臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

【研修医限定】後輩ができた時の勉強法

2021.03.06
カテゴリー: 初期研修

今日の話題は研修医限定です。

 

3月になり、国家試験の発表まであと10日ほどです。そして4月からは後輩となる新人研修医たちが入職してきます。そう、あなたに後輩ができるのです。後輩たちに教える立場になるのです。

 

「後輩をちゃんと指導できるかな?」「よく考えると、自分は何もわかってないよな・・・。」なんて、ちょっと焦っていませんか?

 

大丈夫です。焦るのが普通です。逆に、もしあなたが全然心配ないと思っているなら、編集長としてはだいぶ心配です。

 

あなたがまじめに患者さんに向き合って来たのなら、たとえ後輩がどんなに優秀だとしても絶対にあなたが上です。この1年間で吸収した知識や経験は膨大なものです。そこが医学生と研修医の大きな違いですから、自信をもって教えてあげて下さい。

 

とは言って、知らないことも、不得意なこと、あやふやなこともありますよね。そこをいかに後輩にばれないようにするか(笑)今回は、そのコツを伝授しましょう。

 

その前に、常々編集長が研修医に言っていることなのですが、力がつく、成長するのはどんな時だと思いますか?

それは修羅場をくぐった時です。

 

ヤバい状況になると、必死に調べたり、考えたり、逃げ切る方法を考えますよね。つまり修羅場を経験することは成長するために大事なのです。

 

これを応用すると、後輩になにか教える時は

 1.知ったかぶりをする

 2.後輩に質問する

のがコツです。

 

「知ったかぶりする」というのは、指導医に突っ込まれそうなところは1年先輩のあなたなら既に分かっているはず。そこを事前にスマホでも何でもいいのでサッと調べて、さも医学生の時から知ってた風に後輩に教えるのです。いわば自分でプチ修羅場を作ることで、調べたことが頭によく入っていきます。

 

「後輩に質問する」というのは、事前に調べる暇がなかった時に使う技です。「じゃあ、スマホを出していいから調べてごらん」とか「夕方のカンファまでに調べておいて。あとで質問するから」と言って時間稼ぎです。当然あなたはこの間に必死に調べてください。これもプチ修羅場ですね。

 

実は編集長はこの勉強法を実践しているので、効果は実証済みです(笑)。実に効果がありますが、必死に調べないと当然効果が出ません。ぜひ後輩たちに差を付けられるように頑張ってください。

(編集長)

ベッドサイドの一コマ

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水戸済生会総合病院の臨床研修は

総合診断能力を有するスペシャリスト

を目指します

 

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3月6日 13時から開催されるマイナビのWeb病院説明会に当院も出展します。

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当日参加も可能ですので、是非ご参加ください。

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初期研修紹介動画

 

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