臨床研修ブログ

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嚥下障害 その1

2019.10.31
カテゴリー: カンファレンス 内科

こんにちは!研修医のおもちです☻

 

先日、編集長と一緒に嚥下内視鏡(VE)の

講習会に行ってきました。そこで、

今回は嚥下障害についてシェア

したいと思います。

 

誤嚥性肺炎に遭遇したことがない

研修医は恐らくいないと思いますが、

誤嚥しそうな人が入院してきた時、

あなたは、嚥下の評価、そして

嚥下リハビリを、どうしていますか?

 

実際のところ、言語療法士(ST)さん

にお願い(丸投げ)して、トロミを

つけておけばOK!!

・・・なんて思っていませんか?

 

そもそも、誤嚥とは食物の動きと

嚥下の動きが一致しない、もしくは

不十分なことで、食物が気管に入って

しまうと肺炎など生命の危機にも

つながります。

 

嚥下評価は病歴やら身体所見を

しっかりとっていく訳ですが、

初対面や回診時の短時間でも、

口に注目すれば、ある程度は評価

できます。

 

具体的には、

口は開いていないか?

口の中は汚くないか?

唾液は多くないか?

これらに注目してみましょう。

 

また、握力と嚥下の力は相関

するそうです。嚥下機能評価の

際に、「手を握ってもらう」

のもありかもしれません。

(おもち)

 

カルテ記載中

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◆11月のカンファレンス予定

 

・バーネット先生の

 医療コミュニケーションレクチャー

 11月12日(火)、21日(木)

 

・松永先生の感染症カンファ

 11月28日(木)

 

いずれも、院外からの参加を

歓迎します!

 

病院見学やカンファレンスに

参加してみたい方は

こちらからご連絡ください。

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