臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
MCLSとは?
ただいま第23回水戸医学生セミナーの参加申し込み中です!
おかげさまで定員まであと少しになりました。
定員になり次第締め切りますので、参加をお考えのあなたは今すぐ下記バナーからお申込みください!
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さて、水戸医学生セミナーでは2日目にメディカルラリーを行います。今回のラリーのシナリオを現在作成にとりかかっていますが、第20回までは内因性疾患をベースにACLSを行うシナリオと、外傷患者にJATECやMCLS対応を行うシナリオの、2つがありました。
ここで出てくるMCLSとは、Mass Casualty Life Supportという大規模災害や多重事故など、多数傷病者への対応標準化トレーニングコースのことです。
多数傷病者がいる場合は、通常の臨床と異なるので、日常臨床からスイッチを切り替える必要があるため、トレーニングが必要です。これは2011年の東日本大震災を経験してから、必要性を実感して医学生セミナーのラリーでもMCLSを取り扱うようにしたという経緯があります。
そのMCLSのキモは、「すしあんじょうほうよう場所取りTTT」
あなたには、何のことだか分からないかもしれませんが、講習の中でこの言葉が何度も何度も出てきます。その意味ですが・・・、
す :スイッチ
し :指揮
あん:安全
じょう:情報
ほう:報告
よう:要請
場所取り:活動場所の設定
T: Triageトリアージ
T: Treatment治療
T: Transport搬送
まず、「スイッチ」ですが、「これは災害だ!多数傷病者事案だ!」と認識して、自分とチームと本部にスイッチを入れる必要があります。スイッチを入れることで、通常の病院での診療ではない、少ないリソースしかない、災害モードで活動することが周知されます。
このような大学ではほぼ扱わないMCLSについて経験できる第23回水戸医学生セミナーは、定員まであとわずかです。今すぐ下記バナーをクリックしてお申し込みください!
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
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