
臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
入院患者さんの問診のコツ その2
病棟で問診する際のコツの続きです。
3.場所に配慮する
個室に入院している場合は問題ないかもしれませんが、大部屋の場合は周囲の患者さんに全部話を聞かれてしまいます。病気のことは誰でも聞かれたくないものですから、動ける患者さんの場合は、病棟内のICするスペースなどに場所を変えて話を聞くと良いでしょう。
また、場所を代えるということは患者さんが「ちゃんと先生と話が出来た」と認識してくれるきっかけになります。特に女性の研修医は看護師さんと勘違いされていて、十分話をしたはずなのに、「まだ先生が来てくれていません」なんて言われることが残念ながら時々あります。こんな時は場所を代えて、改めて自己紹介して話をすると上手くいきます。
ただし、患者さんと二人きりになる環境は可能な限り避けた方が良いでしょう。たとえ相手が若い女性やこどもでなくとも、昨今のニュースにもあるように、患者さんと二人きりになると身の潔白を証明できないこともありえることは覚えておく必要があります。かといって、全ての患者さんにできる訳ではないのも実際ですが・・・。
4.雰囲気や態度で共感的理解を示す
入院してくる患者さんは、いろいろ不安を抱えています。不安に思っていることを全部話せて、しっかりと話を聞いてもらった(=共感的理解)という安心感はとても大事です。
ここで重要なのは、共感的理解というのは、言葉よりも、むしろ言葉以外の態度が大きく影響する、ということです。具体的に言えば、患者さんから話を聞くときは、患者さんと視線を合わせて、少し前かがみの姿勢で話を聞く、ベッドサイドなら、サッとしゃがんで患者さんと目線の高さを合わせて話をする、などです。
こういった態度が自然にできると患者さんにも家族にも、そして看護師さんなどのスタッフにも好印象を持ってもらえます。ぜひやってみて下さい。
(編集長)
PICC挿入の一コマ
仲のいい?先輩と後輩
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓
入院患者さんの問診のコツ その1
初期研修が始まったばかりですが、水戸済生会では早速患者さんを担当して、問診やオーダー、カルテ記載など、担当医としての仕事をやってもらっています。
と言っても、まだまだ担当患者さんのことを全然把握できない・・・・、そう思っているあなたは心配いりません。最初からできる人はいませんから、焦らずにやっていきましょう。
さて、病棟では担当患者さんのところに行って話を聞きます。病歴、既往歴、生活歴などを改めて聞き出すことは基本です。さらに高齢者の場合は、ADLはもちろん、家族の状況や介護保険の有無、現在利用している介護サービスを把握しましょう。
本来は家族からも話を聞きたいところですが、コロナの影響で病棟に家族が立ち入ることが制限されており、家族からの情報収集はなかなか困難かもしれません。でもERなどで機会を逃さずに家族からもいろいろ聞き出しましょう。
そうは言っても、患者さんと何となく話しにくい、うまく聞き出せないなんてことがありますよね。家族だとなおさらかもしれません。患者さんや家族から話を聞きだすには、どんなことに注意したら良いでしょう?ここでは病棟での問診のコツを紹介します。
1.挨拶と自己紹介
病棟に入院してきた患者さんのところへ行ったら、まずは挨拶です。「こんにちは。入院中に□□先生と一緒に担当します研修医の○○です。」
この時に患者さんの名前を確認を忘れないように。編集長も話していたら、じつは全然別の患者さんだった、という経験があります。特に慣れていない時ほど注意しましょう。
また、もし家族がいれば家族にも挨拶すると同時に、患者さんとの関係を聞いておきます。「失礼ですが、ご関係は?」と言えばOKです。
これも編集長の経験談ですが、明らかに奥さんと思われる女性が入院に付き添ってきたので、「奥さまですね。今回の入院では・・・」などと話し始めたら、、奥さんは亡くなっていて、年の近い妹さんが一緒に来ていたなんてこともあります。
家族のことは後で聞こうと思っても、何となく聞きにくくなるので、最初の時点で聞き出しておくのがコツです。家族がいない時は、患者さんに誰に電話など連絡をとるのが良いのか確認しておきましょう
2.患者さんの状態を尋ねる
病棟には、基本的に具合の悪い患者さんが入院してきます。そこで、いろいろ問診する前に「今のお加減はいかがですか?」「少し話を伺ってもいいですか?」と患者さんを労わる一言から始めましょう。
もちろん検査入院などでは体調も悪くない場合もありますが、外来受診から入院までの間に状態の変化がないかを、最初に聞きましょう。その後で「今日はどうしましたか?」など、患者さんが自由に話せるような質問から始めて、最初の数分間だけでも、こちらから言葉を挟まずに聞くことに徹してください。
(編集長)
採血練習の一コマ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓
研修を充実させる魔法のフレーズ・・・なべおたま
今日から4月ですね。水戸済生会では週明けの4月3日に入職者の辞令交付式があり、午後から病棟デビューとなります。いよいよ初期研修が始まります。
今回は研修を充実したものにするための魔法のフレーズを紹介します。
それは「なべおたま」です。
先日のオリエンテーションでも紹介したのですが、だいぶ前にスーバー指導医として有名な福井大学の林寛之先生が言っていた記事を読んで、それ以降は初期研修医のオリエンテーションで紹介しています。
な:「なるほど」
べ:「勉強になります」
お:「おっしゃる通りです」
た:「確かに」
ま:「またご指導よろしくお願いします」
研修中に指導医との会話で使う言葉のことですが、別に指導医に媚びを売るという意味ではありません。林先生は「あいづち上手は、教えられ上手」と言っています。その真意は、「研修は指導医から与えられるものではない。待っていても、チャンスは来ない。意味のある良い研修をするためには、指導医とのコミュニケーションが重要」ということです。
当然、コミュニケーションは一方通行ではないですよね。「なべおたま」は、指導医を上手くのせていくツールと考えてみてください。研修医であるあなたの側から指導医をうまくを操って、いろいろやらせてもらいましょう。
(編集長)
朝回診の一コマ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓
オリエンテーションとOJT
水戸では桜が満開で、病院の周りの桜もとてもきれいです。場所によってはそろそろ散り始めるところも出てきました。
当院では、新J1のオリエンテーションとOJTが始まっています。もちろん正式な入職前なのにオリエンテーションをするのかと、いろいろご批判を受けるのは重々承知しており、今回で最後にしようという流れになっています。ですが、「これから頑張るぞ!」とテンションを上げてきている新J1には、そのままの勢いで病棟デビューを果たしてもらいたい・・・、そんな考えで今年もやることにしました。
内容としては各部署からのオリエンテーションと、合間に先輩からのOJT(On the job training)です。OJTでは、新J2から電子カルテの使い方や、採血のやり方、ERや病棟での指示や点滴の出し方などを教わります。
そして週明けの月曜日は病院の入職式があって、午後から病棟デビューとなります。最初は看護師さんから話しかけられただけでも、かなりビビるはずですが、少しでも早く慣れるよう頑張ってください♪
(編集長)
新J2からの採血指導の一コマ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓
ほうれんそうのおひたし
あなたが病棟の患者さんで困ったことがあったので、指導医に相談するため連絡してみました。指導医は忙しかったらしく、あまり話も聞かずに「ハイハイ、それでいいよ」とだけ。ところが夕方のカンファの時にこの時の対応について話したところ「なんで相談しないんだ?」と怒られてしまったことはありませんか?
これから新人が入ってくると、あなたにとっては当たり前の対応も、新人にとっては初めてのことでどうしていいか分かりません。1年前のあなた自身を思い出してみればわかることと言え、ついこの指導医のような対応をしてしまうかもしれません。
こんな時に思い出してほしいのが「ほうれんそうのおひたし」です。
「ほうれんそう」は、ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)のことで、あなたも聞いたことがあると思います。
「おひたし」とは
お:怒らない
ひ:否定しない
た:(必要があれば)助ける
し:指示する
つまり安心して報告、連絡、相談できるように、あなたが現場の雰囲気を作ることが必要です。
新人研修医からの連絡を「そんな(つまらない)こと・・・」とか、「いま忙しいのに・・・」という感じで、たとえ言葉に出さなくとも、そんな雰囲気を敏感に感じ取って話しにくくなります。そのうちにどんどん情報が来るのが遅くなり、「なんでこんなことになるまで連絡くれないの!」と、あなたも、そして患者さんも不幸になってしまいます。
これは病棟やERの看護婦さんたちも同じです。普段から報告、連絡、相談をしても大丈夫な先生だと思ってもらえるように気をつけてみて下さい。
(編集長)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓
修了成果会と修了証授与式が行われました
早いもので、あと1週間もすると新年度になります。当院のJ2らも4月からの新しい職場への異動の準備で忙しくなっていますが、先週に修了成果会、そして今週は研修修了証の授与式が行われました。
修了成果会では、J2全員からのスピーチと指導医からのねぎらいの言葉、そしてJ1からの記念品贈呈がありました。修了証授与式では院長からJ2のそれぞれに修了証が手渡されました。
この学年は仲が良くて、まとまりがとても良く、安心して仕事を任せられる人ばかりでした。さらに同じ学年で2名の産休がいるという当院初の学年でもありました(当院ではこの学年の2名を含めて5名の研修医が産休をとっています)が、皆でカバーしながら無事に全員で修了式を迎えました。
水戸済生会での初期研修を修了したのですから、これから遭遇するどんな状況にも対応できるはずです。4月からの新たな場所でも間違いなく活躍してくれるでしょう。新たな環境で、緊張感と責任感をもって頑張ってほしいと思います。健闘を心から祈っています。
(編集長)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓
ブース訪問ありがとうございました! レジナビ@東京ビックサイト
3月19日に東京ビックサイトで開催されたレジナビフェアに、当院も久しぶりにリアルで参加しました。
コロナ前のレジナビと言えば、参加する医学生が1500名を超える大規模イベントでした。昨年も開催されましたが、参加数がだいぶ少なかったそうです。今年もマスク解禁後といえそれほど多くの参加はないだろうと思っていましたが、実際は900名を超える参加者だったそうで、編集長の予想よりもだいぶ多い数でした。参加者の約6割が4年生(新5年生)で情報収集の機会として利用されているようでした。
さて、当院のブースではJ1の研修医3名とNao先生と編集長で対応しました。ほぼ切れ目なく訪問いただき、50名を超える方に足を運んでいただきどうも有難うございました!当院の売りである産婦人科、小児科、そして救急科に関心のある方が多かったのはもちろんですが、それ以外の科に興味がある人も多く来ていただきました。
当院はレジナビオンラインにも参加していますが、リアルだと質問していただけて、それに対して細かいところまで詳しく説明して、医学生側も我々も納得感が得られるという、リアルの良さを改めて認識しました。また、このブログの読者や当院のインスタのフォロワーと言う方もいて編集長的には大満足でした♪
レジナビで色々な病院の情報を手にいれたら、次にすることは病院見学です。このブログでは何度も触れていますが、興味がある病院には絶対に見学に行くべきですし、その中で気になった病院には複数回行ってみることをお勧めします。
春休み中の病院見学も多少の空きがありますし、5月の連休あたりの見学申し込みも、既にいただいていますので、ぜひ下記のリンクから早めにお申し込み下さい。お待ちしています♪
(編集長)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓
国試合格おめでとうございます!
3月16日に医師国家試験の合格発表があり、当院マッチング10名全員が合格でした♪
おめでとうございます!!
今までの努力が報われて、ホッとしていると思います。ホントに良かったですね。我々指導医も、そしてJ2の先輩たちも、良いスタートを切れるように全力でサポートしていきますので、4月からの研修を頑張っていきましょう!
喜びもひとしおかと思いますが、合格したあなたは、これから医学生ではなく、医師として患者さんの前に立つことになります。医学部を目指した時に考えたことだと思いますが、臨床に出る前のこの時期に、自分がなすべきことは何か、自分に与えられた役割は何なのかを、是非もう一度考えてみてください。
残り僅かの休みですが、ケガや事故、そして体調に十分気を付けてお過ごしください。
(編集長)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆春休みは病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆レジナビでお会いしましょう!
3月19日に東京ビックサイトで開催されるレジナビに当院も参加します。
当日は研修医と編集長らがブースであなたをお待ちしています♪
病院見学の時間が取れないあなた、どの病院にいくべきか決めかねているあなた。
ぜひブースにお越しください!
↓
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓
【参加御礼】茨城県臨床研修病院合同説明会 on web
3月11日に茨城県臨床研修病院合同説明会がWebで開催されました。
新型コロナの影響で2年前からWebでの開催となっている県主催のイベントです。事前申し込み制で、各病院との個別面談形式で行われました。1人あたり10分で、入れ替え時間が5分でしたから1時間に4名のペース。当院の枠には昨年同様に15名もご参加いただき、最後の方が終わったのは17時でした。多数の方にご参加いただき有難うございました。
10分という短い時間でしたが、参加者の皆さんは事前に質問事項を準備してくれていて、短時間といえ知りたいところをある程度はお伝え出来たのではないかと思っています。
今回はJ1の藤森先生と海老原先生が参加してくれましたが、もうすぐ2年目になる研修医からの実感のこもった回答に、参加者も頷きながら聞き入っていました。
と言っても、後からもうちょっと聞いてみたいことが出てくるはずです。編集長は病院見学を推奨しているものの、諸事情で足を運べないあなたには、Zoomで個別病院説明会も準備しています。基本的に研修医が対応するので、ちょっとした疑問も気にせず、時間に余裕をもって質問できます。ぜひご利用ください。
Zoomでの個別病院説明会をご希望の方は、下記リンクから氏名などの他に希望日や知りたい診療科、さらに「その他ご希望」の欄に「Zoomでの説明希望」と入力して送信して下さい。日程を調整してご連絡いたします。
(編集長)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆春休みは病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆レジナビでお会いしましょう!
3月19日に東京ビックサイトで開催されるレジナビに当院も参加します。
当日は研修医と編集長らがブースであなたをお待ちしています♪
病院見学の時間が取れないあなた、どの病院にいくべきか決めかねているあなた。
ぜひブースにお越しください!
↓
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓
今日は3月11日
今日は3月11日です。東日本大震災から12年経ちます。
あの日、あなたはまだ小学生とか中学生だった頃でしょうか?編集長は外勤先の茨城県庁9階の職員診療所にいました。急いで病院に戻り、それから1週間はほとんど家に帰らず院内にいたことを覚えています。
そしてこれから紹介する記事は2016年5月からこのブログを始めてから、毎年この時期に載せているものです。編集長としては、単にあの時のことが思い出されるだけでなく、これから研修を始めるあなたに、そして現在初期研修中のあなたに、是非とも読んでもらいたいからです。
この記事を書いてくれた白ひげ救急医は弘前大学の出身で、医師としてのデビューが東日本大震災という強烈な場面で、その後の医師人生に大きな影響を受けました。まだ医師でもない、何もできない立場だったとは言え、病院スタッフよりも一生懸命動き回ってくれていたのをよく覚えています。
そんな白ひげ救急医は、長い闘病生活の末に天国に旅立ちました。ずっと死と隣り合わせでしたが、そんな様子は見せずに救急医としてドクターヘリやドクターカーに乗って活躍したり、後輩の研修医たちを鼓舞し、先頭に立って指導してくれていました。
白ひげ救急医と一緒に仕事をしたことのある後輩も少なくなりましたが、水戸済生会にはそんな先輩がいたことは覚えておいて欲しいと思います。
(編集長)
**************
白ひげ救急医です.
皆さんは「あの日」何をしていましたか?
僕はその頃,まだ法律的には医学部6年生.卒業は間違いないけど,国家試験の結果は出ておらず宙ぶらりんの状態.大学のある弘前から,妻と一緒に水戸に移動して来たのはあの日の前日.半日かけて車で東北道を南下し, 水戸市内のホテルに一泊.
そしてあの日.
朝から空っぽの新居に,引っ越し業者の手によって,意外に多い量の段ボール箱を搬入してもらい,僕と妻は少し遅い昼食をとりに外出.まだ見慣れない水戸の町並みの中,全国どこでも同じデザインのコンビニの駐車場に車を入れた瞬間・・・
2011年3月11日午後2時46分
当然,新居にはまだライフラインが通っておらず,怯える妻を連れて,自然と水戸済生会病院に足が向かっていました.
学生時代から何度も病院見学をしていたので,僕の顔を覚えてくれている先生方から声をかけていただきました.妻に安全な場所を提供していただき,僕はお借りしたスクラブに袖を通し,できる範囲のお手伝いをさせていただきました.
とは言え,法律的にはただの医学生.混乱する院内で事務的な作業,搬送のお手伝い,医療資器材の運搬など,はっきり言ってこの時の事はあまり覚えていません.何もできませんでした.
おそらく,医師の資格を持っていたとしても,ほとんど役に立たなかったと思います.“何もできなかった” “何も覚えていない”ということを強烈に覚えています.
これが僕の医師人生の,そして救命医としての始まりでした.その後,それぞれの早さで時間が流れ,救命医として勤務する中で,3月11日になると毎年「あの日」のことを思い出します.何の因果かわかりませんが,3月11日に当直を担当する事が多く,今年もまた当直に入ります.あの時何もできなかった自分と今日の自分を最大限客観視しながら,節目の日の当直を迎えます.
災害はいつ起こるかわかりません.その時医師として何ができるか.今のうちに考えてみませんか?
(白ひげ救急医)
当時の慌ただしいERの一コマ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆春休みは病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
↓
https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆レジナビでお会いしましょう!
3月19日に東京ビックサイトで開催されるレジナビに当院も参加します。
当日は研修医と編集長らがブースであなたをお待ちしています♪
病院見学の時間が取れないあなた、どの病院にいくべきか決めかねているあなた。
ぜひブースにお越しください!
↓
◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
↓