臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

パワーアップしました♪ 水戸済生会の総合内科

2023.11.30
カテゴリー: 初期研修

水戸済生会には消化器内科、循環器内科、腎臓内科がありますが、大学病院とは異なって、全ての内科系診療科がある訳ではありません。現在のところ呼吸器内科専門医はいませんが、だからと言って肺炎の患者さんを診療しない訳にはいきません。肺炎の患者さんは内科の各診療科でも対応しますが、そうはいかない場合には総合内科で対応しています。

 

当院の総合内科は、外来をやらない院内診療科として2016年に発足し、どの診療科に進むとしても、当院の初期研修の目標である「総合診断能力を持ち合わせた医師」になるためのプラットフォームとして研修医に多くの実践の機会を提供してきました。総合内科専門医の資格を持つ指導医と研修医とマンツーマンに近い形で、糖尿病や肺炎、COPDなど呼吸器疾患、尿路感染症や不明熱、そして高齢者の心不全などの症例を担当してきました。また2022年からは筑波大学の血液内科のサポートを受けながら、少数ではあるものの血液内科疾患も受け持っています。

 

初期研修医にとっては、幅広い疾患を経験するだけでなく、患者や家族への病状説明なども研修医自身がやることから、ローテーションを終える時には一段階レベルアップしていることが実感できる満足度の高い診療科として、当院の初期研修医らが医学生の病院見学の際にお勧めしてくれています。

 

そんな総合内科ですが、この秋から指導医に脳神経内科医1名とリウマチ・膠原病内科医1名が加わって、一気にレベルアップしました。脳神経内科では、てんかんや脳炎、脳症、脊髄炎の症例を経験していますし、すでに入院されている患者さんの中から進行性核上性麻痺などの変性疾患を見つけ出しています。膠原病ではSLEやANCA関連血管炎、キャッスルマン病など、今までの総合内科では経験できなかった症例や見落としていたかもしれない症例を経験できるようになり、診療の幅が広がっています。

 

あなたの実力アップにつながるパワーアップした水戸済生会の総合内科に、ぜひ見学にお越しください!

(編集長)

総合内科のカンファ

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水戸済生会総合病院の臨床研修は

総合診断能力を有するスペシャリスト

を目指します

 

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当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!

 

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