臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

ちょっと想像してみて下さい・・・

2018.12.22
カテゴリー: 水戸医学生セミナー

研修医になってもうすぐ10か月目です。

あと数か月すれば、新しい研修医も

入ってきます。

 

たまに指導医に注意されることはあり

ますが、仕事の段取りもスムーズに

できるようになりました。ER当直も、

最初のころのようには緊張しなくなり、

ちょっとだけ自信も出てきた時期です。

 

医学生のあなたも、来年の今頃は

きっとこんな状況になっているはずです。

 

でも、ちょっと想像してみてください。

 

もし、あなたがER当直をしている時に

多発外傷患者が搬送されて来たら・・・。

しかも3人同時に搬送されて来たら・・・。

 

何から手を付けたらよいのか、

最初に何をすべきなのか、

あなたは準備が出来ていますか?

 

あなたが研修医となって当直をする

ようになると、考えている以上に

外傷患者が来ます。

 

多くは軽傷かもしれません。

でも、交通事故など重傷多発外傷も

搬送されてきます。

 

自分はどうしたら良いのか?

看護師さんたちは、どう動いて

もらったら良いのか?

 

こんな時に役に立つのがJATECです。

JATECはJapan Advanced Trauma

Evaluation and Careのことで

外傷患者への初期対応を定めた、

言ってみればACLSの外傷版です。

 

JATECを知っていれば、当直中に

重傷多発外傷患者が搬送されて来ても、

慌てることなく初期評価・初期対応が

出来ます。もちろん看護師さんにも

うまく仕事をお願いすることが出来ます。

少なくとも外科医や上級医が来てくれる

までの場をつなぐことができます。

 

ところがJATECを受講しようと思っても、

定員が少なく開催も限られており、

何より受講料が少々高いので、あなたが

受講するにはハードルが高すぎます。

 

でも安心してください。JATECのエッセンスを

当院で学ぶことが出来ます。

 

10年前から年2回のペースで開催している

水戸医学生セミナーでは、第1回目から

このJATECのエッセンスを講習に取り

入れています。

 

座学だけでなく、2日目に行われる

メディカルラリーで実践してみることで、

確実に理解が深まります。

 

正式なコースではありませんが、外傷の

初期対応について基本を知っているだけで、

落ち着いて行動できるようになります。

あなたが研修医として働き始めてから、

役立つことを実感できるでしょう。

 

そんなJATECのエッセンスを学べる

水戸医学生セミナーの募集がもうすぐ

始まります。特典もあるので、

見逃さないようにご注意ください。

(編集長)

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◆冬休みは病院見学のチャンスです!

 

どうやって研修病院を決めたらいいのか

分からない・・・。

 

それには病院見学をするのが一番です。

さらに直接研修医から話を聞くのがベストです。

実際に見学に行くと、想像以上に雰囲気が

違うことに気づくでしょう。

 

ぜひ冬休みを利用して、当院へ見学に

お越しください。あなたの目でリアルな

研修生活をのぞいてみて下さい。

 

病院見学や、その他のご質問・お問い合わせは

こちらからご連絡ください。

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