専門研修ブログ
茨城県水戸市にある水戸済生会総合病院の専門研修を紹介するブログです。
初期研修を終えて、自分の専門領域を選ぶ際の参考になる情報や、その領域なら知っておくべきトピックなどを紹介していきます。
総合内科の専門研修2026
今回は総合内科での専門研修についての紹介です。
水戸済生会は大学とは異なって地方の市中病院ですので、全ての内科診療がそろっている訳ではありません。このブログでも紹介してきたように消化器内科、循環器内科、腎臓内科は以前から症例数もスタッフも多く、県央地域での地域完結できる医療を目指して頑張っていましたが、呼吸器内科、血液内科、神経内科などは常勤の専門医がいなかったため、内科専門プログラムでは近隣施設で研修していました。
しかし、専門医がいないからと言って診療しないわけにはいきません。そこで専門研修がスタートした2016年に院内診療科として総合内科を立ち上げました。当初は、肺炎や胸膜炎、喘息やCOPDと言った呼吸器疾患や尿路感染などの感染症、糖尿病性ケトアシドーシスや甲状腺クリーゼなどの代謝疾患は総合内科で担当してきました。
じつは総合内科や総合診療科は、全国の大学病院や基幹病院に設置されていた時期がありました。しかしその多くは、他の診療科から押し付けられた症例があふれかえってしまい、結果的に消滅していったという歴史があります。そこで、水戸済生会で総合内科を発足した当初から、「研修医と専攻医の修練のための院内診療科」と位置付けて、患者数などをコントロールしてきたので、長く続けてこれたと考えています。
そんな水戸済生会に、2023年秋から脳神経内科とリウマチ膠原病内科医、2024年春から血液内科の常勤医が赴任し、これらの診療科の入院患者も総合内科で担当するようになりました。このおかげで、JOSLERに関して非常に有利になっています。特に膠原病や神経内科の症例の確保が困難なことが多いと思いますが、これらの領域も含めてJOSLER症例の確保には困ることが無くなったのは大きなアドバンテージだと思っています。
さらに、扱う疾患が非常に幅広くなっただけでなく、膠原病と血液疾患、そして自己免疫性脳炎など脳神経内科疾患はオーバーラップする部分もあるため、同じような薬剤を使用することも多くあります。このため専攻医にとってだけでなく、指導医同士でもいろいろな相談ができる貴重な場になっています。
総合内科とか総合診療科を標榜する病院はいろいろありますが、上述のように複数の領域の専門医が集まっている総合内科というのはあまりないようです。もし、あなたが内科の中でも診療科をどうするか迷っているなら、水戸済生会の総合内科は間違いなく良い環境になるはずです!
(編集長)

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