臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
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小児の脱水と臨床徴候・・・・第26回鑑別診断道場より
第26回鑑別診断道場の特別講演からです。
鈴木先生から小児の脱水に関する話題も
ありましたのでシェアします。
いきなりですが、あなたに質問です。
小児の脱水の評価に一番良いのは何でしょう?
↓
↓
答えは「体重」です。
軽度~中等度の脱水は、体重の3%~9%の喪失
重度の脱水は、体重の9%を超える喪失
とされています。
具体的に考えてみると、
例えば体重12㎏の小児
(だいたい2、3歳ごろ)なら
3%の喪失は360g
6%の喪失は720g
9%の喪失は1080g
となります。
普段の体重を親に聞いて、もし500g減っていたら
中等度の脱水ということになります。
大人の感覚だと500gくらいは何てことないと
思ってしまいますが、要注意ですね。
臨床徴候は以下のようにまとめていただきました。
(編集長)
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