臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

緊急度ゼロ!!

2019.06.18
カテゴリー: 周産期センター

 

こんにちは。チームさんばです。

 

新年度になって少し落ち着いてきた

ところで、当周産期センターにて

緊急度0カイザーのシミュレーションを

行いました。

 

緊急度0?何のこと?と思うでしょうけど、

当院では帝王切開をスタッフ、手術部、

こども病院に連絡するときに

緊急度0,1,2,3、4で伝えます。

 

決まり事はこんな感じ

 

というわけで、緊急度0は大慌てなので、

訓練しておかないといけないのです。

手術室のスタッフや麻酔科の先生にも

協力していただいて行いました。

 

「先生!心音落ちてます。」

「回復しないね。これは早剥だ!

緊急度0でカイザーお願いします。」

という設定でした。

 

1.麻酔科医に連絡、当直課長に連絡、

 こども病院に連絡(今回は省略)

2.手術室の準備、患者さんの移動、

 家族への連絡(周産期スタッフは

 すべてやります!)

3.手術室スタッフ到着までは手術の

 器械を広げ、麻酔科医の介助もする

みんなで物の場所を確認、清潔操作の

確認、麻酔介助の確認を行いました。

少なくとも年に1度は、このシミュレーションを

行っているのですが、いつも患者さん役に

なってくれるのはH先生です。感謝(^^)

 

実は最近も、飛び込ませてもらった帝王切開

があり、訓練のたまもので、スムーズに

手術に向かえて赤ちゃん元気でした。

いつも有能なスタッフに感謝です。

(チームさんば)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆第20回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 

令和元年8月2日(金) 3日(土) 

2日間で開催します。

 

五感をフルに使って真剣に身体診察に取り組み、

身体診察後の詳細なフィードバックを受ける。

 

すると、あなたはもう一度ベッドサイドに

行ってみたくなるはずです。

 

あなたは身体診察のみで、どこまで診断に

迫れるのか?ぜひ挑戦してみて下さい!

 

水戸医学生セミナーは、大学の授業で

体験できない、内科と救急のエッセンスを

盛り込んだ「究極の体験型セミナー」です!

 

現在参加者受付中です。

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◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

◆感想やコメントは

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女性の下腹部痛 その2

2019.05.14
カテゴリー: 周産期センター

前回は女性の下腹痛の2症例を

提示しました。

 

症例①と②では決定的な違いが

あったのですが、不足していた

情報は何だったのでしょうか?  

 

あなたは分かりましたか?

 

そう、答えは「妊娠反応」です 

 

症例①は妊娠反応陽性で

異所性妊娠破裂による出血性

ショックと診断し、緊急で開腹手術と

しました。左卵管部妊娠で同部位が

破裂し、腹腔内に約2000mlの出血を

認めました。左卵管摘出術を行い、

経過順調で術後6日目に退院と

なりました。 

 

ちなみに問診の落とし穴ですが、

問診の本人が思っていた「最終月経」

不正性器出血であり、普段通りの

月経は約2か月前(妊娠9週相当)でした。 

 

症例②は妊娠反応陰性で

右卵巣出血と診断しました。

バイタルサインは安定し、貧血の

進行を認めなかったため、入院後は

止血剤と鎮痛薬で保存的に経過観察

の方針としました。

 

入院後は疼痛が軽減し・貧血の

進行もなく経過し、3日目に退院と

しました。その後は定期的に外来

フォローし、3週間後には腹腔内

出血は認めなくなりました。 

 

「女を見たら妊娠を疑え」は当然

ことですが、不正性器出血を月経と

思っている方や、妊娠をしたら

性器出血はないと考えている方を

見受けることがあります。

 

問診で「性器出血がある」から

妊娠は否定的と考えるのではなく、

まずは妊娠検査を行ってください。

(妊娠検査を行う際には

患者さんへの説明はお忘れなく!) 

(チームさんば)

周産期カンファの一コマ

・・・・・・・・・・・・・・・・

◆病院見学はもうお済みですか?

「どうやって研修病院を決めたら

いいのか分からない・・・。」

 

それには病院見学をするのが一番です。

さらに直接、研修医から話を聞くのが

ベストです。実際に見学に行くと、

想像以上に病院によって雰囲気が

違うことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ見学に来て、あなたの目で

リアルな研修生活をのぞいてみて下さい。

 

病院見学や、その他のご質問・お問い

合わせはこちらからご連絡ください。

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

 

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女性の下腹部痛 その1  

2019.05.11
カテゴリー: 周産期センター

こんにちは。

大変ご無沙汰いたしております。

チームさんばです。

 

新年度を迎え、新しい仲間や研修医の

先生方を迎えてドタバタしているうちに

10連休もすぎてしまいました。

とは言っても当院は中3日通常営業で、

無事、令和baby誕生しています(^^) 

 

では、今回のテーマは

「女性の下腹痛」です。 

 

~婦人科救急疾患~ 

下腹部痛を主訴に救急搬送された

2症例を提示します。この2症例は

同じ下腹部痛ですが、ある情報を

追加することで方針が大きく

異なりました。

 

実際に診察を担当したと想定しつつ

読み進めてみてください。 

 

症例① 

21歳 2経妊0経産 

既往歴:特記事項なし 

最終月経より21日目 

主訴:下腹部痛 

現病歴: 

突然発症の腹痛を主訴に前医の

救急外来受診。腹部は平坦で

やや硬。腹部超音波にて大量の

腹水貯留を認め、造影CTにて

左卵巣周囲の壁構造が不明瞭で

あり婦人科疾患の精査加療目的に

当院救急搬送となった。 

身体所見・検査結果: 

血圧105/57mmHg、脈拍106回/分、

呼吸数 22回/分、体温 37.9℃。

顔面やや蒼白で四肢末梢冷感あり。

腹部全体が緊満し、硬であった。

腹部超音波にてモリソン窩・脾腎境界・

ダグラス窩にecho free spaceあり。

経腟超音波では子宮腫大なく、

内膜は正常。両側付属器は同定できず。 

 

症例② 

34歳 2経妊1経産 

既往歴:気管支喘息 

最終月経より21日目 

主訴:下腹痛 

現病歴: 

前日の朝から下腹部痛あり、徐々に

腹部全体に広がり前医受診。造影CT

にて卵巣腫大とダグラス窩への腹水

貯留を認め精査加療目的に当院へ

救急搬送。 

身体所見・検査結果: 

血圧116/55mmHg、脈拍87回/分、

呼吸数 15回/分、体温 36.8℃。

腹部は平坦で軟。腹部全体に圧痛・

反跳痛を認めた。腹部超音波にて

モリソン窩・子宮周囲・ダグラス窩に

echo free spaceあり。経腟超音波では

子宮腫大なく、内膜肥厚正常。

右卵巣は5cm大に腫大あり。 

よく似た症例ですが、症例①・②では

決定的な違いがありました。

不足しているある情報とは

何かわかりましたか?

  

次回に答え合わせをしますので

考えてみてください!

(チームさんば)

・・・・・・・・・・・・・・・・

◆病院見学はもうお済みですか?

「どうやって研修病院を決めたら

いいのか分からない・・・。」

 

それには病院見学をするのが一番です。

さらに直接、研修医から話を聞くのが

ベストです。実際に見学に行くと、

想像以上に病院によって雰囲気が

違うことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ見学に来て、あなたの目で

リアルな研修生活をのぞいてみて下さい。

 

病院見学や、その他のご質問・お問い

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内科と産婦人科を学んで

2019.03.23
カテゴリー: 周産期センター

久しぶりに周産期センターからです。

今回は水戸協同病院で初期研修を

終えた足立先生が書いてくれました。

 

足立先生は初期研修中に、当院に

産婦人科ローテーションで来て

くれました。初期研修を終えて、

内科認定医を取得してから、

筑波大学の産婦人科に入局

しました。そして、昨年から当院で

お仕事をしてくれています。

 

この春で異動するにあたり、わざわざ

このブログのために記事を書いて

くれました。

 

水戸医学生セミナーなどで、水戸協同

病院とは接点が多いのですが、

両病院のことを知っている足立先生の

記事はすごく貴重ですよ。

ぜひ読んでみて下さい!

(編集長)

・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨年の7月に赴任し、丸1年もたたずに

今年3月いっぱいで異動することになり

ました。9か月という短い期間ではあり

ましたが、いろいろな出会いと経験を

させていただきました。

 

研修医の時にも、この病院の産婦人科で

2か月研修させていただきました。

その2か月でさえ、ドラマでみるような

できごとが目の前で繰り広げられていて、

産婦人科ってすごいところ・・・!!

(いろんな意味で)と感じたのを覚えて

います。

 

産婦人科をモデルにした最近の某ドラマは

よくできていて、あんなに毎日帰れない

ことはないですけど、ドラマティックな

ことが起きる日もあります。数年して、

そんな世界に戻ってまいりました。

 

<内科と産婦人科を学んで、思うところ>

医療の現場では、産婦人科、特に産科は

少し特殊、という印象を持っている方も

多いのではないでしょうか。

 

苦手意識、使えない薬、やらない方がいい

検査・・・たしかに妊婦さんは見た目は

ひとりでも、ふたり分の命があるので、

患者さん自身も、家族も、そして我々

医療者もピリピリするところがあるのかも

しれません。

 

ただ、お母さんあっての赤ちゃんであり、

もちろん不必要な検査や薬は避けたい

ところですが胎児への影響を考えて制限

しすぎてしまうと、結局母体にも胎児にも

悪影響になってしまうこともあります。

 

胎児への安全性が確立されていなくたって

(確立されているものなんてほとんどない

ので)、必要な治療はやらなきゃいけない。

例えば、以前に紹介されている虫垂炎の

手術や、腸閉塞に対するイレウス管や

絶食・高カロリー輸液、癌合併妊娠での

抗がん剤や手術。

 

大がかりなものでなくとも、糖尿病合併に

対するインスリンや、高血圧合併に対する

降圧薬、ありふれたようにみえても

コントロールがつかなければ母体の命に

関わるので、妊娠の継続自体が困難に

なることも。

 

妊娠自体は病気ではないですが、患者と

しての妊婦の診療は、ひとりの患者の

診断・治療のプロセスの中から、状態に

応じてちょっとだけ取捨選択するだけ、、

そんなに難しく考えることはないはずです。

 

診療科が細分化されている現在は

ハイリスク妊娠の管理はいろいろな

診療科にご協力をいただいて成り立って

いますが、合併症妊娠の管理ができる

産婦人科医になりたいし、そんな内科医

・産婦人科医が増えてほしいなと思います。

 

お産は命がけということがどれほどの

妊婦さんに認識していただけているかは

わかりませんが、特にハイリスク妊娠で

つらい管理期間、それを乗り越えての

出産に立ち会うのは、何が起こるか

わからない緊張感、お母さんと赤ちゃんが

初対面している感動、無事に分娩を終える

達成感、、、気持ちが忙しいです。

 

けど、この気持ちが一気に味わえるのも

産婦人科だけだと思います。

 

どうですか、産婦人科、ちょっと覗いて

みたくないですか?

 

なんだかただ私の熱い思いをつづっている

だけになってますが、この病院の

周産期センターでは、各診療科や

こども病院のサポートのもと、通常管理は

もちろんハイリスク管理までたっぷり経験

できるところです。

 

苦手意識がある方も、将来産婦人科を

考えている方も、選択肢があるうちに

一度経験するといいんじゃないでしょうか。

 

水戸済生会総合病院のみなさま、

9か月間、ありがとうございました!!

この春で異動される産婦人科の先生方

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

病院見学に来ませんか?

 

・どこで研修したらいいのかイメージが

 分からない。

とりあえずどうしよう?

 

あなたはこんな悩みを持っていませんか?

そんな悩みには、実際に病院見学に行って、

研修医から直接に話を聞くのがベストです。

 

見学に行くと、想像以上に雰囲気が違う

ことに気づくでしょう。

 

ぜひ当院へ病院見学にお越しください。

 

あなたの目でリアルな研修生活を

のぞいてみて下さい。

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

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妊婦のアッペ

2019.01.10
カテゴリー: 周産期センター

あけましておめでとうございます。

もう、お正月気分でご挨拶するような

時期でもなくなってしまいましたが、、、

大変ご無沙汰しております。

チームさんばです。

 

昨年は大きな事件なく1年間過ごす

ことができました。院内の様々な

部署で助けてくださる方々のチーム

ワークのたまものだと思っております。

 

病院の忘年会、手術室の忘年会で

ご挨拶させてもらってハタと気づき

ました。なんとすべての科の先生の

お世話になっておりました。

本当にありがたいです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

早速ですが、今回の話題も他科の

先生にお世話になったものです。

 

妊娠14週の急性腹症!

つわりで吐き気は以前よりあり。

加えて胃痛が出現したため前医入院。

補液で管理されていたが発熱あり。

炎症反応上昇あり。右下腹部と

右背部に疼痛出現。治療目的に

当院母体搬送入院となりました。

何が考えられるでしょうか?

 

まずは病歴聴取。

実は小学生の時に虫垂炎の診断で

抗菌薬治療を2回されているとのこと。

怪しいですね。

 

診断の為にエコーしてみました。

 

 

 

実は私たち産婦人科専門医たちは、

日々エコーを手に胎児、子宮、卵巣を

自分たちでみて診断しているので

得意な気になっていますが、腸に

関しては全くのド素人。

 

病歴から虫垂炎を疑ってはいましたが

この所見から「虫垂、腫れてるね、

糞石もあるね」なんてまったくわかり

ませんでした。技師さんも、外科の

先生もさすがです。

 

さて、診断しましたがどうしましょうか。

以前も抗生剤投与で落ち着かせている

から、妊娠中に手術は良くないよね。

と考えた方、危険です。

 

妊娠中の虫垂炎は即手術でお願い

します。この方も無事外科の先生に

腹腔鏡で治療していただき、前医に

戻ることができました。

 

年間、1,2例と決して多くないですが

外科の先生と協力して緊急で手術

しなきゃならない妊婦さんの病気の

ご紹介でした。

(チームさんば)

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◆第19回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 

平成31年3月2日(土) 、3日(日) 

2日間で開催します。

 

多発外傷患者が搬送されて来た時、

初めに何をしますか?

 

もし多数傷病者が発生する多重事故や

災害が発生した時、あなたが最初に

するべきことは何ですか?

 

大学では教えてくれない現場での対応を、

この「究極の体験型セミナー」で

身に付けてください!

 

現在参加者受付中です。

開催概要はこちらから

http://www.mito-saisei.jp/resident/mitoigakuseiseminar19.html

 

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

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子宮動脈塞栓術(UAE)をご存知ですか?

2018.10.23
カテゴリー: 周産期センター

こんにちは。

毎度ご無沙汰しております。

チームさんばです。

 

今回は、子宮動脈塞栓術(UAE)に

ついてお伝えしようと思います。

 

当院のホームページでも紹介があるので

細かいところは省きますが、

産婦人科と血管内治療グループと連携して

治療に当たっています。

(実は入院中の処置に関しては

産婦人科はお手伝い程度なのですが、、、)

血管内治療グループのページ

 

通常の予定UAEは子宮筋腫と診断されて

症状がある患者さんがまず対象となります。

また子宮の摘出や、筋腫のみを摘出する

ような外科的治療を望まない方にも行う

ことがあります。

 

閉経前であること、妊娠していないこと、

子宮筋腫以外に感染症や悪性の病気が

ないことなどがこの治療を行う条件となります。

 

どのような原理で治療につながるか

というと、子宮筋腫を栄養している血管を

詰めてしまえば壊死して筋腫が小さくなり、

出血を減らせる!というのが簡単な

考え方です。

 

正常子宮筋層はUAE後に卵巣動脈や

膣動脈、他の骨盤内の動脈の細い枝

からの血液で24 時間以内に血流が回復し、

壊死しません。それに対して、子宮筋腫

には子宮動脈(ごく稀に卵巣動脈)の枝

だけが入り、UAE後に周囲臓器の動脈の

細い枝からの血液が入ることはなく、

血流が回復しないので、子宮筋腫は

壊死して、その後再発しないはずなんです。

 

治療のゴールは、「閉経まで日常生活に

支障がない程度の症状にコントロール

すること」で、筋腫を全てなくすことが

目的ではありません。

 

子宮筋腫の治療の選択肢としてUAEが

あげられることは当院の素敵なところです(^^)

他院からも、UAE目的にご紹介いただく

ことがあります。

 

研修医の先生方には、UAEのお手伝いを

していただき、カテーテルの手技を間近で

見ていただくことにしており勉強になりますよ。

こうしてUAEのスペシャリストになって

いただき、産科出血等の緊急事態に

血管内治療チームに助けていただいて

いるのです (^^)/

 

今回は、当院の自慢をさせていただきました。

(チームさんば)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆徳田安春先生のカンファ

今年度3回目のカンファ!

今回は県の企画でお越しいただきます。

 

平成30年10月30日(火)

午前10時~12時

 

院外からの参加を歓迎します。

希望される方はこちらにご連絡ください!

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産科だけじゃないんです!

2018.09.13
カテゴリー: 周産期センター

こんにちは。ご無沙汰しております。

チームさんばです。

 

今年の夏は猛暑、猛暑、猛暑、、、

挙句の果てに台風被害と北海道地震と

日本は大丈夫なんでしょうか、、、

と心配になりますが、こちらは母子とともに

元気な赤ちゃんを産んでいただき

将来の日本を盛り立ててもらえるよう

日々過ごしております。

 

ところで産婦人科医はどちらかというと

産科のイメージが強いと思いますし、

私たち周産期センターは産科メインの

仕事をさせてもらっています。

 

でもそうじゃないんです。

ゆりかごから墓場まで、女性であれば

どの年齢の方も診させていただいて

います。

 

先日こんな患者様が救急転院

されてきました。

 

90歳台 PS3 要介護4の女性

在宅診療中、3日前より発熱あり

抗生剤内服あり

2日後食欲不振でクリニックにて

検査したところWBC19800/μl 

CRP 16.8mg/dl

明らかな感染所見ありCTにて

以下の所見を認めました。

 

 

さて、これは何でしょうか?

 

かなり大きな骨盤内腫瘤が目に

つきますよね。

卵巣腫瘍か?

子宮腫瘍か?

感染症状を起こすのは?

胸水もあるから感染はこちらか?

など、気になりますね。

 

ここで、帯下が茶褐色であったことに

目を付けます。(寝たきりでおむつ

介助されていると尿か便か帯下か

よくわからなくて異常に気付き

にくいのですが)

 

とにかく婦人科疾患だろうと翌日

当科転院搬送。外来にて経腟的に

約500mlの排膿があり腫瘤消失。

(外来中異臭が立ち込めて皆様には

ご迷惑をおかけすることとなりました)

 

抗生剤の投与は継続しましたが、

あっという間に良くなって2日後には

WBC6600μl、CRP5.43mg/dlと

データも改善。5日目には元気に

自宅退院となりました。

 

病名:子宮留膿症

 

ADLの低下している女性にはそれなりの

頻度で起こる疾患なので、在宅医療の

分野でも知っていていただきたい

疾患の一つです。

 

いろんな症例に出会えますよ(^^)の

宣伝を込めてご紹介しました。

(チームさんば)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆当院の内科専門医プログラム説明会

 平成30年9月21日 19時~

 平成30年9月27日 19時~

  当院 3階第一会議室

 

参加をご希望の方はこちらからご連絡ください

 ↓

 http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

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学会期間中は仕事はお休み?

2018.07.14
カテゴリー: 周産期センター

再びブログの更新が滞ってしまいましたが、

チームさんば日々奮闘しております。

 

6月はたくさんの患者さんの入院と

退院があり、そんな中でたくさんの

輸血にお世話になる方がいて、

輸血部の方たちに

「もしもし、産婦人科ですが、、、」

と言うと

「いつもお疲れ様です」

と労われてしまったり。

 

また、その中で学会発表があり、

1年4か月働いてくれた後期研修の先生が

異動でいなくなってしまったり、、、

あっという間に日々が過ぎて行って

しまいました。

 

日々の忙しさに忙殺されそうになりますが、

若者たちは寝る間を惜しんで親睦会を

行って日々のストレスを発散したり

慰めあったりしながら頑張ってくれて

います。

 

今回は学会発表についてお伝えしようと

思います。

 

私たち周産期センター病院のスタッフは

日本産科婦人科学会、周産期新生児学会、

人類遺伝学会に所属しており

それに付随する学会で年に数回発表を

します。周産期センターは、劇的な症例が

多いので症例報告は事欠きませんが、

日々の臨床の中での研究は難しく

(言い訳です(^^;))、データベースを作って

集めた症例で何らかの解析ができないか

演題登録前にはいつも頭を悩ませています。

 

しかしそこまではスタッフの仕事で、

いざ発表となると後期研修の先生方の

出番です。筆頭演者として度胸を付けて

いただくとともに学会ポイントを稼いで

いただきます。

 

6月の学会は関東連合産科婦人科学会。

今年は都市センターホテルで行われました。

7月は日本周産期・新生児医学会が

東京国際フォーラムで開催されて

頑張って発表してきました。

 

自分たちへのご褒美を考えつつの

参加です。(^^) 学会参加は自分たちの

発表だけでなくいろいろな興味深い発表を

見ることで最新の医療を取り込んでいく

ことができます。

 

発表がなくても積極的に参加できるように

大きな学会開催期間は当院の後期研修の

先生たちはお仕事お休みで勉強です。

 

あっという間に梅雨が終わったかと思うと、

記録的大雨に西日本や北海道が襲われて、

またまた猛暑と言われていて、なんだか

日本全国自然の猛威に打ちのめされそうに

なっておりますが、皆様体調崩さぬよう。

チームさんばでした。

(チームさんば)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆いよいよ明日開催です。

 茨城県合同ブースで

 お待ちしています

 

レジナビフェア2018東京 

~臨床研修プログラム~

 

2018年7月15日 

東京ビックサイト

 

毎年この時期に開催される

医学生向けのイベントですが、

当院も茨城県合同ブースで参加します。

 
研修医もブースでお待ちしています!
知りたいことを何でも質問してください!

 

詳細はこちら

https://www.residentnavi.com/rnfair/ts180715

 

 

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周産期カンファ

2018.05.31
カテゴリー: 周産期センター

気を抜くとブログの更新が滞ってしまい(–;)

5月も最終日になってしまいました。

 

皆様5月病になることなく

お過ごしでしょうか?

チームさんばです。

 

今回は、時々勉強もしてますよ!

の体でカンファレンスの一幕を

ご紹介しようと思います。

 

私たち周産期センターはご存知のように

お隣の県立こども病院との連携で成り

立っています。

 

早産児はもちろん、胎児異常の分娩も

扱うので出生後の児の状態が気になります。

そのため分娩直後に児の状況を確認に行き、

1週間後の週間カンファレンスでその後の

状況を教えていただいています。

 

しかし、さらにその後の退院に向けての

経過までは日々の診療中には追って

いくことが難しいのが現状です。

 

そのため、約3か月おきにこども病院の

会議室で周産期カンファレンスを開催し、

症例を10数例取り上げて報告をしあう

のです。

 

 

実は他院からの紹介症例が極めて多く、

送り元の病院の先生方も患者様の予後に

ついて興味を持っていただいていますので、

公開カンファレンスになっています。

 

胎児期のエコーでの診断を産科側から

発表し、分娩後の状態を新生児科から

報告していただく、という形式を

とっております。

 

その症例の一般論も発表しているので

非常に勉強になります。

 

音頭を取っていただいているのは

こども病院の先生なので、近隣の

先生方への連絡はお任せしてしまって

いるのが現状ですが(^^;)

 

興味のある方はご連絡いただければ

次回開催時期をお伝えしますので、

ぜひ、参加してください!

(チームさんば)

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◆第18回水戸医学生セミナー 

~内科と救急のエッセンスを体験しよう~

 

平成30年7月28日(金) 29日(土) 

2日間で開催します。

 

多発外傷患者が搬送されて来た時、

初めに何をしますか?

 

もし多数傷病者が発生する多重事故や

災害が発生した時、あなたが最初に

するべきことは何ですか?

 

大学では教えてくれない現場での対応を、

この「究極の体験型セミナー」で

身に付けてください!

 

現在参加者受付中です。

すでに 残り5名 となりました!

詳細はこちらから

http://www.mito-saisei.jp/index.html

 

◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

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周産期センターのワークライフバランス

2018.04.12
カテゴリー: 周産期センター

新年度になりました。

別れと出会いの季節ですが、皆様はどんな

新年度を迎えていますでしょうか?

チームさんばです。

 

3月いっぱいで異動になってしまう先生が

居て寂しい思いをしていたのですが、

我がチームも後期研修1年目の先生が来て、

4月からフレッシュな風を吹かせてくれて

います。忙しいけど、やりがいのある場所!

と思ってもらえる職場にしようとスタッフ

一同、日々頑張っております。

 

周産期センターのスタッフ

 

そこで、今年度からワークライフバランスを

考慮した勤務体制に挑戦中です。

 

かつての医者は、当たり前のように

日中外来に手術に働いたのち、当直業務を

行って、それから翌日の外来手術と行って

やっと帰宅する、という34時間勤務を

こなし、一晩寝たらまた通常の日勤業務に

つく働き方をしていました。

 

この当直帯にお産がなければよいのですが、

たいていお産は夜と決まっていて(–;)

分娩2件、帝王切開1件、そこに婦人科の

緊急が1件、なんて一睡もできないことも

あるわけです。

 

労働基準法???って時代だったので、

不幸自慢したらきりがないほど武勇伝を

持っている先生はたくさんいらっしゃい

ます。聞きたければ見学に来た時にでも

聞いてみてください。今の研修医の先生も

忙しいですが、半端ないですよ。

 

でも近年、厚生労働省の指導も厳しくなり、

今どきはこうでなきゃ!と当直明けの勤務を

フリーにすることにしたのです。

 

休みがあることで体力的な不安が少なく

なり、勤務中の集中力が上がり、平日

休める!という特別感にモチベーションも

上がります。

 

人数が少ないとこの勤務は難しいのですが、

チームさんばスタッフ8人(うち2人は

後期研修医)体制なので、どうにか

できそうな予感がしています。

(本来当直免除になる年齢の先生にも泊って

いただいて、ようやく、、、、ですが(^^;))

 

新年度、さらにいいチームになります

ように! 

チーム(チームさんば)

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◆いよいよ明日です!

 山中克郎先生の講演会

 

ドクターGにも出演されたことのある

諏訪中央病院総合内科の山中先生が

初めて当院にお越しになります。

 

ベッドサイドと研修医向けの講演を予定

しています。院外からの参加も歓迎します!

 

平成30年4月13日(金)14時~

参加を希望される方はこちらにご連絡ください!

http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html 

 

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