臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

妊婦のアッペ

2019.01.10
カテゴリー: 周産期センター

あけましておめでとうございます。

もう、お正月気分でご挨拶するような

時期でもなくなってしまいましたが、、、

大変ご無沙汰しております。

チームさんばです。

 

昨年は大きな事件なく1年間過ごす

ことができました。院内の様々な

部署で助けてくださる方々のチーム

ワークのたまものだと思っております。

 

病院の忘年会、手術室の忘年会で

ご挨拶させてもらってハタと気づき

ました。なんとすべての科の先生の

お世話になっておりました。

本当にありがたいです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

早速ですが、今回の話題も他科の

先生にお世話になったものです。

 

妊娠14週の急性腹症!

つわりで吐き気は以前よりあり。

加えて胃痛が出現したため前医入院。

補液で管理されていたが発熱あり。

炎症反応上昇あり。右下腹部と

右背部に疼痛出現。治療目的に

当院母体搬送入院となりました。

何が考えられるでしょうか?

 

まずは病歴聴取。

実は小学生の時に虫垂炎の診断で

抗菌薬治療を2回されているとのこと。

怪しいですね。

 

診断の為にエコーしてみました。

 

 

 

実は私たち産婦人科専門医たちは、

日々エコーを手に胎児、子宮、卵巣を

自分たちでみて診断しているので

得意な気になっていますが、腸に

関しては全くのド素人。

 

病歴から虫垂炎を疑ってはいましたが

この所見から「虫垂、腫れてるね、

糞石もあるね」なんてまったくわかり

ませんでした。技師さんも、外科の

先生もさすがです。

 

さて、診断しましたがどうしましょうか。

以前も抗生剤投与で落ち着かせている

から、妊娠中に手術は良くないよね。

と考えた方、危険です。

 

妊娠中の虫垂炎は即手術でお願い

します。この方も無事外科の先生に

腹腔鏡で治療していただき、前医に

戻ることができました。

 

年間、1,2例と決して多くないですが

外科の先生と協力して緊急で手術

しなきゃならない妊婦さんの病気の

ご紹介でした。

(チームさんば)

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◆第19回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 

平成31年3月2日(土) 、3日(日) 

2日間で開催します。

 

多発外傷患者が搬送されて来た時、

初めに何をしますか?

 

もし多数傷病者が発生する多重事故や

災害が発生した時、あなたが最初に

するべきことは何ですか?

 

大学では教えてくれない現場での対応を、

この「究極の体験型セミナー」で

身に付けてください!

 

現在参加者受付中です。

開催概要はこちらから

http://www.mito-saisei.jp/resident/mitoigakuseiseminar19.html

 

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

◆感想やコメントは

Facebookページからお願いします!

https://www.facebook.com/mitosaiseikai/

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聴きとれていますか?Ⅲ音

2019.01.08
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

平成31年3月2日(土)、3日(日)

2日間で、第19回水戸医学生

セミナーを開催します。

現在の参加者を募集中です。

開催概要はこちら

 

水戸医学生セミナーは今年で10年目

になります。きっかけは、水戸協同病院

総合診療部の前教授である徳田安春先生

が水戸に赴任された時に、医学生向けの

イベントを開催できないかと相談した

ことから始まりました。

 

そして徳田先生は現在、沖縄に戻られて、

ますます活躍されています。後任の

小林裕幸先生とは、水戸医学生セミナーを

継続していこうという話になり、現在に

至っています。

 

さて、ご存知の方も多いと思いますが、

徳田先生も小林先生も身体診察を

重視されています。

 

検査に頼らず、病歴と身体診察で

鑑別診断をかなり絞り込めて、検査の

ノイズに振り回されることがなく、最短で

診断に到達できる必須の技術です。

 

この強みを生かして、水戸協同病院では

Physical examination round

開催されるようになりました。

 

ベッドサイドでの身体診察はもちろん

ですが、毎回のように聴診の問題が

出されます。

 

具体的にはリットマンの電子聴診器に

録音した、実際の患者さんの心音を

聞くのですが、最初のうち参加者は

かなり戸惑います。

 

心臓の聴診で重要なことは、

まずⅠ音、Ⅱ音を同定することですが、

みんな分からないのです。

 

でも、小林先生の解説を聞きながら

何度も繰り返し聞いていると、

Ⅰ音、Ⅱ音がわかり、Ⅱ音の分裂や、

Ⅲ音も聞き分けられるようになります。

 

Ⅰ音とⅡ音が分かるようになると

その後の理解は比較的スムーズです。

 

Ⅲ音は心不全の重要な所見ですから

聴きとれるようになれば、あなたも

間違いなく自信がつきます。

 

ぜひPhysical examination round

挑戦してみて下さい。

水戸医学生セミナーは外傷を含めた

救急医療のことや身体診察を通した

内科診断学、言うなれば臨床における

「動」と「静」を体験できる貴重な

機会です。みなさんの臨床に対する

モチベーションをぐいぐいと上げて

くれる「体験型セミナー」です。

ぜひ参加をお待ちしています。

 

開催概要はこちら

 

第19回水戸医学生セミナーの

申込みはメールでお願いします。

entry@mito-saisei.jp

 

 

メールには

・お名前

・大学名および学年

・住所

・携帯電話(前日や当日の連絡先)

以上を必ずご記入ください。

 

お申し込み後は、自動返信メールが

送信されます。追って担当者から

ご連絡します。

 

お急ぎお申し込み下さい!

 (編集長)

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患者さんに上手く話をさせるコツ

2019.01.05
カテゴリー: 初期研修

あなたはERで診察する時でも、

入院中でも患者さんの話を聞く時

でも、うまく患者さんから話を聞き

出せているでしょうか?

 

入院中の患者さんであれば、

指導医などからある程度の情報が

あるので、それをもとに問診することは

できますが、患者さんがあまり話に

乗ってこなくて、「はい」と「いいえ」しか

言ってくれない・・・。

何となく職務質問のような感じに

なってしまう、何てことありませんか?

 

でも、どうしたら患者さんから

話をしてもらえるようになるのでしょう?

 

そんな時に役立つのがFORMです。 

 

FORMとは

Family:家族のこと

Occupation:仕事のこと

Recreation:趣味のこと

Message:自分の信念や人生観など

 

人はFORM関することは、いろいろと

自分から話をしたくなるそうです。

 

これらの話題を振ってみて、患者さん

から話してもらうようにしてください。

 

もちろん、患者さんが話をしている時は、

問診とは関係ないなと思っても、しっかり

聴いてください。その姿勢が、間違いなく

患者さんとの良い関係を作るきっかけに

なります。

 (編集長)

食事介助中(一度はやってみましょう!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆第19回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 

平成31年3月2日(土) 3日(日) 

2日間で開催します。

 

五感をフルに使って真剣に身体診察に取り組み、

身体診察後の詳細なフィードバックを受ける。

 

すると、あなたはもう一度ベッドサイドに

行ってみたくなるはずです。

 

あなたは身体診察のみで、どこまで診断に

迫れるのか?ぜひ挑戦してみて下さい!

 

水戸医学生セミナーは、大学の授業で

体験できない、内科と救急のエッセンスを

盛り込んだ「究極の体験型セミナー」です!

 

現在参加者受付中です。

お急ぎお申し込みください!

申込みの詳細はこちらから

https://ameblo.jp/mitosa-re/entry-12430154454.html

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

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あなたにはこんな経験ありませんか?

2019.01.03
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

病棟からコールがあって、

「患者さんがおなかを痛がっています」

 

他にいろいろやることがあるあなたは

とりあえずCTを撮ってもらいました。

でも、腹腔内にフリーエアはない

膵臓も腸間膜脂肪織の異常も

見当たらない。胆嚢も腫大していない。

少なくとも虫垂は腫大していなさそう

自信はないけど、大きな見落としは

していないはず。

 

あとから腹部の身体診察をしてみたら

患者さんはそんなに具合悪くなさそう。

よくよく聞くと、剣状突起のところを

押すと痛いので、気になって

看護師さんに言っただけ。

 

身体診察をしておけば、わざわざ

CTを取る必要はなかったのに。

あなたはこんな経験はないですか?

 

身体診察で全ての診断ができる訳では

ありませんが、鑑別診断をかなり絞り

込めます。検査の手間やノイズに振り

回されることなく診断に最短でアプローチ

できる必須のスキルです。

 

水戸医学生セミナーの1日目に

水戸協同病院で行われる

Physical examination round

実際に入院している患者さんに協力

いただき、ごく簡単な患者情報のみを

与えられる以外は、身体診察のみで

鑑別診断を考えるというものです。

 

五感をフルに使って真剣に身体診察に

取り組み、身体診察後の詳細なフィード

バックを受けると、もう一度ベッドサイドに

行ってみたくなるはずです。

 

あなたは身体診察のみでどこまで診断に

迫れるのか?ぜひ挑戦してみて下さい。

 

詳細はこちらをクリック

 

参加者の感想は

↓↓↓

・普段、自分がいかに身体診察を怠って

 いるかが分かりました。今後、実習では

 もっと主体的に患者さんに関わって

 いきたいと思います。

・実際に患者さんを前にフィジカルをとる

 緊張感を味わえてよかったです。

・学生がこれ程任せてもらう機会はない

 と思うので貴重な体験になりました。

・フィードバックもあり診察しっ放しに

 ならなかったのも良かったです。

 

第19回目となる水戸医学生セミナーの

参加者を募集中です。

 申込みはこちら

entry@mito-saisei.jp

 

メールには

・お名前

・大学名および学年

・住所

・携帯電話(前日や当日の連絡先)

以上を必ずご記入ください。

 

お申し込み後は、自動返信メールが

送信されます。追って担当者から

ご連絡します。

 (編集長)

診察後に所見をまとめ中

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新年のご挨拶 2019

2019.01.01
カテゴリー: 初期研修

ブログ読者のみなさま

 

明けましておめでとうございます。

本年もこのブログを、どうぞ

よろしくお願い申し上げます。

 

昨年も、その前も新年最初のブログに、

将来計画に関する記事を載せました。

2018新年のブログ

2017新年のブログ

 

今回はこの1年の計画、具体的には

ローテーションについて書こうと思います。

 

当院ではこの時期に、新年度の

ローテーションの調整を始めています。

J1たちに話を聞いて、2年目のローテー

ションを決めるわけです。

 

ご存知の通り、初期研修には必修科目が

あって、内科6か月、救急3か月、地域1か月

です。(これは2020年度から変更になり、

上記に加えて小児科、外科、産婦人科、

精神科が必修になります)

 

この条件をクリアしたうえで、出来るだけ

それぞれの希望に沿った形にしていきます。

 

面白いことに、希望を聞いていると

大きく2つのパターンがあることに気づきます。

 

一つは、自分の希望診療科を決めていて、

それに関連する診療科のみをローテー

ションしたい人。

 

もう一つは、いろいろ勉強したくて、

1か月ごとにマイナー科も含めて

たくさんローテーションしようとする人。

 

どちらが良いとか悪いとかではありませんが、

2年間の初期研修の目的は「プライマリケア」

ですから、バランスの問題だと思います。

 

関連する科だけローテーションは

一見効率的ですが、どこまでを関連すると

言えるのかは曖昧です。結局のところ

自分のやりたいことだけになって

しまわないかが心配な点です。

 

例えば、外科を考えてい研修医が

いたとしましょう。内科的なことは

どうも苦手で、特に糖尿病とか

透析は良くわからない・・・。

 

でも糖尿病や透析患者さんの手術を

しない訳に行きません。どう管理するのか

まで出来なくとも、透析患者さんは何に

注意して腎臓内科医に相談すべきなのかは

初期研修医のうちに修得できます。

 

病院を受診する患者さんの背景は

じつに様々ですから、多くの合併疾患を

抱えている高齢者で、どの診療科が

イニシアチブを取ればいいのか?

 

このような時は、いろいろな診療科を

ローテーションしていた方が、各科の

事情も分かるし、相談しやすくなります。

 

一方、いろいろな診療科を1か月ごとに

ローテーションしても、知識も手技も

果たして身に付けられるのか?とも

思ってしまいます。

 

もちろん、知らないよりはいいですが、

臨床はそんなに甘くありません。

やった気になっただけでは、あなたも

患者さんも不幸です。

 

ということで、当院では

・目標はプライマリケアの習得

・1診療科を、できれば2か月以上

・希望の診療科が決まっているなら、

 パートナーとなる科のローテーション

 を勧める(例えば、消化器内科希望なら

 消化器外科の研修を組み込む)

 

これらを基本方針にして相談しています。

今後は2020年度から必修科が増えるので、

この方針通りに行かない場面がふえる

かもしれませんが、初期研修でさまざまな

症例を経験して、その後の専門研修でも

当院の研修目標である、

「 医療を支えるチームの一員として

『疾患』のみならず『患者さん』を診ること

ができる」

ようになってほしいと考えています。

 

さらに、これから医療環境が大きく変化

することが予想されています。臨床の

スキルを身に付けることはもちろんですが、

医学以外のことにも関心をもって、大きな

変化に対応できるようになって欲しい

と思います。

 

あなたにとって2019年が、

飛躍の1年になりますよう、

一緒に頑張って行きましょう!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

(編集長)

第3回水戸医学生’小児科’セミナーの一コマ

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◆第19回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 

平成31年3月2日(土) 、3日(日) 

2日間で開催します。

 

多発外傷患者が搬送されて来た時、

初めに何をしますか?

 

もし多数傷病者が発生する多重事故や

災害が発生した時、あなたが最初に

するべきことは何ですか?

 

大学では教えてくれない現場での対応を、

この「究極の体験型セミナー」で

身に付けてください!

 

現在参加者受付中です。

詳細はこちらから

http://www.mito-saisei.jp/resident/mitoigakuseiseminar19.html

 

 

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激励会報告と年末のご挨拶

2018.12.29
カテゴリー: 初期研修

早いものでもう年末ですね。

寒波の影響で、荒れる年末年始になる

との予報です。どうぞ体調管理には

お気を付けください。

 

報告になりますが、来春から当院で

初期研修を開始する予定者は

マッチングの8名に加え、2次募集で

2名が追加され、定員の10名となりました。

 

当院としては大変嬉しく、いろいろと

受け入れの準備を進めているところです。

 

先日、その予定者のうちの7名と

当院のJ1研修医とで水戸市内で激励会

を開催しました。

 

これは数年前から始めたものですが、

国試合格の激励とともに、春から同期として

一緒に頑張っていく仲間との顔を合わせの

目的もあります。また、直属の上司(?)と

なる今のJ1からの激励や実践的な国試

対策などのアドバイスをもらえるのは

とっても嬉しいことです。

 

遠方で参加できなかった人もいましたが、

その人たちにも何らかの形で激励したい

と考えています。

 

国試まで残された時間はあまりありませんが、

全員合格に向けて頑張ってほしいと思います。

 

 

さて、この記事が年内は最後になります。

あなたはこの1年いかがだったでしょうか?

 

編集長としては、ブログの週3回の更新を

続けることができましたが、未完成で

アップできていない記事も溜まってきました・・・。

 

新しい年は、これらをあなたに届けられる

ように、そして今まで以上に当院の臨床

研修や臨床で役立つような、価値ある情報を

お届けできるよう努力して参りますので、
当ブログを引き続きよろしくお願いいたします。

どうぞ良いお年をお迎えください。

(編集長)

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◆第19回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 

平成31年3月2日(土) 、3日(日) 

2日間で開催します。

 

多発外傷患者が搬送されて来た時、

初めに何をしますか?

 

もし多数傷病者が発生する多重事故や

災害が発生した時、あなたが最初に

するべきことは何ですか?

 

大学では教えてくれない現場での対応を、

この「究極の体験型セミナー」で

身に付けてください!

 

現在参加者受付中です。

詳細はこちらから

http://www.mito-saisei.jp/resident/mitoigakuseiseminar19.html

 

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

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【おわびと訂正】

2018.12.27
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

12月26日にリリースした

【明日から募集開始】

第19回水戸医学生セミナー

の記事で、開催日時が間違っておりました。

 

すでに記事は訂正していますが、

正しくは 平成31年3月2日(土)、3日(日)

となります。

 

お詫びして訂正いたします。

 

なお、受付を開始しましたので、

ぜひご参加ください!

https://ameblo.jp/mitosa-re/entry-12426392897.html

 

(編集長)

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【受付開始!】第19回水戸医学生セミナー

2018.12.27
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

お待たせしました!

お知らせしていた

第19回水戸医学生セミナーの

募集を開始します。

 

このセミナーは、水戸済生会総合病院

と水戸協同病院との共催で10年前から

年2回のペースで開催している

究極の「体験型セミナー」です。

 

大学の授業では体験できない、内科と

救急のエッセンスを盛り込んだ

「水戸医学生セミナー」は、全国の大学

からのべ160名以上の医学生に参加

いただいており、リピーター参加者もいる

ほどです。きっと、あなたにも満足して

もらえること間違いなしです!

 

内容は内科における鑑別疾患をベッド

サイドでじっくり考えてもらうことと、

救急における迅速な初期対応の重要性を

理解してもらうメディカルラリーで構成

されています。

内科については水戸協同病院総合診療科

スタッフが、救急については水戸済生会

総合病院救急科スタッフが中心となって、

両病院の研修医とともに皆さんを

サポートします!

 

開催要項

【日程】

 平成31年3月2日(土)、3日(日) 1泊2日

 

【場所】

水戸済生会病院と水戸協同病院  

宿泊は水戸市内のビジネスホテルを予定

 

【対象】

全国の 医学部 3、4、5年生 計12名

 

【内容】

1日目

午前  水戸済生会総合病院でのICLS

  およびJATEC、MCLSの講習

午後  水戸協同病院での内科ラウンド、

  症例検討会

          

2日目

午前  水戸済生会総合病院でのミニ

     メディカルラリー 

午後  セミナーのまとめ、閉会式

 

【費用】 

宿泊費およびセミナー中のお弁当は当方で

負担しますが、当院までの往復の交通費は

ご負担ください。

 

そして、今回も参加者特典を準備しました!

何枚あっても困らない、水戸済生会の

オリジナルスクラブをプレゼントします!!

 

さらに平成31年1月7日(月)の24時まで

お申し込みいただいた方には、期間限定で

スクラブにあなたの名前を刺繡でお入れします!

 

なお定員になり次第締め切らせていただき

ますので、どうぞお急ぎください。

 

 

第19回水戸医学生セミナーの申込みは

メールでお願いします!

 

メールアドレスはこちら

entry@mito-saisei.jp

 

メールには

・お名前

・大学名および学年

・住所

・携帯電話(前日や当日の連絡先)

以上を必ずご記入ください。

 

お申し込み後は、自動返信メールが送信

されます。追って担当者からご連絡します。

 

 

参加した医学生の感想は・・・・

・何をしてよいか分からず焦るという体験を

 学生のうちにできてよかったです。次は

 できるようになりたいという思いを強くしました。

・冷や汗をかきながらもリアリティのある症例を

 体験できてよかったです。

(第18回参加者)

 

・1日目の講習で勉強したことを、メディカルラリー

 で実際に体を使って体験する形式は、とても

 頭に入りやすかったです。

・普段の実習ではやらないような身体所見を

 じっくりと鑑別を考えるという機会で、とても

 楽しく勉強になりました。先生方からの

 Feedbackがすばらしかったです。

・身体診察だけで分かることがたくさんあることを

 実感できた。

(第17回参加者)

 

・難しかったけれどとても勉強になりました。

 実際に動いてみる経験ができて良かったです。

・現場に出たときに自分がどのような問題に

 直面するのかを知るための良い機会だった。

(第16回参加者)

 

あなたの参加をお待ちしています。

 

第19回水戸医学生セミナーへの

お申し込みはこちらのメールへ!

entry@mito-saisei.jp

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【明日から募集開始】 第19回水戸医学生セミナー

2018.12.26
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

お知らせしてきた第19回水戸医学生セミナー

の募集をいよいよ明日から開始します。

 

JATECやMCLSのエッセンスを学んで

2日目のメディカルラリーに挑戦してください。

また、水戸協同病院でのPhysical examination

 roundは検査データや画像に頼りがちな

あなたにとって強烈な印象を残すこと間違い

なしです。

 

開催要項

【日程】

平成31年3月2日(土)、3日(日) 1泊2日

 

【場所】 

水戸済生会病院と水戸協同病院  

宿泊は水戸市内のビジネスホテルを予定

 

【対象】 

全国の医学部 3、4、5年生 計12名

 

【内容】

1日目

午前:水戸済生会総合病院でのICLSおよび

JATEC、MCLS講習

午後:水戸協同病院での内科ラウンド、症例

検討会

 

2日目

午前:水戸済生会総合病院でのミニメディ

カルラリー

午後:セミナーのまとめ、閉会式

 

【費用】

宿泊費およびセミナー中の食事は当方で

負担しますが、当院までの往復の交通費は

各自でご負担ください。

 

今回も特典を用意しています。

明日のブログ、病院HPをお待ちください!

(編集長)

 

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その時、あなたは何が出来るでしょう?

2018.12.25
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

これは実際に編集長が経験したことです。

それは7年前の東日本大震災の時のこと。

そんな時、震災の影響で搬送されてきた

患者がいました。

 

すでに心肺停止状態。

編集長も加わって、いつも通りに

蘇生をしていました。

でも心拍は再開しない・・・。

 

その時、救急科の先生が

「あと〇分やって戻らなければ黒とします!」

とスタッフみんなの前で宣言しました。

 

「黒!?」

 

その時、編集長は初めて災害現場に

いることを実感しました。

 

もちろんトリアージで黒、赤、黄、緑

があることは知っていました。

 

でも、自分の目の前にいる患者さんが

黒と判定にされるなんて、正直考えても

いませんでした。もちろん、自分で黒と

判定できる勇気もありませんでした。

 

でも考えてみて下さい。

大規模災害や多数の傷病者がでる

事件や事故は絶えず発生しています。

そんな状況では使える医療資源は

限られています。つまり、通常の医療

とは全く異なっているのです。

 

人も薬剤も限られ、災害で停電となれば

採血だけでなく、レントゲンやCTなど

検査も十分に出来ません。

 

そんな状況で多数傷病者をどう

コントロールするのか?

 

多数傷病者を受け入れる病院は

どうすればいいのか?

 

少ない医療資源をどのように

有効に使えばいいのか?

 

そんな状況にあなたが遭遇しない

という保証はありません。

 

もし、そこに居合わせたら、

あなたは何が出来るでしょう?

 

水戸医学生セミナーでは

東日本大震災を経験してから、大規模災害

や多重事故など、多数傷病者への

対応標準化トレーニングコース

(MCLS:Mass Casualty Life Support)

についても扱うようになりました。

 

MCLSで扱う領域について大学で

取り上げられることは、まずありません。

それは、多数傷病者がいる場合は

通常の臨床とは異なるからです。

 

このような状況下では、日常臨床から

スイッチを切り替える必要があります。

非日常の状況で、自分はどうすべきかを

知っておくことで、落ち着いて行動

できるようになるのです。

 

水戸医学生セミナーでは、そんな現場

での対応を学び、体験することが出来ます。

 

「その時」に備えて、あなたもMCLSを

ぜひ身に付けてください。

 

第19回目となる水戸医学生セミナーの

募集がもうすぐ始まります。特典もあるので、

見逃さないようにご注意ください。

(編集長)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆冬休みは病院見学のチャンスです!

 

どうやって研修病院を決めたらいいのか

分からない・・・。

 

それには病院見学をするのが一番です。

さらに直接研修医から話を聞くのがベストです。

実際に見学に行くと、想像以上に雰囲気が

違うことに気づくでしょう。

 

ぜひ冬休みを利用して、当院へ見学に

お越しください。あなたの目でリアルな

研修生活をのぞいてみて下さい。

 

病院見学や、その他のご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

 

◆感想やコメントはFacebookページから

 お願いします!

https://www.facebook.com/mitosaiseikai/

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