臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

教えることは学ぶこと

2020.04.14
カテゴリー: 初期研修

COVID19が蔓延してきており、

都内などでは救急車を呼んでも、

何十件もの病院に断られている

なんで話も聞きます。

 

茨城県内も、水戸周辺でも

患者数が増えており、

毎日遅くまでその対応に

追われています。

 

その影響もあってか、外来や

入院の患者さんは例年に比べて

少なめです。

 

最初のうちは、J2や指導医らの

サポートを受けながら、どんどん

症例をこなして、現場に慣れて

いくのが大事だと思っています。

 

その意味で患者さんが少ないのは

ちょっと残念です。

 

でも、逆を考えれば、患者さんが

少ないなら少ないなりに、じっくり

勉強しながら、納得しながら研修

できるので、チャンスとも言えますね。

 

例えば、当院ではPICC挿入は

研修医の大事な仕事です。

 

エコーの使い方など、コツはあり

ますが、数をこなすと上手になる

ので、J2になると任せてもらえる

ようになります。

 

今なら、まずJ1とともにエコーの

練習をして、さらにJ2が自分の

失敗をもとに、J1に対して、

PICC挿入を指導するという

時間的余裕があります。

エコーの練習

 

J2にとっては、教えることが

学ぶことになりますので、

頑張って指導してください!

そして本番!

(編集長)

 

 

 

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