臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
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【今年も開催!】呼吸器内科専門医と読む胸部X線写真

2023.11.11
カテゴリー: 初期研修

水戸済生会の内科には残念ながら呼吸器内科はありません。ですが、市中肺炎や高齢者の誤嚥性肺炎など、コモンな呼吸器感染症やCOPDの患者さんを総合内科で担当しています。また呼吸器専門医がいなくともECMOを含めたコロナ患者の診療も行ってきました。

 

そうは言っても、不安なく呼吸器疾患を診療できている訳ではありません。そこで、2021年度から呼吸器専門医の井上純人(いのうえすみと)先生を講師に迎えてZoomレクチャーを開催するようになりました。

 

井上純人先生は山形大学の第一内科講師、附属病院教授で、実は編集長と大学の同級生です。山形大学では、ベストティーチャー賞を何度も受賞しており、今では殿堂入りを果たしています。医学部学生はもちろんですが、学内では知らない人はいないほど教え上手で面倒見のいい先生です。

 

今回のレクチャーは、毎年恒例の「呼吸器専門医と読む胸部X線写真」胸部レントゲンの読み方を、かなり丁寧に教えてもらいました。

 

井上先生は胸部単純X線写真を読影する時の17個のチェックポイントを教えてくれましたが、是非とも過去の記事から確認してみてください。

呼吸器専門医と読む胸部X線写真1

呼吸器専門医と読む胸部X線写真2

呼吸器専門医と読む胸部X線写真3

呼吸器専門医と読む胸部X線写真4

呼吸器専門医と読む胸部X線写真5

呼吸器専門医と読む胸部X線写真6

呼吸器専門医と読む胸部X線写真7

呼吸器専門医と読む胸部X線写真8

 

そして最後にレントゲン読影の問題を10問用意してくれていて、全員で回答しました。それぞれ1分間の制限内で、所見を見つけ出すのですが、順番に読むこと、見落としやすい場所を把握しておくことの重要性が分かる問題でしたね。さすがにJ2の方が正答率が高かったようです♪

 

なお、研修医からの質問にもお答えいただきましたが、「編集長の学生時代はどんな感じでしたか?」という余計な質問にも無難に答えてくれて非常に助かりました・・・。

 

来月もZoomでのレクチャーを予定しています。このブログを読んでいるあなたも特別に参加できますので、当院にご連絡ください!

(編集長)

問題を解説中の井上先生

(ちなみに、山形では雪は

まだ降っていないそうです)

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水戸済生会総合病院の臨床研修は

総合診断能力を有するスペシャリスト

を目指します

 

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