臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

水戸済生会の専門研修・・・消化器内科

2018.09.22
カテゴリー: 後期研修

【はじめに】

当院は水戸市に所在していますが、

市内で消化器内科が24時間対応可能な

総合病院は当院のみです。

 

そのため当科は水戸市から医療難民を

出すことがないよう、また県央県北地区の

腹部診療を我々が支えていくという

強い想いと自負を持ち、日々診療レベル

向上に努めています。

 

【当科における診療について】

当科は消化器内科のカバーする

ほぼすべての治療手技を科内で担当して

います。内視鏡はもちろんのこと、RFA、

PTGBD、PTBDをはじめとした経皮治療、

TACEなどの血管内治療も当科で行います。

さらに内視鏡的に止血困難な消化管出血

(憩室出血や術後出血など)は血管内治療

グループと共に治療にあたっています。

 

内視鏡はオリンパス社とフジフィルム社の

両方の拡大内視鏡および経鼻内視鏡があり、

それぞれの特徴にあわせて内視鏡を

選択し検査治療できます。特に消化器

内科で内視鏡治療を修得したいあなたなら

二つのクセの異なる内視鏡を使うことで、

応用力の高い技術が身につけられます。

また、内視鏡治療で必須となるコンベックス

型超音波内視鏡を用いたEUS下穿刺手技

も修得できます。

 

また当科は他院で敬遠されがちな

IBD診療にも積極的に取り組んでおり、

外科治療にいたるような重症の患者さん

の紹介も多数受け入れています。

IBDの治療は近年大きく変遷してきまし

たが、基本薬剤となる5-ASA製剤の

使い分けは当然のこと、栄養療法、

血球除去療法、免疫抑制剤、生物学的

製剤などあらゆる医療リソースを用いた

IBDの幅広い治療戦略を学ぶことができます。

 

上述のとおり、当科では消化器内科領域の

幅広い診療を行っており、消化器病専門医、

肝臓専門医取得はもちろん、超音波専門医や、

今後サブスペシャルティとして認められる

見通しの消化器内視鏡治療専門医などの

資格取得が可能です。

 

また社会問題となっている働き方に関して、

病院全体でも当直明けには帰宅できる

体制になっていますが、さらに当科では

チーム制および週末の当番医制を導入

しており、土日祝日は当番医がすべて

対応するため主治医は業務から完全に

開放されます。実際のところ、卒後3年目の

専攻医でも土日祝日の当番は4-5回/月を

超えることはなく、月に5日以上の完全

休暇日を確保しています。オンコールも

二人体制のため治療が必要な場合は

必ず上級医と治療を行うことができ、

時間外診療のストレスがかなり軽減

されています。

 

当院は消化器内科をめざすあなたにとって、

レベルアップを図れる環境であることは

間違いありません。さらに仕事をする場

としても恵まれた環境です。ぜひ、我々と

一緒に茨城の医療を支えていきましょう!

 

さらに話を聞いてみたい、

見学をしたいと考えているあなた。

研修するかは、私たちと直接会って

話をしてから、院内を見学してから

決めてください。

 

ご連絡をお待ちしています!

メールアドレスはこちら

↓↓

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

さらに

旧制度で専門医資格取得をめざして

いる先生、そして臨床の一線を離れた

けど、現場に復帰を考えている先生へ

 

消化器内科は幅広い分野で、幅広い

手技、業務があります。当科では希望に

合わせた役割分担で、時短勤務に対応します。

 

フルタイムが難しいために総合病院での

勤務をあきらめている先生も、ぜひ当科へ

ご連絡ください!

 

研修医と共にTACE

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◆当院の内科専門医プログラム説明会

 平成30年9月27日 19時~

  当院 3階第一会議室

 

参加をご希望の方はこちらからご連絡ください

 ↓

 http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

◆病院見学や、その他のご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

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