臨床研修ブログ
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心臓の聴診その3 山中克郎先生のレクチャーから
2019.04.27
カテゴリー: カンファレンス 内科
さて、今回は僧帽弁閉鎖不全症(MR)の
聴診についてです。
MRの雑音は、「心尖部を最強点とする
汎収縮期雑音で左腋窩に放散」と
表現されます。
ASの駆出性収縮期雑音と並んで
聴診器を当てれば、
「何かへんだぞ?」
と分かります。
医学生や研修医のあなたには、
前回紹介したAR雑音は聞き逃しても
仕方ないと思いますが、ASとMRは
聞き逃してほしくありません。
汎収縮期雑音がどんなものかを
山中先生はこんな方法を教えて
くれました。
①自分で聴診器を耳にかけて、
②膜型を手のひらに当てて握ります。
③その手首を指でなぞってください。
これがMRの汎収縮期雑音です。
さらに聴診器の位置を心尖部から
左腋窩に少しづつずらして聞いて
みましょう。
もし、背中でも聞こえたら、
その雑音は間違いなくMRです。
(編集長)
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◆松永先生の感染症カンファ
今年度で11年目となる伝統(?)の
感染症カンファです。年5回開催のうち
今年度第1回目が下記日程で開催されます。
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院外からの参加を歓迎します!
参加を希望される方はこちらにご連絡ください!
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http://www.mito-saisei.jp/resident/contact.html
◆病院見学や、ご質問・お問い合わせは
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