臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
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嚥下障害 その5・・・EAT-10
こんにちは!研修医のおもちです☻
嚥下障害の5回目です。
前回は摂食嚥下障害患者の問診に
ついて紹介しましたが、その補足です。
嚥下評価ツールとしてEAT-10という
ものがあります。
↓
https://nestle.jp/nutrition/swallow_chew/eat-10.html
いろいろなスクリーニングのための
質問票がありますが、このEAT-10は
国際的に摂食嚥下障害の臨床研究で
使われているものだそうです。
ちなみに日本ではネスレ日本(株)が
使用権を有しています。
このEAT-10が3点以上であれば、
誤嚥の感度0.758、特異度0.749と
なっています。
弱点としては、嚥下障害の自覚が
全くない人では0点になってしまうことです。
例えば、身近に誤嚥性肺炎の既往が
ある方がいると、患者さん自身も、家族も
不安になっている時があります。
こういった時に、患者さん自身に
使ってもらうのもイイですし、
家族に教えておいて、自宅である程度
チェックしてもらうのも有用です。
(おもち)
バーネット先生のレクチャー
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◆11月のカンファレンス
・バーネット先生の教育回診
医療コミュニケーションレクチャー
11月21日(木)
・松永先生の感染症カンファ
11月28日(木)
いずれも、院外からの参加を
歓迎します!
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