臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

【本日より受付開始】 第21回水戸医学生セミナー

2020.01.07
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

お待たせしました!

お知らせしていた

第21回水戸医学生セミナーの

募集を開始します。

 

この水戸医学生セミナーは、

水戸済生会総合病院と水戸協同病院との

共催で11年前から年2回のペースで開催

している、究極の「体験型セミナー」です。

 

大学の授業では体験できない、

内科と救急のエッセンスを盛り込んだ

「水戸医学生セミナー」は、全国の大学から

のべ180名以上の医学生に参加いただいて

おり、リピーター参加者もいるなど、

あなたにも満足してもらえること

間違いなしです!

 

内容は内科における鑑別疾患を

ベッドサイドでじっくり考えてもらうことと、

救急における迅速な初期対応の重要性を

理解してもらうメディカルラリーで構成され、

あなたが初期研修で現場に出た時の

臨調感をそのままに体験できる、まさに

究極の「体験型セミナー」と言えるものです。

 

内科は水戸協同病院総合診療科スタッフが、

救急は水戸済生会病院救急科スタッフが

中心となって両病院の研修医とともに

皆さんをサポートします!

 

開催要項

【日程】

 2020年2月29日(土)、3月1日(日) 1泊2日

 

【場所】 

水戸済生会病院と水戸協同病院  

宿泊は水戸市内のビジネスホテルを予定

 

【対象】 

全国の医学部 3年生、4年生、5年生 

計12名

 

【内容】 

1日目午前  

水戸済生会総合病院でのICLS

およびJATEC、MCLSの講習

 

1日目午後  

水戸協同病院での内科ラウンド、

症例検討会

       

2日目午前  

水戸済生会総合病院での

ミニメディカルラリー

 

2日目午後  

セミナーのまとめ

 

【費用】

宿泊費およびセミナー中のお弁当は

当方で負担しますが、当院までの

往復の交通費はご負担ください。

 

今回も参加者特典を準備しました!

何枚あっても困らない、

水戸済生会のオリジナルスクラブを

プレゼントします!!

 

さらに1月13日(月)の24時までに

お申し込みいただいた方には、

期間限定で特別にスクラブに

あなたの名前を刺繡でお入れします!

 

なお定員になり次第

締め切らせていただきますので、

どうぞお急ぎください。

 

 

第21回水戸医学生セミナーの

申込みは、水戸済生会総合病院の

リクルートサイト

https://recruit-mito-saisei.jp/

にアクセスして、イベント申し込み

フォームより、必要事項を明記のうえ

お申し込みください!

 

参加した医学生の感想は・・・・

 

・1日目の講習で勉強したことを、

 メディカルラリーで実際に体を使って

 体験する形式は、とても頭に入り

 やすかったです。

・多くのスタッフの方のお陰で、大変

 実践的なシーンでの医療を体験する

 ことができました。とても難しかった

 ですが、経験したことが全て脳裏に

 刻まれました。

・普段の実習ではやらないような

 身体所見をじっくりと鑑別を考える

 という機会で、とても楽しく勉強に

 なりました。先生方からのFeedbackが

 すばらしかったです。

・身体診察だけで分かることがたくさん

 あることを実感できた。

(第17回参加者)

 

・(水戸協同病院でのPhysical examination

  roundで)自分が如何に病態~症状~

 検査・所見の結びつかない勉強をして

 いるか痛感しました。

・非常にわかりやすい、また内容の濃い

 2日間となり、大変うれしく思っています。

 ありがとうございました。

・実際に動きながら考えることの難しさを

 感じました。頭も体も同時に動かせる

 ようシミュレーションをすることの重要性を

 感じることができました。

・難しかったけれどとても勉強になりました。

 実際に動いてみる経験ができて良かったです。

・現場に出たときに自分がどのような問題に

 直面するのかを知るための良い機会だった。

(第16回参加者)

 

あなたの参加をお待ちしています!!

 

第21回水戸医学生セミナーの申込みは

水戸済生会総合病院のリクルートサイト

からお願いします!

https://recruit-mito-saisei.jp/

 

—–

【明日から募集開始】 第21回水戸医学生セミナー

2020.01.06
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

お知らせしてきた第21回水戸医学生セミナー

の募集をいよいよ明日から開始します。

 

JATECやMCLSのエッセンスを学んで

2日目のメディカルラリーに挑戦してください。

また、水戸協同病院でのPhysical examination

 roundは検査データや画像に頼りがちな

あなたにとって強烈な印象を残すこと間違い

なしです。

 

開催要項

【日程】

2020年2月29日(土)、3月1日(日) 1泊2日

 

【場所】 

水戸済生会病院と水戸協同病院  

宿泊は水戸市内のビジネスホテルを予定

 

【対象】 

全国の医学部 3、4、5年生 計12名

 

【内容】

1日目

午前:水戸済生会総合病院でのICLSおよび

 JATEC、MCLS講習

午後:水戸協同病院での内科ラウンド、症例

 検討会

 

2日目

午前:水戸済生会総合病院でのミニメディ

 カルラリー

午後:セミナーのまとめ、閉会式

 

【費用】

宿泊費およびセミナー中の食事は当方で

負担しますが、当院までの往復の交通費は

各自でご負担ください。

 

今回も特典を用意しています。

明日のブログ、病院HPをお待ちください!

(編集長)

 

—–

CTは必要だったのか?

2020.01.05
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

病棟からコールがあって、

「患者さんがおなかを痛がっています」

 

ER対応中で、手が離せなかったあなたは

「とりあえずCT」を撮ってもらいました。

 

ERの端末からCT画像を確認すると、

腹腔内にフリーエアはない、膵臓も

腸間膜脂肪織の異常も見当たらない

胆嚢も虫垂も腫大していない(ように見える)。

 

自信はないけど、大きな見落としは

していないはず・・・・。

 

ERが一段落したところで、患者さんの

ところに行ってみると、そんなに具合悪く

なさそう。腹部の身体診察でも、あきらかな

圧痛はない。

 

よくよく聞くと、剣状突起のところを

押すと痛いので、気になって

看護師さんに言っただけとのこと。

 

身体診察をしておけば、わざわざ

CTを撮る必要はなかったのに・・・・。

 

あなたには似たような経験はないですか?

 

やはり、患者さんのところに足を

運んで顔色を確認する、症状を

聞き出す、身体所見を確認する、

というステップは重要です。

 

そして、身体診察で全て診断できる

訳ではありませんが、鑑別診断を

かなり絞り込むことができます。

検査の手間やノイズに振り回される

ことなく診断に最短でアプローチできる

必須のスキルです。

 

水戸医学生セミナーの1日目に水戸

協同病院で行われるPhysical examination 

roundは、実際に入院している患者さんに

協力いただき、ごく簡単な患者情報のみを

与えられる以外は、身体診察のみで診断を

考えるというものです。

 

五感をフルに使って真剣に身体診察に

取り組み、身体診察後の詳細なフィード

バックを受けると、もう一度ベッドサイドに

行ってみたくなるはずです。

 

あなたは身体診察のみでどこまで診断に

迫れるのか?ぜひ挑戦してみて下さい。

 

第21回目となる水戸医学生セミナーの

募集がもうすぐ始まります。

このブログにご注目ください!

(編集長)

真剣に身体診察

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

水戸済生会総合病院の臨床研修は

『総合診断能力を有するスペシャリスト』

を目指します

 

◆冬休みを利用して、

当院へ病院見学に来ませんか?

 

当院の研修医が

どんなふうに仕事しているのか?

どんな生活を送っているのか?

あなたの目で確かめてみてください!

 

冬休み中の病院見学はまだ間に合います!

 

病院見学をご希望の方は、今すぐに

こちらからご連絡ください。

https://recruit-mito-saisei.jp/entry

 

◆感想やコメントはFacebookページから

お願いします!

https://www.facebook.com/mitosaiseikai/

 

水戸済生会総合病院のサイトはこちら

臨床研修・リクルートサイト

病院本体サイト

—–

ちょっと想像してみて下さい・・・

2020.01.04
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

研修医になって、もうすぐ10か月目です。

あと数か月すれば、新しい研修医も

入ってきます。

 

たまに指導医に注意されることはあり

ますが、仕事の段取りもスムーズに

できるようになりました。

 

ER当直も、最初のようには緊張しなくなり、

とりあえず体は動くようになったので、

ちょっとだけ自信も出てきた感じです。

 

医学生のあなたも、来年の今頃は

きっとこんな状況になっているはずです。

 

でも、ちょっと想像してみてください。

もし、あなたがER当直をしている時に

多発外傷患者が搬送されて来たら・・・。

しかも3人同時に搬送されて来たら・・・。

 

あなたが研修医となって当直をすると、

考えている以上に外傷患者が来ます。

多くは軽傷かもしれません。

でも、交通事故など重傷多発外傷も

搬送されてきます。

 

何から手を付けたらよいのか?

最初に何をすべきなのか?

あなたは準備が出来ていますか?

 

こんな時に役に立つのがJATECです。

JATECはJapan Advanced Trauma

Evaluation and Careのことで

外傷患者への初期対応を定めた、

言ってみればACLSの外傷版です。

(*アメリカにはATLS:Advanced

Trauma Life Supportがあります)

 

JATECを知っていれば、当直中に

重傷多発外傷患者が搬送されて来ても、

慌てることなく初期評価・初期対応が

出来ます。

 

もちろん看護師さんにも、うまく仕事を

お願いすることが出来きて、上級医や

外科医が来てくれるまで、場をつなぐ

ことができます。

 

ところが、このJATECは、受講しようと

思っても、定員が少なく開催も限られて

おり、何より受講料が少々高いので、

ちょっとハードルが高すぎます。

 

でもご安心ください。

JATECのエッセンスを、当院で学ぶ

ことが出来ます。

 

11年前から年2回開催している

水戸医学生セミナーでは、1回目から

このJATECのエッセンスを講習に

取り入れています。

 

講習だけでなく、2日目に行われる

メディカルラリーで実践することで、

確実に理解が深まります。

 

正式なコースではありませんが、外傷の

初期対応について、基本を知っている

だけで、落ち着いて行動できるように

なります。

 

研修医になって、最初の外傷患者に

遭遇した時から、役立つことを実感

できるでしょう。

 

そんなJATECのエッセンスを学べる

水戸医学生セミナーの募集が、もうすぐ

始まります。

 

特典もあるので、見逃さないように

このブログにご注目ください。

(編集長)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

水戸済生会総合病院の臨床研修は

『総合診断能力を有するスペシャリスト』

を目指します

 

◆冬休みを利用して、

当院へ病院見学に来ませんか?

 

当院の研修医が

どんなふうに仕事しているのか?

どんな生活を送っているのか?

あなたの目で確かめてみてください!

 

冬休み中の病院見学はまだ間に合います!

 

病院見学をご希望の方は、今すぐに

こちらからご連絡ください。

https://recruit-mito-saisei.jp/entry

 

◆感想やコメントはFacebookページから

お願いします!

https://www.facebook.com/mitosaiseikai/

 

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新年のご挨拶

2020.01.02
カテゴリー: 初期研修

ブログ読者のみなさま

 

新年あけましておめでとうございます。

本年もこのブログを

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

この数年は、新年最初のブログには、

将来計画に関する記事を載せてきました。

2019年 新年の記事

2018年 新年の記事

2017年 新年の記事

 

今年は若干雰囲気を変えて、

この話を紹介したいと思います。

 

「チーズはどこに消えた?」

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、

医学博士で心理学者でもある

スペンサー・ジョンソンの著書で

世界中で多く読まれている本です。

 

 

この物語に登場するのは、2匹のネズミと

2人の小人で、彼らは「迷路」の中に住み、

「チーズ」を探します。

 

ここでの「チーズ」とは「私たちが人生で

求めているもの」、つまり、仕事、家族、

財産、健康などを象徴するものです。

 

「迷路」は、「チーズを追い求める場所」

つまり、会社、地域社会、家庭などを

象徴しています。

 

薄くて、すぐに読める本ですが、

手っ取り早くストーリーを知りたい方は

YouTubeがおすすめです。

https://www.youtube.com/watch?v=kFly6rYj3cI

 

この本のメッセージとしては、

・変化は起きる

・変化を予期せよ

・変化を探知せよ

・変化に素早く適応せよ

・変わろう

・変化を楽しもう!

・進んで素早く変わり、再びそれを楽しもう

(p68より)

 

要するに、変化することを怖がらずに

行動していこう、ということです。

 

今年もいろいろな意味で、あなたにも

変化が訪れます。変化を怖がって、

閉じこもっていては取り残されます。

ぜひ、変化を楽しんで行動を起こして

欲しいと思います。

 

あなたにとって2020年が、

飛躍の1年になりますよう、

一緒に頑張って行きましょう!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 

(編集長)

 

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