臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
水戸済生会の地域研修・・・・神栖済生会病院
初期研修の2年目に地域研修として近隣病院での研修を行います。今年度も既に4月から毎月1~2名が地域研修に出ています。当院以外の環境で診療すると何かしらの新たな発見がありますが、今回は神栖済生会病院で2か月の地域研修(小児科)を行ったえいごマン先生からの報告です。
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こんにちは。私はいま、茨城県神栖市にある神栖済生会病院まで小児科修行の旅に出ております。神栖済生会での日々の診療について、少しご紹介しましょう。
神栖済生会病院は鹿行保健医療圏の小児二次医療を担っており、24時間365日、小児科医による切れ目のない診療を提供しています。午前中は分野の別なく一般外来を行なっており、小児科全領域の疾患に対応しています。気管支喘息や熱性けいれん、川崎病など、子どもの診かたは独特ですよね。
点滴や採血の必要な子がいると、僕の出番です。ここを如何に手際よく熟せるかが、腕の見せ所ですね。はじめの頃と比べると随分打率も上がってきましたが、まだまだです。首位打者への道は険しいと痛感しています。
乳幼児検診・予防接種にも力を入れており、午後の時間はそれらに充てられます。これがとても楽しいんです。いわゆる赤ちゃんと関われる機会って、なかなか無いですよね。小児科医の日常の中で、いちばん穏やかに時間が流れている気がします。まあ、多くの場合は激しい抵抗を受けるのですが、全然へっちゃらです。
空いた時間は研修医らしく、抄読会の予習…と言いたい所ですが、僕は入院している子どもたちと遊ぶようにしています。幸い、ここでは最後は笑顔でバイバイできる子がほとんどです。元気になってきたら、一緒に遊ぶ時間も大切かなと思っています。トランプ、UNO、ジェンガ、すごろく。色々やりましたが、他に良いアイデアあります?ご意見ありましたら、いつでも連絡ください。
さて、数ヶ月に渡る小児科研修で学んだこと。水戸でも神栖でも、きっと世界中のどこに行っても、子どもたちはかわいいですね。彼らの幸福のために医療に何ができるか、少し見えた気がします。
以上、神栖済生会病院よりお送りしました。
(えいごマン)
病院の駐車場より
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