臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

【期間限定の特典は6月17日24時まで】 第20回水戸医学生セミナー

2019.06.15
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

第20回水戸医学生セミナーの

参加者を募集中です。

 

この水戸医学生セミナーは、

水戸済生会総合病院と水戸協同病院

との共催で、10年前から年2回の

ペースで開催しており、大学の授業では

体験できない、内科と救急のエッセンスを

盛り込んだ「究極の体験型セミナー」です!

 

全国の大学からのべ170名以上の

医学生に参加いただいており、

リピーター参加者もいるなど、

あなたにも満足してもらえること

間違いなしです!

 

内容は内科における鑑別疾患を

ベッドサイドでじっくり考えてもらうことと、

救急における迅速な初期対応の重要性を

理解してもらうメディカルラリーで構成され、

あなたが初期研修で現場に出た時の

臨調感をそのままに体験できる、

まさに「究極の体験型セミナー」

言えるものです。

 

内科は水戸協同病院総合診療科スタッフが、

救急は水戸済生会病院救急科スタッフが

中心となって両病院の研修医とともに

皆さんをサポートします!

 

開催要項

【日程】

令和元年8月2日(金)、3日(土) 1泊2日

 

【場所】

水戸済生会総合病院と水戸協同病院 

宿泊は水戸市内のビジネスホテルを予定

 

【対象】

全国の医学部4年生、5年生、6年生 

計12名 

 

【内容】 

1日目午前  

水戸済生会総合病院でのICLS

およびJATEC、MCLSの講習

 

1日目午後  

水戸協同病院での内科ラウンド、

症例検討会

       

2日目午前  

水戸済生会総合病院での

ミニメディカルラリー

 

2日目午後  

セミナーのまとめ

 

【費用】

宿泊費およびセミナー中のお弁当は

当方で負担しますが、当院までの

往復の交通費はご負担ください。

 

今回も参加者特典を準備しました!

水戸済生会のオリジナルスクラブ

プレゼントします!!

 

さらに6月17日(月)の24時までに

お申し込みいただいた方には、

特別にスクラブにあなたの名前を

刺繡でお入れします!

 

第20回水戸医学生セミナーの申込みは

水戸済生会総合病院のリクルートサイト

https://recruit-mito-saisei.jp/

にアクセスして、

イベント申し込みフォームより、

必要事項を明記のうえ

お申し込みください!

  

参加した医学生の感想は・・・・

・1日目の講習で勉強したことを、

 メディカルラリーで実際に体を使って

 体験する形式は、とても頭に入り

 やすかったです。

・普段の実習ではやらないような

 身体所見をじっくりと鑑別を考える

 という機会で、とても楽しく勉強に

 なりました。先生方からのFeedbackが

 すばらしかったです。

・(水戸協同病院でのPhysical examination

  roundで)自分が如何に病態~症状~

 検査・所見の結びつかない勉強をして

 いるか痛感しました。

・実際に動きながら考えることの難しさを

 感じました。頭も体も同時に動かせる

 ようシミュレーションをすることの重要性を

 感じることができました。

・現場に出たときに自分がどのような問題に

 直面するのかを知るための良い機会だった。

 

期間限定の特典は

6月17日24時までです!

あなたの参加をお待ちしています。

お急ぎお申し込みください!!

 

第20回水戸医学生セミナーの申込みは

水戸済生会総合病院のリクルートサイト

からお願いします!

https://recruit-mito-saisei.jp/

第19回水戸医学生セミナーの一コマ

—–

抗菌薬では三角形を考える 松永先生の感染症カンファ

2019.06.13

少し間が空いてしまいましたが、

松永先生の感染症カンファからです。

 

「感染症診療の流れ」のうち、前回まで

①感染症? 感染症以外?

②診断の2つの軸

③治療の2つの軸

を紹介しました。

今回は④抗菌薬についてです。

 

個々の抗菌薬については、6月下旬に

予定されている次回のカンファで

取り上げられるはずですが、

ここでは抗菌薬を使うときの考え方を

まとめています。

 

キーワードは

「三角形を考える」

そして、

「抗菌薬は二度選ぶ」

です。

 

「三角形を考える」とは

図のように感染部位、微生物、抗菌薬の

関係を考えることです。

大腸菌による膀胱炎を例にしてみましょう。

「感染部位」は膀胱、

「微生物」は大腸菌。

「抗菌剤」は・・・、

 

よく処方されているのがキノロンです。

しかし、キノロン耐性の大腸菌が多いため、

キノロンは第1選択にはなりません。

当院のアンチバイオグラムでも、

約40%の大腸菌がキノロン耐性です。

これではいくら膀胱炎であっても、

第一選択にはなりません。

 

このように、抗菌薬を選択するときに

感受性を意識することは重要です。

しかし感受性だけで判断するのは間違いです。

もう一つ、病変部への移行性も考慮します。

 

例えば、髄膜炎を例にしてみましょう。

感染部位は髄膜(中枢神経系)、

微生物は肺炎球菌とします。

抗菌剤は、いくら肺炎球菌をカバー

しているといっても、第2世代セフェム

であるセフォチアムは髄液移行性が

悪いので使いません。

セフトリアキソン(CTRX)などの

第3世代セフェムを選択します。

 

感染部位に抗菌剤が到達するために

投与経路(静注、経口)や用量は

どうしたら良いのか?

その他に、ドレナージなど

物理的治療は必要ないか?

人工物を除去する必要はないか?

 

このように三角形の関係性を常に

意識しましょう。

 

といっても、臨床では原因微生物が

判明しないうちに抗菌剤の投与を

決めなくてはいけませんよね。

 

ここは経験的(empirical)に感染部位から

よくある原因微生物を考えて抗菌薬を

選択します。

しかし、その後に原因微生物が判明

したら、それにあわせて標的治療

(definitive therapy)に切り替えます。

これがde-escalation(デ・エスカレーション)で

「抗菌剤は二度選ぶ」ということです。

 

この2度目の抗菌薬の選択は、

十分な抗菌力があること、なるべく

カバーする範囲が狭いもの、を基準に

選択します。

 

経験的治療で上手くいっている治療を、

あえて抗菌薬を変える訳ですから

なんとなく抵抗がありますが、

「de-escalationは未来の患者さんため」

と、松永先生は強調しています。

 

AMR対策が国を挙げて進められている

今こそ、肝に銘じるべき言葉ですね。

 (編集長)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆第20回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 < /p>

令和元年8月2日(金) 3日(土) 

2日間で開催します。

 

五感をフルに使って真剣に身体診察に取り組み、

身体診察後の詳細なフィードバックを受ける。

 

すると、あなたはもう一度ベッドサイドに

行ってみたくなるはずです。

 

あなたは身体診察のみで、どこまで診断に

迫れるのか?ぜひ挑戦してみて下さい!

 

水戸医学生セミナーは、大学の授業で

体験できない、内科と救急のエッセンスを

盛り込んだ「究極の体験型セミナー」です!

 

現在参加者受付中です。

定員まで 残り6名 となりました!

詳細はこちらから

 

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

◆感想やコメントは

Facebookページからお願いします!

https://www.facebook.com/mitosaiseikai/

—–

Ⅲ音を聴きとれますか?

2019.06.11
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

令和元年8月2日(金)、3日(土)の日程で

第20回水戸医学生セミナーを開催します。

現在の参加者を募集中です。

開催概要はこちら!

 

水戸医学生セミナーは今回で20回目、

なんと10年になります。

 

きっかけは、水戸協同病院総合診療部の

前教授である徳田安春先生が水戸に

赴任された時に、医学生向けのイベントを

開催できないかと相談したことから

始まりました。

 

徳田先生は現在、沖縄に戻られて

ますます活躍されています。

後任の小林裕幸先生とは、

水戸医学生セミナーを継続していこう

という話になり、現在に至っています。

 

さて、ご存知の方も多いと思いますが、

徳田先生も小林先生も身体診察を

重視されています。

 

検査に頼らず、病歴と身体診察で

鑑別診断をかなり絞り込めますし、

検査のノイズに振り回されることなく、

最短で診断に到達できる必須の

スキルです。

 

この強みを生かして、水戸協同病院では

Physical examination round

開催されるようになりました。

 

ベッドサイドでの身体診察はもちろん

ですが、毎回のように聴診の問題が

出されます。

 

具体的にはリットマンの電子聴診器に

録音した、実際の患者さんの心音を

聞くのですが、最初のうち参加者は

かなり戸惑います。

 

心臓の聴診で重要なことは、

まずⅠ音、Ⅱ音を同定することですが、

みんな分かりません。

 

でも、小林先生の解説を聞きながら

何度も繰り返し聞いていると、

Ⅰ音、Ⅱ音がわかり、

Ⅱ音の分裂や、Ⅲ音も

聞き分けられるようになります。

 

いったんⅠ音とⅡ音が分かるように

なると、その後の理解は比較的

スムーズです。

 

Ⅲ音は心不全の際の重要な所見

ですから、聴きとれるようになれば

あなたも間違いなく自信がつきます。

 

ぜひPhysical examination roundに

挑戦してみて下さい。

  

水戸医学生セミナーは外傷を含めた

救急医療のことや身体診察を通した

内科診断学、言うなれば臨床における

「動」「静」を体験できる貴重な

機会です。みなさんの臨床に対する

モチベーションをぐいぐいと上げて

くれる「体験型セミナー」です。

 

今なら参加特典も用意しています!

お急ぎお申し込みください!!

 

開催概要とお申し込みはこちら

 (編集長)

 

真剣そのもの

—–

7つのD・・・・徳田先生の症例検討カンファより

2019.06.08
カテゴリー: カンファレンス 内科

6月3日に徳田安春先生に

お越しいただき、カンファを

開催しました。

 

徳田先生は超有名なので、

紹介する必要が無いくらいですね。

著書も多数ありますし、ドクターGと

言えば患者さんでも分かってしまう

くらい有名です。

 

当院へは、年に数回はお越し

いただいていますが、今回は

茨城県の企画である

「実力派講師教育回診事業」の

一環で来ていただきました。

 

今回は、そのカンファのエッセンスを、

当院J2の「おもち」が書いてくれました。

(編集長) 

・・・・・・・・・・・・・・・・ 

こんにちは。

今回初めてブログに載せて

(編集長に書けって言われた)

いただけることになりました。

 

6月3日に徳田先生にお越し

いただきましたが、この春に

研修を始めたばかりのJ1が

最初の2ヶ月間で経験した症例を

プレゼンしてくれました。

 

症例は80才台 女性

主訴は不明熱、倦怠感、食欲不振

 

さて、あなたはどう診断していきますか?

 

不明熱の鑑別としては、

感染症、膠原病、悪性腫瘍が

一般的ですね。

 

でも、鑑別が多数挙がるため、

徳田先生は、まず患者のproblem listを

挙げることで情報を整理していきました。

 

症例のことからは外れますが、

院内発症の不明熱を見た時に

「7つのD」は役立つヒントと

なるそうです。

 

「7つのD」とは

Device          デバイス

CD               CD腸炎

Pseudogout   偽痛風

DVT              深部静脈血栓症

Drug              薬剤

Decuvitus       褥瘡

Debris  (絶食による)無石性胆泥

 

デバイスには、血管内カテーテル

尿道カテーテル、気管チューブ

経鼻胃管、シャント、ペースメーカー

などの埋め込み人工物があります。

 

他にネットでは

Deep abscess 深部膿瘍

というのもみつけました。

 

たしかに使えそうですよね。

 

ちなみにカンファレンスの症例は

血管炎が主体のSLEでした。

(おもち)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆第20回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 

令和元年8月2日(金) 3日(土) 

2日間で開催します。

 

多発外傷患者が搬送されて来た時、

初めに何をしますか?

 

もし多数傷病者が発生する多重事故や

災害が発生した時、あなたが最初に

するべきことは何ですか?

 

大学では教えてくれない現場での対応を、

この「究極の体験型セミナー」で

身に付けてください!

 

現在参加者受付中です。

詳細はこちらから

 

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

◆感想やコメントは

Facebookページからお願いします!

https://www.facebook.com/mitosaiseikai/

—–

その時、あなたには何が出来るのか?

2019.06.06
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

これは実際に編集長が経験したことです。

それはあの東日本大震災の時のこと。

震災の影響で搬送されてきた患者さんが

いました。すでに心肺停止状態。

編集長も加わって、いつも通りに

蘇生をしていました。

 

でも心拍は再開しない・・・。

その時、救急科の先生が

「あと〇分やって戻らなければ黒とします!」

とスタッフみんなの前で宣言しました。

 

「黒!?」

 

その時、編集長は初めて災害現場に

いることを実感しました。

 

もちろんトリアージで黒、赤、黄、緑

があることは知っていました。

でも、自分の目の前にいる患者さんが

黒と判定にされるなんて、正直なところ

考えてもいませんでした。もちろん、

自分で黒と判定できる勇気も

ありませんでした。

 

でも考えてみて下さい。

大規模災害や多数の傷病者がでる

事件や事故が発生した時のことを。

最近も、交通事故や、凄惨な事件が

起こったばかりです。

 

こんな状況下では、使える医療資源は

限られます。通常の医療とは全く

異なります。人も薬剤も限られ、

災害で停電となれば採血だけでなく、

レントゲンやCTなど検査も十分に

出来ません。

 

 そんな状況で多数傷病者を

どうコントロールするのか?

 

多数傷病者を受け入れる病院は

どうすればいいのか?

 

少ない医療資源をどのように

有効に使えばいいのか?

 

そんな状況に、あなたが遭遇

しないという保証はありません。

もし、そこに居合わせたら、

あなたには何が出来るでしょう?

 

水戸医学生セミナーでは東日本

大震災を経験してから、大規模災害や

多重事故など、多数傷病者への

対応標準化トレーニングコース

(MCLS:Mass Casualty Life Support)

についても取り扱っています。

 

MCLSについて、大学で学ぶことは

まずありません。それは、多数傷病者が

いる場合は通常の臨床とは全く

異なるからです。

 

日常臨床からスイッチを切り替える

必要があります。非日常の状況で、

自分はどうすべきかを知っておくことで、

落ち着いて行動できるようになります。

 

水戸医学生セミナーでは、そんな現場での

対応を学び、体験することが出来ます。

 

「その時」に備えて、あなたもMCLSを

ぜひ体験してください。

 

第20回水戸医学生セミナーの

参加申し込みを開始しています!

詳細はこちらから

https://recruit-mito-saisei.jp/archives/209

 

申込みは、水戸済生会総合病院の

リクルートサイト

https://recruit-mito-saisei.jp/

にアクセスして、イベント申し込み

フォームより、必要事項を明記のうえ

お申し込みください。

 

そして今回も参加者特典を準備しました!

 

参加者全員に水戸済生会の

オリジナルスクラブを

プレゼントします!!

 

さらに6月17日(月)の24時までに

お申し込みいただいた方には、

期間限定で特別にスクラブに

あなたの名前を刺繡でお入れします!

どうぞお急ぎください!!

(編集長)

—–

麻疹に注意

2019.06.04

当院のHPでもお知らせしていますが、

先月、麻疹患者が当院のERを受診した

ので、注意喚起を行っています。

 

麻疹は一度診察すれば忘れませんが、

とにかく患者さんがぐったりして、

とても辛そうで、重症感が半端

ありません。

 

いろいろとニュースになっていますが、

国内各地で麻疹患者の報告が相次いで

いるので、国立感染症研究所のHPを

時々チェックすることをお勧めします。

国立感染症研究所の麻疹情報

 

麻疹に関して覚えておくことは

・空気感染、飛沫感染、接触感染など

 様々な感染経路を持ち、感染力が

 非常に強い(すれ違っただけでも

 感染します)。

・潜伏期間は10~12日

・治療法は予防接種のみ。発症して

 からは対症療法しかない

・二大死因は肺炎と脳炎

・罹患後平均7年の経過で発症する

 亜急性硬化性全脳炎(SSPE)

 は国試でも出ますね。

 

さらに修飾麻疹というものがあります。

これは麻疹に対する免疫が不十分な

人が麻疹を発症すると、症状は一般的に

軽く、発疹も非定型的になり診断が

困難となります。感染力も通常より

弱いとされていますが、麻疹患者との

接触歴が重要になります。

 

ワクチン接種歴や渡航歴に加えて、

麻疹患者との接触歴がないかを

詳細に聞き出すことが重要になって

きます。

 

最近は海外からの持ち帰り例が多い

ので、患者さんの職業や渡航歴の

聴取を忘れないだけでなく、

ニュースなどの報道にも関心を持って

おきましょう。

 

ちなみに、先月の麻疹患者を診断した

のはJ1の研修医です。休日のERでしたが、

本人曰く「麻疹だったらヤダナー」と

初めから鑑別に挙げて診察を始めて、

すぐにコプリック斑を見つけたそうです。

 

それを受けて、当日の後期研修医が

すぐにICT(感染対策チーム)に連絡をして、

患者を隔離、保健所への連絡を行いました。

 

ICTのメンバーからは、かなり迅速な

対応ができたとお褒めの言葉をいただき

ました。

 

あなたが当直しているときに

麻疹患者が来るかもしれません。

まさか遭遇しないだろうと

油断しないようにしてください。

(編集長)

ERの一コマ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆第20回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 

令和元年8月2日(金) 3日(土) 

2日間で開催します。

 

多発外傷患者が搬送されて来た時、

初めに何をしますか?

 

もし多数傷病者が発生する多重事故や

災害が発生した時、あなたが最初に

するべきことは何ですか?

 

大学では教えてくれない現場での対応を、

この「究極の体験型セミナー」で

身に付けてください!

 

現在参加者受付中です。

詳細はこちらから

 

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

◆感想やコメントは

Facebookページからお願いします!

https://www.facebook.com/mitosaiseikai/

—–

【本日より受付開始】 第20回水戸医学生セミナー

2019.06.03
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

お待たせしました!

お知らせしていた

第20回水戸医学生セミナーの

募集を開始します。

 

この水戸医学生セミナーは、

水戸済生会総合病院と水戸協同病院との

共催で10年前から年2回のペースで開催

している、究極の「体験型セミナー」です。

 

大学の授業では体験できない、

内科と救急のエッセンスを盛り込んだ

「水戸医学生セミナー」は、全国の大学から

のべ170名以上の医学生に参加いただいて

おり、リピーター参加者もいるなど、

あなたにも満足してもらえること

間違いなしです!

 

内容は内科における鑑別疾患を

ベッドサイドでじっくり考えてもらうことと、

救急における迅速な初期対応の重要性を

理解してもらうメディカルラリーで構成され、

あなたが初期研修で現場に出た時の

臨調感をそのままに体験できる、まさに

究極の「体験型セミナー」と言えるものです。

 

内科は水戸協同病院総合診療科スタッフが、

救急は水戸済生会病院救急科スタッフが

中心となって両病院の研修医とともに

皆さんをサポートします!

 

開催要項

【日程】

 令和元年8月2日(金)、3日(土) 1泊2日

 

【場所】 

水戸済生会病院と水戸協同病院  

宿泊は水戸市内のビジネスホテルを予定

 

【対象】 

全国の医学部 4年生、5年生、6年生 

計12名

 

【内容】 

1日目午前  

水戸済生会総合病院でのICLS

およびJATEC、MCLSの講習

 

1日目午後  

水戸協同病院での内科ラウンド、

症例検討会

       

2日目午前  

水戸済生会総合病院での

ミニメディカルラリー

 

2日目午後  

セミナーのまとめ

 

【費用】

宿泊費およびセミナー中のお弁当は

当方で負担しますが、当院までの

往復の交通費はご負担ください。

 

今回も参加者特典を準備しました!

何枚あっても困らない、

水戸済生会のオリジナルスクラブを

プレゼントします!!

 

さらに6月17日(月)の24時までに

お申し込みいただいた方には、

期間限定で特別にスクラブに

あなたの名前を刺繡でお入れします!

 

なお定員になり次第

締め切らせていただきますので、

どうぞお急ぎください。

 

 

第20回水戸医学生セミナーの

申込みは、水戸済生会総合病院の

リクルートサイト

https://recruit-mito-saisei.jp/

にアクセスして、イベント申し込み

フォームより、必要事項を明記のうえ

お申し込みください!

 

参加した医学生の感想は・・・・

 

・1日目の講習で勉強したことを、

 メディカルラリーで実際に体を使って

 体験する形式は、とても頭に入り

 やすかったです。

・多くのスタッフの方のお陰で、大変

 実践的なシーンでの医療を体験する

 ことができました。とても難しかった

 ですが、経験したことが全て脳裏に

 刻まれました。

・普段の実習ではやらないような

 身体所見をじっくりと鑑別を考える

 という機会で、とても楽しく勉強に

 なりました。先生方からのFeedbackが

 すばらしかったです。

・身体診察だけで分かることがたくさん

 あることを実感できた。

(第17回参加者)

 

・(水戸協同病院でのPhysical examination

  roundで)自分が如何に病態~症状~

 検査・所見の結びつかない勉強をして

 いるか痛感しました。

・非常にわかりやすい、また内容の濃い

 2日間となり、大変うれしく思っています。

 ありがとうございました。

・実際に動きながら考えることの難しさを

 感じました。頭も体も同時に動かせる

 ようシミュレーションをすることの重要性を

 感じることができました。

・難しかったけれどとても勉強になりました。

 実際に動いてみる経験ができて良かったです。

・現場に出たときに自分がどのような問題に

 直面するのかを知るための良い機会だった。

(第16回参加者)

 

あなたの参加をお待ちしています!!

 

第20回水戸医学生セミナーの申込みは

水戸済生会総合病院のリクルートサイト

からお願いします!

https://recruit-mito-saisei.jp/

 

—–

【明日から募集開始】 第20回水戸医学生セミナー

2019.06.02
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

お知らせしてきた

第20回水戸医学生セミナーの

募集を明日から開始します。

 

JATECやMCLSのエッセンスを

学んで、2日目のメディカルラリーに

ぜひ挑戦してください。

 

また、水戸協同病院での

Physical examination roundは

検査データや画像に頼りがちな

あなたにとって、強烈な印象を

残すこと間違いなしです。

 

参加者の感想は・・・・、

・はじめての参加で、はじめて知ることも

 多く、なかなか上手くできなかった

 のですが、先生方やチームのメンバーに

 教えていただいて、とても楽しく

 2日間が過ごせました。

・やっている最中はとても大変だったが、

 終わってみるととても楽しかった

・頭でわかっていても、いざ行動して

 みると思うようにできないことに

 気づかされました。

 

今回も特典を用意しています。

明日のブログ、病院HPをお待ちください!

 

開催要項

【日程】

 令和元年8月2日(金)、3日(土) 1泊2日

 

【場所】 

水戸済生会病院と水戸協同病院  

宿泊は水戸市内のビジネスホテルを予定

 

【対象】 

全国の医学部 4年生、5年生、6年生 

計12名

 

【内容】 

1日目午前  

水戸済生会総合病院でのICLS

およびJATEC、MCLSの講習

 

1日目午後  

水戸協同病院での内科ラウンド、

症例検討会

       

2日目午前  

水戸済生会総合病院での

ミニメディカルラリー

 

2日目午後  

セミナーのまとめ

 

【費用】

宿泊費およびセミナー中のお弁当は

当方で負担しますが、当院までの

往復の交通費はご負担ください。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

◆病院見学はもうお済みですか?

「どうやって研修病院を決めたら

いいのか分からない・・・。」

 

それには病院見学をするのが一番です。

さらに直接、研修医から話を聞くのが

ベストです。実際に見学に行くと、

想像以上に病院によって雰囲気が

違うことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ見学に来て、あなたの目で

リアルな研修生活をのぞいてみて下さい。

 

病院見学のお申し込みは、こちらから

https://recruit-mito-saisei.jp/entry

 

その他、ご質問やお問い合わせは

こちらからご連絡ください。

https://recruit-mito-saisei.jp/contact

 

◆感想やコメントはFacebookページから

お願いします!

https://www.facebook.com/mitosaiseikai/

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内科地方会で奨励賞をいただきました

2019.06.01
カテゴリー: 初期研修

5月に開催された内科地方会で開催され、

当院からJ2の武原先生が発表しました。

 

循環器領域の症例でしたが、

堂々としたプレゼンで、会場や座長からの

質問にも落ち着いて答えていました。

なかなか良い発表でした。

 

さらに、奨励賞までいただきました!

内科学会のHP

 

奨励賞までいただける機会は、

なかなかありません。

オメデトウございます!

 

 

地方会での症例発表は、多くの病院で

初期研修医のデビュー戦になることが

多いと思います。

 

忙しい中での発表準備は大変ですが、

・数多くの文献を集めて、

・スライドを作って、

・想定される質問を考えながら原稿を作る。

・時間内に終わるようにプレゼン練習をして、

・発表する

という手順は、これから何度もあるし、

数をこなすほど上手になります。

 

あなたもぜひ挑戦してください。

(編集長)

・・・・・・・・・・・・・・・・

◆そろそろ募集開始です!

第20回水戸医学生セミナー

 

究極の「体験型セミナー」の募集が

そろそろ始まります。

このブログでご案内しますので、

どうぞお見逃しくなく!

 

◆病院見学はもうお済みですか?

「どうやって研修病院を決めたら

いいのか分からない・・・。」

 

それには病院見学をするのが一番です。

さらに直接、研修医から話を聞くのが

ベストです。実際に見学に行くと、

想像以上に病院によって雰囲気が

違うことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ見学に来て、あなたの目で

リアルな研修生活をのぞいてみて下さい。

 

病院見学のお申し込みは、こちらから

https://recruit-mito-saisei.jp/entry

 

その他、ご質問やお問い合わせは

こちらからご連絡ください。

https://recruit-mito-saisei.jp/contact

 

◆感想やコメントはFacebookページから

お願いします!

https://www.facebook.com/mitosaiseikai/

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どこまで分かるか、やったことはありますか?

2019.05.30
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

病棟からコールがあって、

「患者さんがおなかを痛がっています」

 

あなたは他にもいろいろやることが

あったので、とりあえずCTをオーダーして

画像を確認しました。

でも、腹痛の原因となりそうなものはなし。

腹腔内にフリーエアもないし、膵臓も

腸間膜脂肪織の異常も見当たらない

胆嚢も腫大していない。少なくとも

虫垂は腫大していなさそう。なんとなく

自信はないけど、大きな見落としは

していないはず。

 

あとから腹部の身体診察をしてみたら

患者さんはそんなに具合悪くなさそう。

よくよく聞くと、剣状突起のところを

押すと痛いので、気になって

看護師さんに言っただけ

 

身体診察をしておけば

わざわざCTを取る必要はなかった・・・。

あなたには似たような経験はないですか?

 

身体診察で全ての診断ができる訳では

ありませんが、鑑別診断をかなり絞り

込めます。そして検査の手間やノイズに

振り回されることなく診断に最短で

アプローチできる必須のスキルです。

 

水戸医学生セミナーの初日に水戸協同病院

で行われるPhysical examination roundは

実際に入院している患者さんに協力いただき、

ごく簡単な患者情報のみを与えられる

以外は、身体診察のみで診断を考える

というものです。

 

五感をフルに使って真剣に身体診察に

取り組み、身体診察後の詳細なフィード

バックを受けると、もう一度ベッドサイドに

行ってみたくなるはずです。

 

あなたは身体診察のみでどこまで診断に

迫れるのか?ぜひ挑戦してみて下さい。

 

水戸医学生セミナーの募集がもうすぐ

始まります。しかも今回は記念となる

第20回目です。特典もあるので、

見逃さないようにご注意ください。

 (編集長)

 

水戸協同病院での症例検討の一コマ

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◆病院見学はもうお済みですか?

「どうやって研修病院を決めたら

いいのか分からない・・・。」

 

それには病院見学をするのが一番です。

さらに直接、研修医から話を聞くのが

ベストです。実際に見学に行くと、

想像以上に病院によって雰囲気が

違うことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ見学に来て、あなたの目で

リアルな研修生活をのぞいてみて下さい。

 

病院見学のお申し込みは、こちらから

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