臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
どこで評価されているのか?
病棟での研修が始まりまったばかりですが、J1に様子を聞くと「少し慣れてきました!」と言ってくれます。でもその次に、「でも、なかなか上手くできません」とも言います。
患者さんの把握もイマイチで指導医には突っ込まれるし、プレゼンもたどたどしい。指示を出してみたものの、看護師さんからいちいち確認の電話が来る・・・。やはりストレスフルですよね。あなたは向上心があるので、どうしても焦りがちですが、慌てず行きましょう。
とは言っても、自分がどう評価されているのかは正直なところ気になります。そこで今日は参考になるエピソードを紹介します。
だいぶ前になりますが、当院の先輩研修医の話です。彼女は消化器内科を目指していましたが、消化器外科をローテーション中に外科の先生たちから、外科に来ないかと熱烈なラブコールを受けていました。
何故かというと、腹腔鏡下手術でのカメラワークが絶品というのが理由です。
編集長も自分でも経験がありますが、腹腔鏡のカメラ持ちはとにかく眠くなります(笑)。特に当直明けのカメラ持ちは最悪で、よく怒られていました。
でも、彼女は違いました。
術者が見たい視野を的確に把握して、スムーズな手術の進行に大きな役割を果たしていたのです。
特に手技を行う外科系では、指導医の手元をよく見ている研修医は評価が高くなります。実際にやってみたところで、決してうまくいくわけではありません。でも、器具の持ち方やカメラワークなどで、術者の手元を見ていたか、自分がやる時のイメージを持ちながら見ていたか、指導医からするとスグに分かります。
「教えてくれない」とか、「なかなかやらせてもらえない」と、つい思いがちですが、数少ないチャンスをものにして、たくさん手技をやりたいのなら指導医の手順をよく見ておきましょう。
自分がやる時のイメージを持ちながら、何度も頭の中でシュミレーションして臨みましょう。
そんな努力を指導医はちゃんと見ていますよ。
(編集長)
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