
5月15日(土)午後に開催されるマイナビ合同Webセミナーに出展します。
編集長と研修医らがあなたの質問にお答えします!ぜひご参加ください!!
1回目:13:00~13:40 病院紹介
13:45~14:15 Zoomでの個別質疑応答
2回目:14:30~15:10 病院紹介
15:15~15:45 Zoomでの個別質疑応答
3回目:16:00~16:40 病院紹介
16:40~ Zoomでの個別質疑応答
*病院紹介は3回とも同一内容です。
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