臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

Ⅲ音を聴きとれますか?

2018.06.19
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

第18回水戸医学生セミナーの

参加者を募集中です。

定員まで残り僅かになりました!

お急ぎお申し込みください!!

http://www.mito-saisei.jp/index.html 

 

水戸医学生セミナーは今年で9年目に

なります。きっかけは、水戸協同病院

総合診療部の前教授である徳田安春先生が

水戸に赴任された時に、医学生向けの

イベントを開催できないかと相談したこと

から始まりました。

 

当時は当院も水戸協同病院も研修医が

少なく、なんとか水戸での研修をアピール

できないかと話が進み開催に至りました。

 

徳田先生は現在、沖縄に戻られて活躍されて

います。後任の小林裕幸先生とも水戸医学生

セミナーは継続していこうという話になり、

現在に至っています。

 

さて、ご存知の方も多いと思いますが、

徳田先生も小林先生も身体診察を

重視されています。

 

検査に頼らず、病歴と身体診察で鑑別診断を

かなり絞り込めますし、検査のノイズに

振り回されることがなく、最短で診断に

到達できる必須の技術です。

 

この強みを生かして、水戸協同病院では

Physical examination roundが開催される

ようになりました。

 

ベッドサイドでの身体診察はもちろん

ですが、毎回聴診の問題も出されます。

 

具体的にはリットマンの電子聴診器に

録音した、実際の患者さんの心音を聞く

のですが、参加者はかなり戸惑います。

 

 

心臓の聴診で重要なことは、

まずⅠ音、Ⅱ音を同定することですが、

初めのうちは、みんな分かりません。

 

でも、小林先生の解説を聞きながら

何度も繰り返し聞いていると、

Ⅰ音、Ⅱ音がわかり、Ⅱ音の分裂や、

Ⅲ音も聞き分けられるようになります。

 

一度、Ⅰ音とⅡ音が分かるようになると

その後の理解は比較的スムーズです。

 

Ⅲ音は心不全の際の重要な所見です。

これを聴きとれるようになれば、

あなたも自信がつくはずです。

 

このPhysical examination roundに

ぜひ挑戦してみて下さい!

 

詳細はこちらから

http://www.mito-saisei.jp/index.html

 

水戸医学生セミナーは外傷を含めた

救急医療や身体診察を通した内科診断学、

言うなれば臨床における「動」と「静」を

学べる究極の「体験型セミナー」です。

 

現在参加者募集中です。

定員まで残りわずかとなりました。

すぐにお申し込みください!

 

第18回水戸医学生セミナーの

申込みはこちらのメールから

entry@mito-saisei.jp

 

メールには

・お名前

・大学名および学年

・住所

・携帯電話(前日や当日の連絡先)

 

以上を必ずご記入ください。

お申し込み後は、自動返信メールが

送信されます。

追って担当者からご連絡します。

 

(編集長)

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