臨床研修ブログ

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急性胆嚢炎 その2

2020.03.19

前回は急性胆嚢炎の診断フロー

について紹介しました。

今回は重症度判定についてです。

 

 

【重症急性胆嚢炎】

重篤な臓器障害があり、原則、緊急

胆嚢摘出やドレナージを施行しなければ

生命に危険を及ぼす状態を指します。

 

以下のいずれかを伴う場合は

「重症」とします。

・循環障害(ドパミン≧5γもしくは

 ノルアドレナリンの使用

・中枢神経障害(意識障害)

・呼吸機能障害(P/F比<300)

・腎機能障害(乏尿もしくはCr>2.0mg/dl)

・肝機能障害(PT-INR>1.5)

・血液凝固異常(血小板<10万/㎜3)

 

【中等症急性胆嚢炎】

中等症は、臓器障害を起こす危険性が

あり、重篤な局所合併症があり、

速やかに胆嚢摘出術、ドレナージが

行われるべき状態です。

 

以下のいずれかを伴う場合は

「中等症」とします。

・白血球>18000/㎜3

・右季肋部の有痛性腫瘤触知

・症状出現後72時間以上の症状持続

・顕著な炎症所見(壊疽性胆嚢炎、

 胆嚢周囲膿瘍、肝膿瘍、胆汁性腹膜炎、

 気腫性胆嚢炎などを示唆する所見)

 

【軽度急性胆嚢炎】

「中等症」「重症」の基準を満たさないもの

 

 

対応が困難な場合、緊急手術、IVR、

内視鏡などの対応が可能な病院に

搬送を考慮します。

 

急性胆嚢炎の診断後、短時間に

病態が悪化する場合には、胆嚢捻転症、

気腫性胆嚢炎、急性胆管炎の合併、

壊疽性胆嚢炎、胆嚢穿孔を考慮します。

(マッキー)

医学生の病院見学

病棟での一コマ

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水戸済生会総合病院の臨床研修は

総合診断能力を有する

スペシャリスト

を目指します

 

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