
臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
OB・OGインタビューのページを作りました
水戸済生会の採用サイトをご覧いただくと、トップページの中段あたりの右側に「専攻医」というバナーがあります。それをクリックすると、専攻医に関する情報が掲載されているのですが、今回新たに「当院で初期研修を終えた先生たち OB・OGインタビュー」というページを加えました。
水戸済生会で初期研修を行った先生たちも徐々に増えてきており、各地で活躍しています。同時に、他施設でトレーニングを積んでから再び水戸済生会で仕事をする先生も出てきました。
そのようなOB・OGの先生たちに、当院での初期研修の良いところ、悪いところをインタビューしています。他施設で仕事したことで水戸済生会の良さも弱点も分かるので、あなたにも参考になるはずです。
すでに2名のOB・OGが快く引き受けてくれてインタビューを掲載していますので、ぜひご覧ください。
そして、初期研修医のページでもインタビュー記事を少しずつ追加しており、サイトの中で一番読まれているページとなっています。いずれも編集長の検閲なしのインタビューとなっていますので(笑)、ぜひご覧になってください。
(編集長)
OB・OGインタビューのページ
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?
あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、
下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
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【再掲】令和7年度採用初期研修医の採用について
現在、令和7年度採用の募集を行っています。
昨年同様に新型コロナウイルス対応として始めた直接面接とZoomを用いたWeb面接の併用を今年も継続します。水戸済生会ではWebのみで申し込みが完結するので、印刷や郵送が不要です!
なお、直接面接はすでに定員に達したのでWeb面接のみとなっていますのでご了承ください。もちろん、いずれの方法を選択しても選考基準に違いはありません。また、Web面接では日程調整が必要ですので、できるだけ早めにお申し込みください。
昨年と異なる点としては、①締め切りを若干前倒しした点 ②「小論文」としていたものを「エッセイ」とした点、そして③Webでの申し込みの際に「エッセイ」を提出していただく点です。
小論文のような形式にあまりとらわれずに、ご自分の経験や考えなどを「エッセイ」としてまとめていただき、申し込み時点で提出してください。
あなたの応募をお待ちしています!
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?
あなたの目で確かめてみてください!
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なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、
下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
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水戸済生会の院外講師(その3)
少し前のことですが、長くみていた患者さんがお亡くなりになりました。死亡確認の際に、ご家族(ご兄弟)からこんなことを言われました。
「実は父親もここで(水戸済生会)で亡くなったんです。ちょうど今の季節でした。親子で同じ病院で看取ってもらえて良かったかもしれません」
当院は今の場所に移転して35年以上経っています。その間に色々な患者さんが入院したり、亡くなったりしてきました。そういった患者さんのご家族は、良い思いも、悪い思いもしたはずです。
そして今、当院に入院していたり受診していても不思議ではありません。あなたが担当している患者さんも、そんな経験をした一人かもしれません。
家族歴を聞く時に、ご家族がどこで亡くなったのか、病名は何だったのか、どんな苦労があったのかなどをうまく聞き出して、把握できると患者さんとのコミュニケーションがぐっと深まります。ぜひ、あなたも聞き出してみてください。
回診での一コマ
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
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水戸済生会の院外講師(その3)
水戸済生会の院外講師の先生を紹介してきましたが、今回で最後になります。
山中克郎先生(総合内科)
総合内科で多くの著書のある先生で、ご存知の方も多いと思います。福島県立医大会津医療センターの総合内科の教授としてご活躍していましたが、現在は長野県の諏訪中央病院に戻られています。当院とは2018年からのお付き合いで、当初は水戸までお越しいただいていましたが、コロナになってからは年2回ほどのZoomでのレクチャーをお願いしています。
昨年度は編集長の段取りの悪さでレクチャーを開催できませんでしたが、今年度は10月と2月にお越しいただけることになりました。久しぶりに直接ご指導いただけるのが今から楽しみです。
山中克郎先生
佐島和晃先生(神経内科)
神経内科領域をレベルアップするために3年前から月1回のペースでお越しいただいている先生で、現在は国立精神・神経医療研究センターに所属されています。神経内科はもちろん、総合内科的な立ち位置で教えてくれます。通常は朝から午前中は総合内科の回診を、昼過ぎからパーキンソンや認知症など神経内科領域のレクチャーをしていただいています。
佐島先生
Peter Barnett先生(老年医学)
アメリカ在住の先生ですが、老年医学や家庭医学がご専門です。水戸近隣の4つの研修病院(水戸済生会、水戸協同病院、水戸医療センター、ひたちなか総合病院)がコロナ前までは毎年共同で招聘し、それぞれの病院でレクチャーを行っていただいていました。
昨年秋に久しぶりに水戸に来ていただきました。今年も秋ごろに来日する方向で調製中です。ちなみに日本がとても好きな先生ですが、食べ物では餃子が大好物です。水戸に滞在している間も、一人でラーメン屋に入ってラーメンと餃子を食べてます!
研修医の質問に答えるバーネット先生
(編集長)
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水戸済生会の院外講師(その2)
前回に引き続き、水戸済生会の院外講師の先生を紹介します。
舩越拓先生(救急集中治療)
東京ベイ・浦安市川医療センターの救命救急センターでセンター長をしている先生です。数多くの著書があり、救急集中治療や医療コミュニケーション、医学教育など持ちネタが非常に豊富な先生です。それに加えて東京ベイではIVRもやっており、編集長とはIVRの兄弟子と弟弟子という関係からいろいろお願いしています。すごく分かりやすい内容で、あなたのERでの悩みを解消してくれること間違いありません。ものすごくお忙しいのですが、昨年度から不定期ながら年4,5回のZoomレクチャーをお願いしています。ちなみに次回は9月の予定です。(もしレクチャーを覗いてみたいなら問い合わせフォームからご連絡ください)
レクチャー中の一コマ
井上純人先生(呼吸器内科)
2021年からレクチャーをお願いしている呼吸器内科の先生です。実は編集長の大学の同級生なので、Zoomでのレクチャーをお願いしたところ快諾してくれたのがきっかけです。
山形大学の呼吸器内科のトップで、大学では何度もベストティーチャー賞をもらって殿堂入りを果たしており、山形大学医学部で井上先生のことを知らない医学生や研修医はいません。
胸部レントゲンの読み方とかCOPDや喘息、吸入薬の指導など、どの診療科に進むとしても役立つ内容を分かりやすくレクチャーしてくれます。今年度は9月、11月、1月に予定していますが、1月は直接お越しいただく方向で調整中です。(こちらもレクチャーを覗いてみたいなら問い合わせフォームからご連絡ください)
吸入指導中の井上先生
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
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当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?
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病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、
下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
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【お知らせ】県立こども病院の超音波勉強会
水戸済生会総合病院のお隣にある県立こども病院から、本年度第1回目の超音波勉強会のご案内が届きました。
ご存じの方もいると思いますが、茨城県立こども病院は小児エコーでは非常に有名で、全国から医師を含めて小児エコーを習得したい人たちが集まってくる施設です。先月開催されたレジナビでも、
わざわざエコーを会場に搬入して、ブース訪問者に実際の小児のエコーを指導するほどでした。(ちなみに被検者となった子どもたちは、先生方やスタッフのご家族でした♪)
そんな小児エコーには自信のあるこども病院が、医学生向けに勉会を開催してくれます。定員が少なく先着順なので、興味のある方はすぐにお申し込みください。
仮に今回がダメでも、次回以降の開催には早めにお知らせをもらえると思います。この機会に是非お申し込みください。
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
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水戸済生会の院外講師(その1)
水戸済生会総合病院は3次救急を担っているため脳外科や心臓血管外科、そしていくつもの診療科が関わる多発外傷など幅広い症例が搬送されてきます。また、産科の3次救急ともいえる総合周産期母子医療センターもあるので、多彩な症例をたくさん経験できます。
しかし、大学病院とは異なり市中病院ですので、すべての診療科がそろっている訳ではありません。また、忙しい臨床の中で初期研修医や専攻医の指導をしていますが、必ずしも充分な時間が取れているわけでもありません。指導医によって症例の偏りがでることもあります。
そこで、当院の手薄なところをカバーするために、院外講師を招聘して初期研修医に勉強する機会を確保しています。今回はそんな院外講師の先生らを紹介します。
徳田安春先生(総合内科)
総合内科で有名な徳田先生は、NHKのドクターGに出演していたり、多くの著書や講師としてご存知の方も多いと思います。徳田先生がお隣の水戸協同病院に赴任された2009年からのお付き合いです。新型コロナの影響で昨年から開催できずにいますが、徳田先生とは水戸協同病院との共同企画で水戸医学生セミナーを立ち上げて、10年以上続いていました。
現在は群星沖縄臨床研修センターのセンター長として、沖縄を中心に全国で活躍されています。今でも茨城県の企画で年に2回は当院にもお越しいただいています。
徳田先生との記念ショット
(2024年6月)
松永直久先生(感染症)
感染症のレクチャーを始めて今年で16年目になります。現在は帝京大学医学部付属病院の感染制御部で病院教授としてご活躍中です。非常にわかりやすく、臨床に即した話はとても好評で、どの診療科に進んだとしても絶対に役立つことばかりです。松永先生のレクチャーがきっかけで感染症科を選択した先輩もいます。「感染症診療の基本」を学んでから、水戸済生会の総合内科で学んだことを実践するので、あなたも基本をしっかり身につけることができます。
松永先生の定番講義
(編集長)
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患者さんが話しやすいネタは?
80歳代の患者さんがリンパ腫の化学療法目的に入院していました。化学療法後に発熱を来し、それを契機に食欲も落ちてしまいました。解熱し、採血データも良くなっているのですが、なかなか元気がでません。入院時はそれなりに話が続いていたのですが、このところ悲観的な言動が聞かれるようになって、あまり話もしてくれなくなりました。
こんな時、あることを話題にしたら、その後は患者さんの方からいろいろ話をしてくれるようになり、食欲も出てきました。何を話題にしたと思いますか?考えてみてください。
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答えは、「家族のこと」です。「家族」と言っても実は自宅で飼っている「犬」のことを話題にしてから話が続くようになって、だんだん元気になってくれました。
患者さんが、あまり話してくれないことはよくありますが、こちらとしては結構ストレスですよね。こんな時は、FORMを意識して質問してみるといいかもしれません。
FORMとは
Family:家族のこと
Occupation:仕事のこと
Recreation:趣味のこと
Message:自分の信念や人生観など
これらのトピックについては、自分から話しやすい話題だということが分かっています。冒頭の症例も、患者さんが家族同様に思っているワンちゃんの話をきっかけに、いろいろと話をするようになり、抑うつ傾向も改善して、食欲もでてきました。あなたとの会話で患者さんが元気になることがありますから、是非ともFORMを使ってみてください。
(編集長)
ベッドサイドでCV挿入♪
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【お知らせ】2025年度採用 県立こども病院専攻医(後期研修)説明会
ご存知の通り水戸済生会総合病院は県立こども病院と隣接していますが、そのこども病院から専攻医(後期研修)説明会の案内が届きましたのでご案内します。
当院は小児科や産婦人科を志望する初期研修医が比較的多いのが特徴です。毎年1~2名の当院の初期研修医がこども病院での専門研修に進んでいるのですが、特にこの春には過去最多の3名がこども病院での専門研修プログラムに選択し、さっそく活躍してくれています。
こんな背景もあって、当院に病院見学にお越しいただいた際には、こども病院の見学も可能です。タイミングが合えば当院で初期研修を終えて、こども病院での専門研修を行っている先輩と話すチャンスがあるかもしれません。
またタイミングによっては、こども病院のエコー室やカンファレンスに参加することもできるかもしれませんので、小児科に関心のあるあなたはぜひ実際に病院見学にお越しください♪
こども病院のサイトも是非ご覧ください♪
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
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徳田先生のカンファレンス2024
徳田安春先生の症例検討会が先週開催されました。
この企画は毎年恒例となっていますが、茨城県が主催しているもので、徳田先生が県内の各臨床研修病院をまわって症例検討会を行うもので、年2回開催されています。徳田先生は著書も多数あり、あなたも知っているかと思いますが、当院とは徳田先生が水戸協同病院に赴任した17年前からのお付き合いになります。
今回もJ1の二人が症例提示をしてくれました。1例目は意識障害の鑑別がポイントでしたが、なかなか鑑別診断を挙げるのが難しい症例でした。そこは徳田先生がVINDICATE!!!Pを多用して診断に至りました。
ちなみに初期研修医に加えて、実習中の医学生や特定行為研修を終えた看護師さんたちも参加して盛り上がりました。看護師さんたちも普段からアセスメントを鍛えられているので、なかなかイイ答えて出していたようです。研修医も負けないように頑張ってください♪
徳田先生、どうも有難うございました!
(編集長)
身体診察の実技付き♪
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