臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
ちょっと想像してみて下さい・・・
研修医になって、もうすぐ10か月目です。
あと数か月すれば、新しい研修医も
入ってきます。
たまに指導医に注意されることはあり
ますが、仕事の段取りもスムーズに
できるようになりました。
ER当直も、最初のようには緊張しなくなり、
とりあえず体は動くようになったので、
ちょっとだけ自信も出てきた感じです。
医学生のあなたも、来年の今頃は
きっとこんな状況になっているはずです。
でも、ちょっと想像してみてください。
もし、あなたがER当直をしている時に
多発外傷患者が搬送されて来たら・・・。
しかも3人同時に搬送されて来たら・・・。
あなたが研修医となって当直をすると、
考えている以上に外傷患者が来ます。
多くは軽傷かもしれません。
でも、交通事故など重傷多発外傷も
搬送されてきます。
何から手を付けたらよいのか?
最初に何をすべきなのか?
あなたは準備が出来ていますか?
こんな時に役に立つのがJATECです。
JATECはJapan Advanced Trauma
Evaluation and Careのことで
外傷患者への初期対応を定めた、
言ってみればACLSの外傷版です。
(*アメリカにはATLS:Advanced
Trauma Life Supportがあります)
JATECを知っていれば、当直中に
重傷多発外傷患者が搬送されて来ても、
慌てることなく初期評価・初期対応が
出来ます。
もちろん看護師さんにも、うまく仕事を
お願いすることが出来きて、上級医や
外科医が来てくれるまで、場をつなぐ
ことができます。
ところが、このJATECは、受講しようと
思っても、定員が少なく開催も限られて
おり、何より受講料が少々高いので、
ちょっとハードルが高すぎます。
でもご安心ください。
JATECのエッセンスを、当院で学ぶ
ことが出来ます。
11年前から年2回開催している
水戸医学生セミナーでは、1回目から
このJATECのエッセンスを講習に
取り入れています。
講習だけでなく、2日目に行われる
メディカルラリーで実践することで、
確実に理解が深まります。
正式なコースではありませんが、外傷の
初期対応について、基本を知っている
だけで、落ち着いて行動できるように
なります。
研修医になって、最初の外傷患者に
遭遇した時から、役立つことを実感
できるでしょう。
そんなJATECのエッセンスを学べる
水戸医学生セミナーの募集が、もうすぐ
始まります。
特典もあるので、見逃さないように
このブログにご注目ください。
(編集長)
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
『総合診断能力を有するスペシャリスト』
を目指します
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