臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
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仕事を進める3つのコツ
急に寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。気づくと11月も半分まで来ましたね。病棟や当直の仕事にはだいぶ慣れて、以前よりは余裕が出てきたのではないでしょうか。
とはいっても、ドクターの仕事は非常に幅広いうえに、いつ呼ばれるか分からない、仕事が中断されやすいという特徴があります。指導医から「これやっといて」と頼まれたことを済ませようと思っていたら、看護師さんから声がかかってしまい、結局仕事が全部中途半端になっている。同じように、患者さんの疾患について調べようと思っても、いつも後回しになって結局調べていない。こんなことが良くあるはずです。
でも大丈夫、心配いりません。これはあなただけではありません。ただし段取りよく仕事を進める工夫をしないと、いつまでたっても同じことの繰り返しです。
そこで、今回は仕事の進め方について3つのヒントを紹介しようと思います。
①ルーチンワークはさっさと終わらせる
病棟業務で入院患者さんの指示を出す、検査の点滴を出す、入退院の時の必要書類を準備するなど、ルーチンワークをさっさと片付けましょう。指導医に確認してからだと、結局は後回しにしてやらないままです。指導医に確認しなくても、部分的に出来るところを、ちょっとした空き時間にやってしまいましょう。
②完璧を目指さない
今まで医学部で勉強してきたあなたは、サマリーや抄読会の文献、さらに発表のスライドなど、つい無意識に完璧なものを目指してしまっているので、つい、「後でやろう」と思ってしまいます。でも、後でやろうと思っても完璧に実行することは不可能です。「やってなかった・・・」と、自分を追い込むだけです。
そこで完璧ではなくとも、ある程度できていればOKと考えると、すごく気が楽になります。最初から完璧を目指すのではなく、途中まででもやっておけば、後で修正するのはそれほど辛く感じません。この考え方はとても大事だと思います。
③締め切りを決める
人間は締め切りがあると、時間を上手に使えるようになります。例えば、試験前に勉強するのは、試験という締め切りがあるからです。自分で締め切りを設定して、それを守るようにしてみましょう。
具体的には、入院患者が多くても、調べものがあっても、「今日はどんなに遅くとも19時には帰宅する!」と決めて、1日の仕事に取り組んでみてください。
この3つのコツは、明日からすぐに出来るものです。効果抜群ですので実際にやってみてください。
(編集長)
朝回診でのディスカッション
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