臨床研修ブログ

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【本年度3回目】田口先生の”皮膚科レジデントレクチャー”

2023.12.16
カテゴリー: 初期研修

水戸協同病院皮膚科部長、筑波大学臨床教授の田口先生による、皮膚科レクチャーが12月初めに開催されました。

 

 

毎回ためになるので、当院の研修医からの評価も非常に高く、出席率も高い!レクチャーです。8月の帯状疱疹、9月の薬疹に続いて、今回は外用薬の基本について教えていただきました。

 

今回もレクチャーの中から少しシェアします。

 

まず、皮膚疾患のカテゴリ別頻度をザックリいうと、約1/2がアレルギー、つまり蕁麻疹、アトピー、かぶれ、薬疹に該当するそうです。となると、治療に用いられる外用薬はステロイドということになります。

 

そのステロイドの使い方のポイントは

・「顔首」「陰部」は弱く!
・ 足底・手掌は最強で
・ その方は、その中間で

 

具体的な処方例は下のようになります。

 

そして、ステロイド外用薬を使う上での、注意すべき3つのポイントは、

① 湿疹を疑ったらステロイド外用薬の使用はOK

② 1か月で良くならなかったら一度立ち止まる

③ 4つの「カ」を思い出す

   4つの「カ」とは → カポジ水痘様発疹症、疥癬、カビ、Carinoma in situ

 

あなたもステロイド外用薬を使えるようになりましょう♪

(編集長)

軟膏の塗り方も実践♪

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水戸済生会総合病院の臨床研修は

総合診断能力を有するスペシャリスト

を目指します

 

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