臨床研修ブログ

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糖尿病のお薬・・・イメグリミン

2024.04.11
カテゴリー: カンファレンス 内科

今回は血糖依存性のインスリン分泌促進系薬剤のうちイメグリミンについてです。この薬剤は登場してから日が浅く、まだ目にしたことがない人も多いと思いますが、慌てないように知っておきましょう。

 

【機序】

・ミトコンドリアに作用することで膵臓でのインスリン分泌促成作用や骨格筋でのインスリン抵抗性改善作用、さらに肝臓での糖新生抑制作用があります。

 

【特徴】

・ビグアナイドに構造や機序が似ているそうですが、違いはグルコース濃度依存的にインスリン分泌促進作用があることと、ビグアナイドで起こりうる乳酸アシドーシスが起きないとされているところです。

 

【禁忌】

禁忌ではないものの、腎機能低下例(eGFR<45)では投与は推奨されていません。また肝機能低下例にも慎重に投与が必要です。

 

【副作用】

・消化器症状:嘔気、胃部不快感、便秘、下痢

・特にビグアナイドとの併用で消化器症状が増えるようですので、避けた方がよいでしょう。

・他の糖尿病薬との併用の際は低血糖に注意です。

 

投与量としてイメグリミン(ツイミーグ®) 1回1000㎎を1日2回服用となっています。

 

今後、この薬剤の立ち位置がだんだんと定まってくると思いますので、適宜情報収集しておくと良いと思います。

(編集長) 

J2からのご指導中

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