臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

その時、あなたは何が出来るのか?

2020.01.11
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

これは実際に編集長が経験したことです。

それは9年前の東日本大震災の時のこと。

震災の影響で、搬送されてきた患者さんは

すでに心肺停止状態でした。

 

編集長も加わって、いつも通りにCPRを

していました。でも心拍は再開しない・・・。

 

その時、救急科の先生が

「あと〇分やって戻らなければ黒とします!」

とスタッフみんなの前で宣言しました。

 

「黒!?」

 

もちろんトリアージで黒、赤、黄、緑

があることは知っていました。

 

でも、自分の目の前にいる患者さんが

黒と判定されたことに衝撃を受けました。

 

その時、編集長は初めて、自分が

災害現場にいることを実感しました。

 

でも、考えてみて下さい。

 

大規模災害や多数の傷病者が

でる事件や事故が発生すると、

使える医療資源は限られ、通常の

医療とは全く異なります。

 

人も薬剤も限られ、災害で停電と

なれば採血だけでなく、レントゲンや

CTなど検査も十分に出来ません。

 

そんな状況で、多数傷病者を

どうコントロールするのか?

 

多数傷病者を受け入れる病院は

どうすればいいのか?

 

少ない医療資源をどのように有効に

使えばいいのか?

 

そんな状況に、あなたが遭遇しない

という保証はありません。

 

もし、そこに居合わせたら、

あなたは何が出来るでしょう?

 

水戸医学生セミナーでは、

東日本大震災を経験してから、

大規模災害や多重事故など、

多数傷病者への対応標準化

トレーニングコース(MCLS:

Mass Casualty Life Support)

についても扱うようになりました。

 

MCLSについて、大学の授業で

扱われることは、まずありません。

それは、多数傷病者がいる場合は

通常の臨床とは異なるからです。

日常臨床からスイッチを切り替える

必要があります。

 

そして非日常の状況下で、

自分はどうすべきかを知って

おくことで、落ち着いて行動できる

ようになります。

 

水戸医学生セミナーでは、そんな

現場での対応を学び、体験することが

出来ます。

 

「その時」に備えて、あなたもMCLSを

ぜひ体験してください。

 

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第21回水戸医学生セミナーは

2020年2月29日(土)、3月1日(日)の

2日間で開催予定です。

 

開催概要とお申し込みはこちら

 

既に多数のお申し込みがあり、

定員まで残りわずかです。

お急ぎお申し込みください!

(編集長)

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