臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
新刊本をいただきました♪
先週のことですが、編集長のところに新刊本が届きました。当院で院外講師をお願いしている山中克郎先生が編集に関わっており、発刊を記念してくださったものです。
拝読しましたが、継続外来でどうしたら良いかという切り口で書かれた本は初めてでしたので、大変面白く勉強になりました。
水戸済生会では、初期研修中の外来研修を1年間継続する並行研修方式を取っていますが、最初から診る患者さんもだけでなく、他の先生から振られる患者さんもいます。そんな時に、なんでこの薬を飲んでるのか? 止めても良いのか? 今後の検査の頻度はどのくらいなのか?といった疑問が出てくる時があります。
そんな時に役立つのが本書です。疾患の全体像というか、自然経過を「軌道図」として明示してくれているのですが、患者さんにも説明しやすくなっています。もちろん外来だけでなく、入院患者さんの既往歴で見つけた時にも参考になります。
編集長の専門分野であり虚血性心疾患は実に細かい点まで書かれていますし、パーキンソンとか甲状腺疾患などはわかっているつもりでしたが、疾患軌道図までは落とし込めていなかったなと思いながら読ませてもらいました。
ちょっと違った切り口の山中先生の本を、あなたもぜひ読んでみてください!
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
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