
臨床研修ブログ
水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。
どうして家族がそう判断するのか?を理解するヒント
あなたも患者さんが亡くなりそうな場面に何度か遭遇したことがあると思います。ご家族に病状を説明して、いよいよ最後の時はどのように対応するかという話もします。その時のご家族の反応はどうだったでしょう?
最後まで積極的な治療を望む家族もいれば、意外にあっさりしていたり、「苦しまないようにお願いします」と言われたり、話をするまでどんな反応があるか、なかなか予想できないと思いませんか?
我々は疾患のことを理解しているので、その後の経過をある程度予測できるし、こんな感じで対応するのがイイかなとイメージしながらご家族に話をします。ところが、ご家族の反応は我々の予想通りにはいかないことがほとんどです。
でも、どうしてご家族がそう判断するのかを理解するヒントを得る方法があるのですが、あなたはご存じですか?
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それは家族歴に隠されています。
入院時などに家族歴を聞く時に、患者さんのご家族の中で既に亡くなっている方がいれば、その方の話を詳しく聞き出してみてください。
編集長の経験で言えば、例えば脳梗塞が原因で寝たきりで、療養病院を何度も転院した経験がある方がいたご家族は、その苦労を思い出して、積極的な治療を希望しないことが多い印象があります。
逆に、大動脈解離や心筋梗塞などで急にご家族を亡くされた方は、何もしてあげられなかったということをずっと悔やまれて、最後まで積極的な治療を希望されたご家族が多かったように思います。
また、ご家族がみな健在で家族が亡くなる経験がない場合は、時間をかけて丁寧にお亡くなりになるまのでプロセスを説明する必要が出てきます。
家族歴は鑑別疾患を考える時の重要な情報源だけでなく、ご家族の考えや選択を理解する大きなヒントが隠れていることがあります。冒頭のようにセンシティブな話をする時に役立ちますので、あなたもこういう視点で家族歴を聞き出してみてください。
(編集長)
指導医の質問に答えられずに
固まっている二人
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水戸済生会総合病院の臨床研修は
総合診断能力を有するスペシャリスト
を目指します
◆春休みは病院見学に来ませんか?
当院の研修医がどんなふうに仕事しているのか?どんな生活を送っているのか?あなたの目で確かめてみてください!
病院見学をご希望の方は、下のフォームからご連絡ください。
なお、病院見学がむずかしい時は、Zoomで個別説明会を行っていますので、下のフォームに「Zoom希望」と記入してご連絡ください。
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https://recruit-mito-saisei.jp/entry
◆レジナビでお会いしましょう!
3月19日に東京ビックサイトで開催されるレジナビに当院も参加します。
当日は研修医と編集長らがブースであなたをお待ちしています♪
病院見学の時間が取れないあなた、どの病院にいくべきか決めかねているあなた。
ぜひブースにお越しください!
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◆専門研修ブログもご覧ください!
当院には基幹型内科専門研修プログラムがありますが、その強みは消化器内科、循環器内科、腎臓内科の診療体制です。あなたも最短で内科専門医、そして施設を異動することなくサブスペシャルティ専門医と関連する各種の資格を取得できます。そんな内科専門研修プログラムを紹介するブログもぜひご覧ください。
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病院見学のススメ
3月になりました。コロナも落ち着いてきて、世間では卒業旅行など、春休みはすごくにぎわっているようです。国試の発表まで、まだ時間があるあなたは残りの時間を有効に使って下さいね。
そして4年生や5年生のあなたは、春休み中の病院見学をいろいろ計画しているところかと思います。もちろん、せっかくの春休みですから遊びにも行って欲しいですが、春休みが終わるとあっという間にマッチング面接の時期になってしまいます。まだ時間があると思わないで、少しずつでも情報収集を始めるのが良いと思います。
時間や予算の制約があるかもしれませんが、自分の研修先(=就職先)を決めるのですから、それなりの時間と労力を費やすことは必要だと思います。そこで、このブログでは何度も取り上げていますが、研修先を決める時のコツを紹介します。
①気になる病院には、可能な限り病院見学に行くべきです。
レジナビなどのリアルイベントも再開されていて、当院も3月19日に東京ビックサイトで開催されるレジナビフェアに参加予定です。このようなイベントは、情報収集を効率的にできる点でぜひ利用すべきと思います。が、それで安心しないで、気になる病院や候補の病院には可能な限り病院見学に行ってください。実際に病院見学に行ってみると、それぞれの病院によって想像以上に雰囲気が違うことに気づくはずです。行けない時には、Web病院説明会で質問コーナーや個別面談のようなコーナーを設けているものが増えているので、積極的に利用して研修医たちの雰囲気をつかむのが良いと思います。
②病院見学に行った際のポイントは・・・、
指導医クラスの話は、半分程度に聞いておけばOKです。なぜかと言えば、基本的にイイことしか言わないからです(編集長も自覚があります・・・)。
必ず研修医たちに直接話を聞きましょう。そしてあなたの知りたいことを質問してみましょう。研修医も1年前には同じように悩んでいた訳ですから、たとえあなたがつまらない質問かもと思っても、そのような質問こそ聞いておくべきです。一番参考になる答えが返ってくるはずです。
そして研修医たちの元気の良さや看護師さんや技師さんたちの雰囲気にも注目してみて下さい。研修医を育ててくれるのは指導医だけではありませんからね。
③できるだけ複数回行きましょう。
気になっている病院には2回、3回と見学に行くことをおススメしています。なぜかと言えば、どうしても初めてのところは緊張するし、余裕がないので周りを見ているようで見えていません。2回目になると余裕ができて、おなじ病院見学でも見える風景が違うはずです。
加えて1回目にあった研修医が、2回目にはものすごく頼りになる研修医に見えるはず。春休みなら、1年間仕事をして後輩を迎え入れる直前なのでかなり仕事ができるようになっている時期です。そんな研修医の姿を見ると、あなたの研修のイメージも描きやすくなるはずです。
④当院に病院見学に来ていただいた方からは
・研修医の先生が担当してくれて質問しやすかった。
・昼食の時に研修医の先生とお話する時間が確保されていて、聞きたいことを全部聞くことができ、とても参考になった。
・研修医の先生方が当たり前のように現場に溶け込んでいて、手技もこなしていて、自分もこんなにできるようになれるのか、という驚きと期待感が強く印象に残りました。
・廊下ですれ違う看護師さんたちが、普通にあいさつしてくれて雰囲気の良さを感じました。
などのコメントをいただいています。
連日のように春休みの病院見学の申し込みをいただいています。あなたもお早めに下のリンクからお申し込みください!
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(編集長)
PICC挿入(研修医の大事なお仕事)
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済生会学会2023 in 横浜
済生会は全国に病院や福祉施設がたくさんありますが、臨床研修病院だけでも34病院あります。そんな済生会では年に1回、総裁である秋篠宮殿下も出席して、済生会学会が開催されます。コロナの影響で2020年に新潟で開催されたのが最後でしたが2月11日、12日に横浜で3年ぶりに開催され、我々も参加してきました。
この済生会学会にあわせて、全国の済生会病院で初期研修をしている1年目の研修医を対象とした合同セミナーが開催されます。済生会全体となると初期研修医1年目だけで約250名にのぼります。当院からもJ1の10名が参加しました。
済生会は現在の初期研修制度が始まった当初から精力的に指導医講習会など開催して研修医教育に力を入れてきました。またほとんどの病院で医学部の学生実習を受け入れています。合同セミナーでは、初期研修1年目がもうすぐ終わり後輩たちを迎えることや、医学生の実習に関わる立場になることから、「教わる側から教える側へ」というテーマでグループディスカッションを行いました。
6,7名ずつのグループに分かれて各病院の実情や工夫をお互いに話したことで、同じ済生会グループの病院であっても各病院の状況が異なっており、いろいろ考えるきっかけになったと思います。
(編集長)
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レジナビにご参加ありがとうございました!
2月21日に”レジナビFairオンライン2023 東日本”に当院も参加しました。編集長が予想していたよりも多数の方にご参加いただき驚きました。どうも有難うございました!
ご承知の通り、研修病院探しではレジナビは完全に定番となっています。20分という短い時間ですが、司会がいて上手に進行してく
れるので、沈黙の時間がなく、我々としてもやりやすいですね。
いつも通り前半は病院説明、後半は研修医も加わっての質疑応答でした。今回はJ1の海老原先生とJ2の竹内先生が質疑応答に対応してくれました。
今回の病院説明は編集長が担当だったのですが、直前までカテをやっていたので、ネクタイ姿で登場のはずがスクラブのままで、メガネも忘れての参加でした。実はかなり焦っていたのですが、後半の質疑応答では、2人の先生がうまく回答してくれて助かりました。
このブログでは何度も触れていますが、興味がある病院には絶対に見学に行くべきですし、その中で気になった病院には複数回行ってみることをお勧めします。
3月も目前で、当院でも病院見学の申し込みが増えてきていますので、ぜひ下記のリンクから早めにお申し込み下さい。お待ちしています♪
(編集長)
じつは焦っている編集長・・・
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2年ぶり♪ 舩越先生のZoomレクチャー
先月のことになりますが、東京ベイ浦安市川医療センター救急集中治療科(救急外来部門)部長の舩越拓先生にZoomでレクチャーを行っていただきました。
ちなみに舩越先生は救急領域では名が知られた存在の先生で、多くの監訳や著書があり、レジデントノートなどの雑誌の企画も行っています。編集長とはIVRつながりで、兄弟子、弟弟子という関係です。コロナ前はリアルで、コロナ後はZoomでレクチャーをお願いしていましたが、大変お忙しい先生なので気づいたら前回から2年も経っていました。
今回の内容は「マイナーエマージェンシーの苦手意識を克服しよう」ということで、ERで遭遇するけど、その場限りの対応で終わらせてしまっていることの多い鼻出血を取り上げていただきました。しかも、鼻出血だけで1時間という濃い内容で、一緒に聞いていた編集長は非常に面白かったですね。
忙しい合間でスライドを300枚以上作ってくれたそうで、鼻出血以外のシリーズもあるそうです。今年は2~3か月おきに開催していただけるハズなので、次回以降も楽しみです。
(編集長)
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◆”レジナビFairオンライン2023 東日本”に参加します!
2月1日から開催されているレジナビFairに当院も参加します。
研修医も参加するので、どしどしご質問ください♪
当院は 2月21日(火)18:30からです。
レジナビのサイトからお申し込みが必要ですので、
下記リンクからお申し込みください。
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合格祈願2023
医師国家試験も、いよいよ今週末となりました。
3年前からのコロナ流行で、大学での実習も大きく影響を受けましたが、そのような中であなたは幾多の試験を乗り越えて、コツコツと勉強を続けてきた訳ですから、必ずや合格できます。
先日は当院の内定者向けにZoomで激励会を開催しました。勉強の邪魔をしないように、ごく短い時間でしたが、先輩となるJ1から激励のアドバイスがありました。少しでも役に立ってもらえたと思います。
もちろん試験では何が起こるか分かりませんので、あと少し、最後まで気を抜かずに頑張ってください!
あなたも合格を手にして、春から臨床の現場で一緒に人のために役立つ仕事をしましょう!当院スタッフ一同、あなたの合格を心よりお祈り申し上げます。
(編集長)
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基本的臨床能力評価試験2023
毎年この時期になると基本的臨床能力評価試験(GM-ITE)というものがあります。日本医療教育プログラム推進機構(JAMEP)というNPOが行っている研修医向けのテストです。
研修医の客観的な臨床能力の実力を知ることができ、研修指導や臨床研修プログラムの評価・改善にも使えるというのがウリです。はじめのうちは受験する病院は少なかったのですが、近年では多くの病院で受験するようになっているようです。
編集長も経験がありますが、初期研修中はホントに自分は実力がついているのか?と不安になることがあります。自分の実力を知る方法としては、他の研修病院に行った同期の研修医と会話する時くらいで「奴はスゲーな!」とか、「自分は結構できてるかも」と勝手に判断するくらいしかありませんでした。でも、このテストを受ければ自分の実力が全国でどのあたりなのかが分かるので、とても良い機会だと思っています。
毎年当院のマッチング研修医には受けてもらっていますが、先日全員の試験が終わりました。昨年からCBT方式になったので、一応研修医室の自分の机で受験してもらいますが、他施設に研修に行っていたり、当直などで受験できなかった研修医は各自で受験となりました。
さて、試験の内容ですが、基本的臨床能力と言っても幅広い分野から出題され、総合診療をやっている病院には有利かもしれません。さらに英文の問題が去年より増えたようで、早く終わる人はおらず、全員が試験時間が終わるまで取り組んでいました。そうは言っても、臨床で経験したことをこまめに振り返っておけば、そこそこできる問題と思います。
例年当院の成績は偏差値50を超えていますが、今年の結果はどうでしょうか。楽しみです♪
(編集長)
テスト中の一コマ
(決してあきらめている訳ではありません)
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国家試験までの過ごし方
J1の新潟県産もやし先生が、国試前のあなたにアドバイスをくれました。
もやし先生は新潟大学からのローテで、昨年4月から当院で研修していましたが、今月末で新潟にもどります。いろいろ経験値を増やしたので、新潟でも活躍してくれるはずです。そんなもやし先生からのアドバイスをぜひご覧ください!
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受験生のみなさんへ。国試まで一ヶ月を切り、不安と焦りでいっぱいになっているかもしれません。
国試を受けてまだ一年たってない私から、昨年の経験を踏まえ少しでもアドバイスできればと思い、この記事を記載しました。参考程度に読んでいただければと思います。
① あれもこれも手を出さない
各予備校から様々な直前講座が開設され、まわりの友達がやっていると、自分もやらなければいけないのかという気持ちになりますが、惑わされてはいけません。自分がこれまでやってきた勉強を繰り返す方が良いです。自分の場合は回数別5年分を解き直したり、まとめノートを見返したりしていました。直前講座ひとつもやらなくても合格すると思いますが、お守り的な感じで一つくらいは受けてもいいかもしれません。以下にそれぞれの特徴を簡単にまとめます(主観的です)
・究極マップ:広く浅く、抜けがないかの確認ができる
・直前アシスト:要点を絞っているが、近年的中している問題もある。
・サマライズ、ラスメ:量が多くて大変ですが、メックユーザーにはいいかもしれません。
② 最後の模試で落ち込まない
テコ4を受験した方は、おそらく偏差値が下がって、もしかしたら落ち込んでいるかもしれませんが気にしなくていいです。今年のテコ4は難易度が高かったようですし、国試前、最後の模試ということで、受験生が気合を入れて受験するので平均点が上がり、自分の偏差値が下がるのは当然です。結果は気にせず、間違えた問題だけを復習し、そのまま国試に出ればいいなーくらいの感覚がいいと思います。
③ 国試前日にやることを決めておく
国試前日は緊張で勉強に集中できませんし、あれもこれもやりたいと思ってしまいますが、ホテルまでの移動などを考えると自分のやろうと思っていたことはほとんどできません。この時期から予めやることを考えておき、それだけをやるようにしましょう。私は、公衆衛生の復習とコクタマの確認だけやりました。コクタマは近年ぜんぜん的中していませんが、多くの受験生が登録しているので、一応目を通しておくといいと思います。ちなみに国試前日の夜はなかなか眠れないそうです。(私は寝れましたが)一睡もせずに国試に臨み合格してる人もいるので、寝れなくても大丈夫です。あと検温検査を不安に思う人もいると思いますが想像以上にざるシステムなので心配しなくていいです。
国試に合格し、四月から水戸済生会病院で働いている自分の姿を想像し、気分をあげて日々過ごしてください。みなさんが合格できるよう心より願っております。
(新潟県産もやし)
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新年明けましておめでとうございます。
ブログ読者のみなさま
新年明けましておめでとうございます。本年もこのブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。
この数年はサボっていましたが、以前は新年最初のブログでキャリアなどの将来計画に関する話題を何度か紹介していました。今年は久しぶりにこれに関連する話題を紹介してみようと思います。
あなたは「キャリアのVSOP論」というのを聞いたことがあるでしょうか?年代ごとに求められるスキルのことだそうです。
20代はVitality(バイタリティ)
積極的にいろいろなことに取り組んで視野を拡げることで、自分の得意な分野や方向性を掴む年代
30代はSpecialty(スペシャリティ)
自分の得意分野を深堀りしていく時期。つまり、「自分はこの分野で勝負する」という方向性を決める年代。
40代はOriginality(オリジナリティ)
専門性を持ったとしても、周囲との差別化はできません。自分にしかできない仕事を意識して追及する年代。
50代はPersonality(パーソナリティ)
「役職が高い」と言うことではなく、周囲の人から「信頼されている人」なのかどうかで、自分の価値が決まる「人間力」で勝負する年代。
ちなみにこのVSOP論は1978年に脇田保と言う方の本に書かれたのが最初のようです。編集長はネットで見つけたので、原著はもちろん読んだことはありませんが、ネット上ではVがVariety(バラエティ:多様性)と書かれている記事が多くあります。でも、原著では「Vitality」と書かれているらしく、時代とともに少し変わっているようですね。さらに60代はPhilosophy(フィロソフィー:哲学)と書き加えられているものも見つけました。
由来はどうでもいいですが、研修医から医師として独り立ちしていく過程で、20代は失敗しながら一生懸命にいろいろなことに挑戦してみる、30代は自分の得意な専門性を高めていく、40代は専門領域の中で自分にしかできないことを探っていく、というのは、既にもうちょっと上の年代に達した編集長からするとすごく腑に落ちるところです。あなたの周りでカッコよく活躍している先生も、最初からできたわけではないのです。
将来のことは普段は忙しくて考えることを後回しにしがちです。せっかくの年の初めですから、短い時間でもVSOPを意識しながら将来のことを考えてみてはいかがでしょうか?
あなたにとって2022年が飛躍の1年になるよう一緒に頑張って行きましょう!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(編集長)
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年末のご挨拶
早いもので、大みそかになりました。あなたはいかがお過ごしでしょうか。
振り返ってみると、今年もコロナに振り回された1年でした。当初のようにECMOを回すような重症症例はほぼいなくなりましたが、院内のあちこちでコロナ陽性患者が現れて、その対応に追われていました。波が過ぎ去ったと思うとすぐに次の波が来て、という感じであっという間に1年が過ぎたというのが実感です。
そんな状況でも、当院の研修医らは発熱外来、ER、コロナ病棟、そしてワクチン接種と様々な場面で頑張ってくれました。また、このブログにも多くの研修医が記事を書いてくれました。どうも有難うございました。
さて、年が明ければ、6年生のあなたは国試に向けてラストスパートになります。今まで幾多の試験を乗り越えてきたので、真面目に取り組めば問題ないはずです。体調管理に十分に注意を払って頑張ってください!
そして、このブログもあなたにとって価値ある情報をお届けできるよう努力して参ります。引き続きよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
(編集長)
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