臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
ほうれんそうのおひたし
あなたが病棟の患者さんで困ったことがあったので、指導医に相談するため連絡してみました。指導医は忙しかったらしく、あまり話も聞かずに「ハイハイ、それでいいよ」とだけ。ところが夕方のカンファの時にこの時の対応について話したところ「なんで相談しないんだ?」と怒られてしまったことはありませんか?
これから新人が入ってくると、あなたにとっては当たり前の対応も、新人にとっては初めてのことでどうしていいか分かりません。1年前のあなた自身を思い出してみればわかることと言え、ついこの指導医のような対応をしてしまうかもしれません。
こんな時に思い出してほしいのが「ほうれんそうのおひたし」です。
「ほうれんそう」は、ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)のことで、あなたも聞いたことがあると思います。
「おひたし」とは
お:怒らない
ひ:否定しない
た:(必要があれば)助ける
し:指示する
つまり安心して報告、連絡、相談できるように、あなたが現場の雰囲気を作ることが必要です。
新人研修医からの連絡を「そんな(つまらない)こと・・・」とか、「いま忙しいのに・・・」という感じで、たとえ言葉に出さなくとも、そんな雰囲気を敏感に感じ取って話しにくくなります。そのうちにどんどん情報が来るのが遅くなり、「なんでこんなことになるまで連絡くれないの!」と、あなたも、そして患者さんも不幸になってしまいます。
これは病棟やERの看護婦さんたちも同じです。普段から報告、連絡、相談をしても大丈夫な先生だと思ってもらえるように気をつけてみて下さい。
(編集長)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓