臨床研修ブログ

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めまいのアプローチ・・・山中克郎先生のレクチャーより

2026.02.10
カテゴリー: カンファレンス 内科

昨年10月に引き続いて、先週2月6日に山中克郎先生にお越しいただき、今年度2回目のレクチャーを開催しました。

 

山中先生は、諏訪中央病院で診療を続けている総合内科の大御所の一人で、著書もたくさんあるのでご存じの方も多いかもしれません。当院とは2018年からのお付き合いで、毎回研修医が悩むネタを分かりやすく解説してくれます。そんな山中先生のレクチャーからのシェアです。

 

今回のレクチャーのテーマはめまいでした。あなたも、ERでめまいの患者さんに遭遇したことがあるはずですが、末梢性めまいが多いものの、中には小脳梗塞などの脳血管疾患が混ざっていて、もしかしたら痛い思いをしたことがあったかもしれません。山中先生はめまい患者へのアプローチを以下のように教えてくれました。

 

【めまい患者へのアプローチ】

①心血管系疾患のリスクはあるか

 高齢、男性、高血圧、喫煙、糖尿病、脂質異常症

 「50歳以上」「脳卒中危険因子あり」「頭痛あり」

  →小脳失調症状がなくても小脳梗塞を考える

 

②全く歩けなかったのか

  →歩けないほどのめまいなら入院

 

③後方循環障害の症状はあるか

 めまい、失調、複視、構音障害、交叉性感覚障害、同名半盲などが無いかを確認

  →あれば脳梗塞として対処

 

④眼振

 

⑤典型的な良性発作性頭位めまい(BPPV)の症状か

 ・体位を変えたときの誘発(臥位になる時、立ち上がり、前かがみ)

 ・耳鳴なし、難聴なし

 ・発作時間<1分

 ・同じめまい頭位をとれば、めまいは弱まるか

 ・繰り返し起こり、発作間は無症状

 →これらがすべて当てはまればBPPVと

 

⑥めまいの持続時間

(編集長)

 

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