臨床研修ブログ

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嚥下障害 その4・・・診察手順

2019.11.09
カテゴリー: カンファレンス 内科

こんにちは!研修医のおもちです☻

嚥下障害の4回目です。

 

今回は摂食嚥下障害患者の

診察についてです。

 

ここでは嚥下機能のみでなく、

患者さんの背景や全身状態を

総合的に評価することが大事です。

 

診察手順は以下の通りです。

 【問診】

関連する様々な症状、食事中の様子、

既往歴、薬剤歴、生活環境などを

本人だけでなく、家族や介護者、

医療スタッフから聞き出します。

 

【精神・身体機能評価】

安全かつ確実な経口摂取のためには、

一定以上の精神・身体機能が必要で、

それを評価する必要があります。

意識レベルはJCS1桁以上が必要

とされます。また体感、頸部、上肢の

運動機能および呼吸機能を評価します。

 

口腔・咽頭・喉頭などの診察】

器質的・機能的異常の評価を行います

 

簡易検査】

誤嚥のスクリーニングや経過観察に

有用です。

 

・反復唾液飲みテスト

(RSST: Repetitive Saliva Swallowing Test)

随意的な嚥下の繰り返し能力を

評価します。嚥下を繰り返すように

指示をして、30秒で3回以上の嚥下を

正常と判定します。

 

・水飲みテスト

水は最も誤嚥しやすい形態なので、

潜在的な誤嚥リスクの検出に有用です。

誤嚥リスクが高い患者さんでは冷水を

1~3ml飲ませてみます。

潜在的な誤嚥をスクリーニングする時は

1回で30~100ml飲ませて評価します。

 

・頸部聴診法

嚥下時や嚥下後の肺野と頸部の聴診で

誤嚥や咽頭残留の有無を評価します。

(おもち)

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◆11月のカンファレンス予定

 

・バーネット先生の教育回診

 医療コミュニケーションレクチャー

 11月12日(火)、21日(木)

 

・松永先生の感染症カンファ

 11月28日(木)

 

いずれも、院外からの参加を

歓迎します!

 

病院見学やカンファレンスに

参加してみたい方は

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