臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

産科だけじゃないんです!

2018.09.13
カテゴリー: 周産期センター

こんにちは。ご無沙汰しております。

チームさんばです。

 

今年の夏は猛暑、猛暑、猛暑、、、

挙句の果てに台風被害と北海道地震と

日本は大丈夫なんでしょうか、、、

と心配になりますが、こちらは母子とともに

元気な赤ちゃんを産んでいただき

将来の日本を盛り立ててもらえるよう

日々過ごしております。

 

ところで産婦人科医はどちらかというと

産科のイメージが強いと思いますし、

私たち周産期センターは産科メインの

仕事をさせてもらっています。

 

でもそうじゃないんです。

ゆりかごから墓場まで、女性であれば

どの年齢の方も診させていただいて

います。

 

先日こんな患者様が救急転院

されてきました。

 

90歳台 PS3 要介護4の女性

在宅診療中、3日前より発熱あり

抗生剤内服あり

2日後食欲不振でクリニックにて

検査したところWBC19800/μl 

CRP 16.8mg/dl

明らかな感染所見ありCTにて

以下の所見を認めました。

 

 

さて、これは何でしょうか?

 

かなり大きな骨盤内腫瘤が目に

つきますよね。

卵巣腫瘍か?

子宮腫瘍か?

感染症状を起こすのは?

胸水もあるから感染はこちらか?

など、気になりますね。

 

ここで、帯下が茶褐色であったことに

目を付けます。(寝たきりでおむつ

介助されていると尿か便か帯下か

よくわからなくて異常に気付き

にくいのですが)

 

とにかく婦人科疾患だろうと翌日

当科転院搬送。外来にて経腟的に

約500mlの排膿があり腫瘤消失。

(外来中異臭が立ち込めて皆様には

ご迷惑をおかけすることとなりました)

 

抗生剤の投与は継続しましたが、

あっという間に良くなって2日後には

WBC6600μl、CRP5.43mg/dlと

データも改善。5日目には元気に

自宅退院となりました。

 

病名:子宮留膿症

 

ADLの低下している女性にはそれなりの

頻度で起こる疾患なので、在宅医療の

分野でも知っていていただきたい

疾患の一つです。

 

いろんな症例に出会えますよ(^^)の

宣伝を込めてご紹介しました。

(チームさんば)

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 平成30年9月21日 19時~

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