臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

今年度も始まりました!・・・・松永先生の感染症カンファ

2019.05.02

平成最後の日となった4月30日に

本年度1回目の松永先生の感染症

カンファが開催されました。

 

ゴールデンウィークの谷間で

世間は10連休ですが、

当院は通常診療をしており

松永先生にもいつも通りに

お越しいただきました。

 

松永先生のカンファのことは

このブログでは何度も紹介していますが、

今年で11年目となる、当院にとって

無くてはならないカンファの一つです。

 

松永先生を知らないあなたに

先生のプロフィールはこちら

松永先生は帝京大学医学部付属病院の

感染制御部でお仕事をされていますが、

1999年に東京大学医学部を卒業され、

在沖縄米国海軍病院インターン、

東京大学医学部附属病院内科研修医、

そして茨城県立中央病院内科研修医を経て、

2002年から米国コロンビア大学関連病院

St.Luke’s-Roosevelt Hospital Center

内科レジデント、2005年からUCLA関連

フェローシッププログラム感染症科臨床

フェローを修了されています。帰国後は

三愛病院内科、東京医科大学病院感染

制御部を経て、2010年から現職を務めて

います。当院には平成21年から感染症

カンファや院内講演会などでお越し

いただいており、現在は年5回の研修医

向けの感染症カンファをお願いしています。

 

毎年恒例ですが、年度初めのテーマは

「感染症診療の基本」を話して

いただきました。

 

このテーマは非常に重要なので、

このブログでは開設当初から

ネタとして何度も紹介してきましたが、

松永先生が何度も強調したところや

印象に残ったところを次回から

紹介していきます。

 

さらに今回は10連休中ということも

あり、院外から医学生が4名もカンファ

に参加してくれました!

 

医学生の感想は・・・

・導入が非常に丁寧でした。症例や

 国試の問題をベースに進んでいた

 ことも分かりやすかったです。

 

・治療評価について、抗菌薬のやめ時を

 学ぶことは少なかったので、非常に

 勉強になりました。もう1回来て学び

 たいです。

 

・(新しく知ったこととして)

 感染症≠抗菌薬であること、抗菌薬

 投与後は全身の評価と局所の評価

 どちらも必要であること

 

などなど、医学生にも好評でした! 

ちなみに次回の松永先生のカンファは

6月27日(木)の予定です。

ご都合の付く方はぜひご参加ください!

(編集長)

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◆病院見学はもうお済みですか?

「どうやって研修病院を決めたら

いいのか分からない・・・。」

 

それには病院見学をするのが一番です。

さらに直接、研修医から話を聞くのが

ベストです。実際に見学に行くと、

想像以上に病院によって雰囲気が

違うことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ見学に来て、あなたの目で

リアルな研修生活をのぞいてみて下さい。

 

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