臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

水戸済生会の専門研修・・・救急科

2018.09.06
カテゴリー: 後期研修

当院は日本救急医学会が定める

救急科専門医指定施設です。

ちなみに茨城県内には当院を含め

8つの専門医指定施設があります。

 

現状で救急専門医を取得しようとする場合は

 

・3年以上の学会加入歴と5年以上の臨床経験

・救急科専門医指定施設あるいは

 同等の施設で3年以上の臨床修練

・必修項目を含むおよそ100例の手技・

 処置の経験

・急性疾病、外因性救急、ショック、

 来院時心肺停止の症例合計50例

 

以上が必要となります。

 

これら書類審査をパスしたのち、筆記試験を

経て救急科専門医を取得できます。

 

これらの要件はすべて当院で

十分満たすことができます。

このため当救命救急センターの

救急専門医数は茨城県内で

最多となっています。

 

今後、新専門医制度に移行すると、

茨城県で研修を行う場合には

筑波大学附属病院もしくは

筑波メディカルセンターを基幹病院として

県内各地の救急診療科・救命救急センターを

ローテーションする形となります。

(詳しいプログラムについては学会および

両施設のホームページを参照ください)

 

各施設いろいろな特色がありますが、

当救命救急センターの売りは

ドクターカーやドクターヘリなどの

「プレホスピタル医療」

当院の総合周産期母子医療センターや

隣接する県立こども病院と連携できる

「周産期・小児救急」と言えるでしょう。

 

いずれも的確な判断力と

素早い処置を必要とする領域であり、

まさに救命救急医の醍醐味が

味わえる現場となっています。

 

その他にもER/救急対応やICU管理は

もちろん、院内急変対応、災害医療、

院内外での教育・研修、MC業務、

スポーツ大会での救護業務など

仕事の幅が非常に広く、

かつ魅力的な内容になっています。

 

当院は筑波大学附属病院および

筑波メディカルセンター病院の

連携施設となっているので、

興味のある方はぜひ当院のローテーションが

含まれるプログラムを選択してください。

 

ただし、プレホスピタル医療については

数か月の研修では単にドクターカーに

「乗った」ドクターヘリに「乗った」だけ

で終わってしまいます。

 

救命医としてドクターカーの現場で

何ができるか、

ドクターヘリで出動した先で

何ができるかを経験するには、

できる限り長期のローテーションが望ましい

と考えています。

 

興味がある方は、

いつでも気軽に見学にお越しください!

ぜひ一緒に救命の現場を味わいましょう!

(白ひげ救急医)

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◆松永先生の感染症カンファ

松永先生の感染症カンファを

下記日程で開催します。

院外からの参加も歓迎します!

 

平成30年9月11日(火)

13時より

参加を希望される方はこちらにご連絡ください!

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

 

病院見学や、その他のご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

 

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