臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
振り返りをしていますか?
研修が始まって4か月目になります。
患者さんとのやり取りや、病棟業務
などにも、少し余裕ができてきた頃
でしょうか?
そうなると、例えばCVカテを入れたり
ドレーンを入れたり、縫合したりなど
色々な手技をする機会が増えてきます。
当院でも手技はできるだけやって
もらうようにしています。もちろん
患者さんに不利益があっては
いけませんから、質のコントロール
と言う意味で、全てやってもらうのは
無理です。
でも、自分でやってみることで
初めて気づくことがあります。
見るのとやるのは大違いですよね。
編集長はIVRにも携わっている
のですが、以前にアメリカでIVR医を
やっている先生の話を聞いた時に
こんなことを言っていました。
「アメリカでは指導医がカテ室で
手技に参加することが、フェローに
最も嫌われること」
そして、
「5症例を見学するより、2症例を
自分でやる方が勉強になる。」
とも話していました。
納得ですね。
この写真は研修医が心カテで
上肢からPICCを入れている時の
ものです。助手をしているのも研修医。
(もちろん指導者が近くにいます)
上手くいっても、よく振り返りをしておく、
上手くいかなかった時も、どこが敗因
なのか振り返っておくことが大事です。
一番よくないのが、手技でも症例でも、
自分で振り返りをしないこと。
振り返りをして、次に同様な場面に
遭遇した時に、もっと上手くできるように、
何度も何度もイメージトレーニングを
しましょう。
この毎回の振り返りの積み重ねが、
後になるほど大きな差になります。
そして指導医は、あなたの小さな努力の
積み重ねを必ず見てくれていますよ。
(編集長)
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