臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
今年度も始まりました・・・・松永先生の感染症カンファ
4月26日に本年度1回目となる松永先生の
感染症カンファが開催されました。
なんと10年目を迎えた、当院にとって
無くてはならないカンファの一つです。
毎年ですが、年度初めのテーマは
「感染症診療の基本」
この「感染症診療の基本」は非常に重要
なので、このブログ開設当初からネタとして
紹介してきました。
松永先生のプロフィールを紹介しておきます。
松永先生は帝京大学医学部付属病院の感染制御部
に所属されている先生です。1999年に東京大学
医学部を卒業され、在沖縄米国海軍病院インターン、
東京大学医学部附属病院内科研修医、そして茨城
県立中央病院内科レジデントを経て、2002年から
米国コロンビア大学関連病院St.Luke’s-Roosevelt
Hospital Center内科レジデント、2005年からUCLA
関連フェローシッププログラム感染症科臨床フェロー
を修了されています。帰国後は三愛病院内科、東京
医科大学病院感染制御部を経て、2010年から現職を
務めておられます。当院には平成21年から感染症
カンファや院内講演会などでお越しいただいており、
現在は年5回の研修医向け感染症カンファをお願い
しています。
さて、感染症診療と言うと、あなたは
「抗菌薬を覚えるのが大変だな」
なんて考えていませんか?
でも待ってください。抗菌薬は治療法という
枠の中の一つの方法に過ぎません。
つまり、感染症診療≠抗菌薬の使い方
ってことなのです。
感染症診療を学ぶ時は、抗菌薬の使い方よりも
感染症診療の流れを把握することが大事です。
特に下のスライドは、この10年間変わること
なく毎回資料に含まれている重要なものです。
これから何度かに分けて、松永先生が何度も
強調したところを紹介していきます。
(編集長)
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◆5月は徳田安春先生です!
おなじみの徳田先生のカンファ
昨年度は4回もお越しいただきました。
今年度第1回目が下記日程で開催されます。
平成30年5月29日(火)11時~
*日程が変更となりました
いずれも院外からの参加を歓迎します!
参加を希望される方はこちらにご連絡ください!
↓
http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html
◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは
こちらからご連絡ください。
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