臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

【リアル開催♪】第34回茨城県央レジデントセミナー

2023.06.20
カテゴリー: 初期研修

6月15日のことですが、第34回目となる県央レジデントセミナーが久しぶりにリアルで開催されました。

 

このセミナーは水戸地区の4つの研修病院(水戸済生会総合病院、水戸協同病院、ひたちなか総合病院、水戸医療センター)の研修医が集まって、研修医同士の勉強や交流を目的に年に2回のペースで開催しているものです。

 

今回で34回目と長く続いている研修医向けのセミナーですが、コロナ以降はWebとリアルのハイブリッドで開催していましたが、久しぶりのリアル開催で、会場となった水戸済生会の丹野ホールには40名以上が集まりました!

 

 

前半の「鑑別診断道場」のパートでは、研修医が経験した症例を提示し、どういった病歴や身体所見から、鑑別診断をあげていくのか?とか、患者さんにどう聞くべきだったのか?にフォーカスを当てています。

 

さらに、この4病院は内科専門研修プログラムでも互いに連携施設になっていることもあり、専門研修で必要な地域のカンファレンスとしての位置づけもあります。そのためファシリテーターを各病院の内科専攻医が務めています。

 

内科専攻医がファシリテーター

 

今回は水戸医療センターとひたちなか総合病院から症例提示がありました。水戸医療センターからは後天性血友病の症例、ひたちなか総合病院からは産褥期の時シックショック症候群の症例でした。いずれも頻度が高い疾患ではないものの、両病院の専攻医が上手にファシリテートしてくれて、明日からの診療に生かせる非常に学びの多いものとなりました。

 

後半の特別講演では水戸済生会総合病院産婦人科の人見先生から、女性の腹痛や妊娠・避妊に関するお話でした。ERで腹痛を主訴に受診した女性の問診や診察のコツを分かりやすく教えてもらいました。

 

産婦人科の人見先生の特別講演

 

次回のレジデントセミナーは11月の予定です。次回は当院から症例提示をする番ですので、勉強になる症例を準備しておきます♪

(編集長)

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水戸済生会総合病院の臨床研修は

総合診断能力を有するスペシャリスト

を目指します

◆次はレジナビでお会いしましょう!

 

6月22日(木)開催のレジナビFairオンライン 西日本week 

に当院も参加します。

 

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